カウントダウン27: 椅子があっても立ち飲み

あと27日。

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35人の常連の団体さん! public’S’peaceには御殿場から清水さん、PAX Coworking初期にインターンしてくれた大槻さんとママ友さん。元農大生カップル、PAX Coworkingメンバーの久保さんご夫妻、スタッフ麻里絵ちゃんと今年チリ・アタカマ砂漠の250kmレースに出る拓真くん。

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勢いありすぎな夜でした(笑)! 夢見ているみたいです。中垣内さん率いる35人のみなさんははっちゃけていました。でも団体で閉じることなく、他のお客さんの追パクを拍手で盛り上げたり。パクチーハウスで準備している食事も飲み物もほとんどなくなりました。

スタッフ麻里絵ちゃん、この日はシフトには入っていませんが、中垣内さんのグループに会いに来パク。チリ・アタカマ砂漠の250kmレースに今秋出る拓真くんを連れてきてくれました。砂漠談義をしたかったのですが、3分ぐらいしかしゃべれず。翌日のサハラマラソンのオーバーナイトステージ練習会で走りながら話すことにしました。

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public’S’peaceも大盛況。昨年6月にここで出会った清水さんがまた御殿場から来てくれました。そこに、PAX Coworkingを作って間もない頃にインターンとして来てくれ手伝ってくれた大槻さんが小学校のPTAで一緒だったという2人と来パク。大槻さんはインターンの企画として「Coworking Business News」という動画ニュース番組を作ってくれました。仙川の”cococi” coworkingや調布のCO-BAを運営している非営利型株式会社Polarisのメンバーです。清水さんが小学校の先生なので、PTAと教師がパクチーハウスで出会いました。

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PAX Coworkingの久保夫妻が遅めの時間にご来パク。「8時半ぐらいから空いてくることが多いので」ということでいつも9時ごろ来てくれるのですが、この日は空くことはありませんでした。

元農大生の村木さん・川上くんも同じ頃、ご来パク。混んでいて入れなかったので、下の牛タン料理専門店「べこたん」で待機しつつ何度か覗いてくれていたみたいです。「べこたん」もこの日でたしか1周年でしたね。おめでとうございます。

途中から、誰と誰が同じグループなのか、もともと知り合いなのか、全く分からないような状態になりました。椅子がある人も立ち飲みしてました。3月1日からは予約席を激減させて立ち飲みスペースが大幅に拡大しますが、毎晩こんな状態になるだろうなと思います。

カウントダウン28: 瞬時にして形成されるコミュニティ

あと28日。

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立ち飲みスペースに友人が溢れ、どんどんつながった。常連田ちゃん、前橋シャルソン藤澤くん、永瀬3姉妹とブライアン、ご近所啓子ちゃん、ボウサリング早川さんなど。名古屋から初来パクの中国の方に「人生で最高の日だった」と言われた。嬉しい。

IMG_1539業前、近所のRungtaで行われている「TRIBAL TRAVEL」という展示会の帰りに、ネパールを歩いている大久保さんが立ち寄ってくれました。店長うっしぃがトークイベントで会った方。僕は初対面。自分の脚で見て廻る旅人と話すのはやっぱり楽しいです。訪問国数だけが自慢の人もいるけれど、有名な観光地を訪れるのではなく、自分なりの視点で世界を見て、それをいかに社会に還元できるかで、旅人の価値は決まると思います。ほんの数分の立ち話で、どれだけワクワクするか。

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営業開始してすぐに、常連の田ちゃん。また、東京に再び出てきて8カ月と9日が経った前橋シャルソンの藤澤陽くんがご来パク。パクチータイム遅れて彼らとカンパクできなかったのが残念。まぁ、またすぐに会いましょう。

山上さんのグループや犬バカ女子会というかなり長いことパクチーハウスを利用してくれている方々がこの日も楽しんでくれました。

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その後、永瀬3姉妹とブライアンが来てくれました。次女やすこさんがPAX Coworkingにドロップインしたのが知り合ったきっかけ。ブライアンとの新婚旅行に第1回ウルトラシャルソンを選んでくれ、その後色々な機会に一緒に遊んでいます。長女さんと会ったのは3年ぐらい前? 三女は初めてでした。

僕の自宅の近所の友達けいこちゃんも来てくれました。けいこちゃんとはパクチーハウスで「男のビジネス折り紙」を開催してくれたうらんちゃんのご紹介で知り合いました。ご自宅のガーデニングが素晴らしく、パクチーも栽培してくれています。やはりうらんちゃんのお友達という今給黎さんと。

また、ボウサリングの早川さんもスタジオアムリタの阿部さんと来パク。さらに、途中から立ち飲みスペースに合流した関口カヨちゃん、 渡邊キヨちゃんも含めて盛り上がっていました。各グループ完全に融合していましたね。

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名古屋や深圳から、中国人の若い人4人組も来てくれました。中学生の時に地元のテレビでパクチーハウスのことを知り、日本に行ったらぜひ訪ねたいと思っていたそうです。毎晩やっている僕のスピーチに感激してくれ、サインしてくれと言われました。うち一人に「人生で最高の日でした」と言われました。大袈裟だとは思いますが、心の底から楽しんでくれたのだなと嬉しく思います。

先日スウェーデンから来パクしたバトラも、Facebookのレビューに“Outstanding community. A more welcoming place to strangers”と書いてくれましたが、初めての人も含めて一体感ができることがパクチーハウスの面白さなんだろうなと思います。そのために絶対に必要なのは全員で乾杯をすることだし、そこにいる人全員が協力してくれることで成り立っています。

約束もしてない人の集団が「コミュニティ」であると感じられること。店舗を手放しさまざまな場所で活動しようと僕は思っています。世界中の至るところで、瞬時にして「コミュニティ」が形成される雰囲気づくりこそが僕のチャレンジで、会社名にもしている「旅と平和」の真髄なんだと思います。

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カウントダウン29: パクティシエ

あと29日。

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ご近所というかPAX Coworkingのメンバーや関係者がご来パク。村田みっちゃんお母さん、ジェリコ、前田さん。一方で小沢さんは大阪からわざわざ会いに来てくれました!

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開店直後、村田みっちゃんのお母さんが旅友達とご来パク。すでに80カ国訪れている女性だとか! 先の予定も3カ国ぐらい決まっているそうです。

最初の1時間ちょっと、のんびりした雰囲気でしたが、19時半前からご来パクおよび注文ラッシュ。なんとカンパクは1時間ずれて上海時間のパクチータイムにギリギリ間に合った形になりました。

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大阪から小沢さんがご来パク! 出張その他で東京に来た時に、これまで何度も寄ってくれました。また、僕が神戸大学で講義をした後にいつも開催している飲み会に来てくださったことも。小沢さんみたいに「たまに会う人」とその時に交わす言葉が、定まった場所を持たなくても人と人との関係は続いていくと思わせてくれるんですよね。

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PAX Coworkingメンバーのジェリコが同業の藤沢さんを連れて。そして、その後、久しぶりに前田さんも。どちらも専門性の高い仕事をしつつ新たな分野にチャレンジ。いつもとても忙しそうですが笑顔の絶えない方々。ほとばしるエネルギーという感じです。パクチーハウスもPAX Coworkingも、いい仲間に恵まれています!

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まかないおよび営業終了後のおやつに、パクティシエのふうちゃんがパクチーズケーキとレモンカードタルトを作ってくれました。パクチーの葉をスイーツに入れることはパクチーハウスを開こうとしている10年前は自分でも半信半疑ながらやってみて、思いの外合うので驚いたものですが、今ではそれが世の中的にも当たり前。スイーツに入れて冷やすと、後から追いかけてくるような形でパクチーの味と香りが来るのも面白いですね。

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すべての予約終了です!

パクチーハウス東京、3月10日の閉店の日までの予約席、すべて埋まりました

最終の通常営業日である3月9日の予約が本日始まり、すぐに埋まりました。皆さんありがとうございます。3月10日は僕の誕生日パーティをして、パーティ営業で店舗終了です。

なお、3月1日から9日までは立ち飲みスペースを大幅拡充(30名さま程度)いたしますので、ご予約の有無に関わらずご来パクください。週末・閉店間際はより混み合うと思いますのでその点はご了承ください。2月中も、立ち飲みスペースに10名さま程度入れます。

「ありえない」と言われたパクチー料理専門店に、こんなにたくさんの予約をいただけて嬉しいです。もう止めろという神の啓示かと思った東日本大震災後の5月に東北でのボランティアから帰った直後ぐらいから今日に至るまでの約7年、大雪や台風、直前の大量キャンセルを除いて89%以上の日は予約満席でした。

・ ・ ・

「3月11日以降、何するの?」という質問をよくされます。12月11日の店舗閉鎖宣言の時と変わっておらず、特にプランを決めないようにしています。毎日カウントダウンしながらブログに書いている通り、閉店作業に集中しております。

10年前だったら、店舗閉鎖という決断はなかったでしょう。でも、この10年で世の中は大きく変わりました。パクチーハウス東京がその移り変わりとともに活用して来たSNSの発展は、「店舗がなくても大丈夫」という自信を僕に与えてくれました。場所がなくても、意思があれば連絡が取れるし、一緒に仕事ができる時代です。

パクチーハウス東京のウェブ、Facebookページはそのまま残ります。店舗がなくてもパクチーハウスがなくならないことは、そこを見ていただければだんだんと分かってくるでしょう。

パクチーハウスの店舗営業は今日を含めてあと30日。もう予約席はないけれど、僕がもっとも大切にしてきた立ち飲みスタイルの交流スペース「public’S’peace」で限られた時間をお楽しみください。

何事も有限です。パクチーハウスに限らず。

パクチーハウス東京・店主
佐谷恭

無店舗展開について考えることをブログに綴っております
旅人と平和を創る社長のブログ

有料メルマガも配信しています
佐谷恭の『パクチー起業論』

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カウントダウン30: 「パクラク」志の八さん

あと30日。

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8日だから志の八さん! 常連の小林さん、ご近所の海鮮居酒屋「常笑家族」のご夫妻がご来パク。

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パクチーハウス東京の開店8年9カ月のちょうどその日に「パクラク」という落語会をやってくれた志の八さんがご来パク。昨秋真打に昇進されてそのお披露目会に厚かましくも出席させていただきましたが、その時のお土産が「八」に関わるものばかりで感激。やはりパクチーハウスに来るのも「8日」でした。この徹底ぶりはさすがだなと思いました。

ご紹介いただいた近所の堺さんは、奈良の cafe WAKAKUSA の中西さんと昔からのお知り合い。初めてお話をいただいたときに近所(毎日前を通るマッサージのお店)であることに加え、共通の知人がいると聞いて驚きました。ちなみに、中西さんは“交流する飲食店”を掲げてコミュニティづくりをしている僕に突然電話して来てくれたのが出会ったきっかけ。その後何度か奈良も訪問しています。お披露目会でご一緒した元医師さんもいつもありがとうございます!

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いつもたくさんの同僚を連れ、多くの人をパクチーに開眼させてくれる常連の小林さんがご夫妻で。また、近所の海鮮居酒屋「常笑家族」のご夫妻も。

昨日はシフトには入っていなかったので、到着が8時ごろとなり「常笑家族」のご夫妻にはご挨拶できませんでしたが、ありがとうございます。昨年末で「ずーとろ」が閉店した後、生牡蠣を食べる場所としていつも利用させていただいています。メドックマラソンとウルトラシャルソンを通じて、生牡蠣を定期的に食べないといけない体質になっていますので・・・(笑)。

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毎晩のカンパクに伴うスピーチ、感動した・閉店について納得したと言われることが増えて来ました。「パクチーハウスの経堂にある店舗を閉じる」ことで「パクチーハウスがなくなる」わけではなく、お客さん皆さんの家が「パクチーハウスになる」ということです。そのためにパクチー銀行からパクチーの種を積極的に融資し、家庭でパクチー料理が作れるように、レシピを整理して公開していきます。

 

カウントダウン31: 魚とパクチーと離島

あと31日。

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ご近所魚粋さんが、スタッフ&常連さんのパクチー会を開催。その他常連さん2組が大人数で盛り上がりまくり。public’S’peaceも、離島関連でつながった! 松子さんもお久しぶり!!!

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昨年5月にオープンした魚粋の橋本さんが、スタッフと常連の方をたくさん連れてご来パク。「魚粋パクチー会」だそうです。常連さんの中の一人浦崎さんは、地球を救うカレーライスの頃からパクチーハウスを使ってくれています。また、橋本さんのお子さんの同級生にPAX Coworkingのメンバー飯島さんのお子さんもいて、まさにご近所づきあいという感じです。

魚真出身の魚と日本酒が美味しい居酒屋で、ラストオーダーが12時なので、少し早く片付けが終わった日に駆け込みで何度も利用させていただいています。開店当初は「パクチー奴」も出していたそうで。魚とパクチーはとても合うので、また何かやってくれれば嬉しいです。店の前に日当たりがいいテラスがあるので、そこにパクチーを植えたらいいね、なんて話を一方的にさせていただきました! もちろん、冗談話でですよ!

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常連さん2組が、10人前後で予約してくれて、この日もガヤガヤ盛り上がっていました。20時すぎぐらいに public’S’peace2順目に、名古屋から藤本さんがご来パク。藤本さんは僕が名古屋のコワーキングスペースの見学に行った際、とあるスペースの店長だったことから知り合いました。その晩、パクチーづくしの「亜鹿猪〜珍」で宴会をする予定をしていたのでお誘い。他に地球を救うカレーライスのBija清川くん、MYCAFEの田中さんにも来ていただきました。藤本さんが中1の時に清川くんが生徒会長だったそうで、思わぬ出会いもありました。また、藤本さん、その後縁あってMYCAFEでも仕事をされていました。多治見シャルソンでアテンドしてくれたり、要所要所で助けてくれる友人です。

また、先週来てくれた国士舘の鈴木先生が再来パク。来年のどこかのタイミングで講義を、と改めて依頼していただきました。僕らの時よりももっと枠に捕らえられている今の大学生の価値観を再構築するお手伝いをぜひやりたいと思っています。

リトケイの松本さんも1カ月半ぶりに来パク。しばらくして丸テーブルが開いたので、藤本さん、鈴木さん、松本さんのグループが public’S’peaceから移動するタイミングで紹介しました。鈴木さんはタイの離島に調査のため居住していたこともあり、また、離島出身者の教え子もいるということで、松本さんのグループとも盛り上がっていました。

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淡路島でパクチーそうめん開発中の、ふくら手延べ製麺所の里村さんもお忙しい中お立ち寄りいただきました。東京ビッグサイトで「No paxi, no life」のタペストリー、目立ったでしょうか!!!

カウントダウン32: 世界最高のウエルカム

あと32日。

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カンパクの本場スウェーデンからのゲストを、お客さん全員でウエルカム。フジヤマンボ!の友ヨルダンと和玄、◯ちゃん、富士通の後輩で東銀座 bar cacoi の大場くん、twitterからのルーガ、メドックマラソンつながりの戸田さんなど、懐かしい顔が勢ぞろい。

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KANPAKU!!!

スウェーデンの乾杯の発生をもじって作ったカンパク。20年前に初めて聞いたときにそのノリの良さと場の盛り上がりに感激し、普及活動を始めました。当地ではPaxでなくBärsと言ってます。パクチーハウスを開いた時に、店に来るお客さんと一緒にこれをやっていこうと思い、少しアレンジをしました。

Paxは、パクチー(paxi)のスペルにも絡めていますが、ラテン語で「平和」という意味です。ビールを飲んで(楽しい時間を過ごして)旅して平和を作りましょう、という意味合いを込めて、このカンパクをよなよなやっております。この平和への流れは、パクチーハウス東京という場を作った理由でもあります。

スウェーデンから2人のゲストがご来パクしました。1人はBert-Ola Bergstrandさん。もう一人は同行者のMichael Sillionさん。Bert-Ola(バトラ)さんに僕が初めて会ったのは、2012年9月に南仏のFontiers Cabardèsにて。カルカソンヌから車で30分ぐらいの山奥でした。コワーキングの元になるJelly(多様な人が一箇所に集まって仕事すること)を世界中に普及させるための「JELLYWEEK Worldwide」の企画会議としての「JELLYWEEK SUMMER WORKCAMP」でした。まだまだ知名度がゼロに近かったコワーキングを日本で普及させるためのヒントを見つけようと、そして普及するか否かにに限らず、世界に通じるコワーキングスペースを作ろうと、このイベントに顔を出したのです。ドイツのAnni Roolfさんが主宰で、フランスのほかイタリア・スイス・ポーランド・ブラジルなどからの参加者がいました。そこでバトラに会ったのです。

僕はここで、コワーキングの可能性について確信しただけでなく、志を共にする多くの友人を得ました。各国で影響力のある人が集まっていたので、その後数年にわたり様々な場所でプレゼンテーションやワークショップに登壇する彼らが、東京または日本またはアジアの事例として、PAX Coworkingとその階下にあるパクチーハウス東京について紹介してくれたのです。Facebookで時折、全然知らない人たちから数十人単位でコンタクトが来ることがあります。そういう時はいつも、僕の活動が事例としてどこかで話されているのでした。それを聞いて実際に経堂まで足を運んでくれた人も多数います。いつもというわけではありませんが、パクチーハウスのお客さんの多様性は、こういうところに端を発していました。

バトラは今回、「World Shift Kyoto Forum 2018」のゲストスピーカーとして招聘され来日していました。数週間前に来日のことは聞いていたものの、東京に来る予定があるかどうかも分からずでした。前日になり、ようやく連絡が取れて当日に経堂へ誘ったところ、予定のうちの一つをPAX Coworkingでしてくれることになったのでした。パクチータイムの少し前、本人が目の前に現れた時はとても嬉しかったです。

バトラとマイケルがメガジョッキを片手に店の中央に座った時、お客さんに呼びかけました。前述の通り、カンパクの原点はスウェーデンにあります。彼らには何も言わずに、僕が簡単に彼らを紹介。カンパクの音頭を取るとお客さんとスタッフ全員が呼応して、かなり盛り上がりました。「世界最高のウエルカムだ!」と二人は喜んでくれたようです。めでたしめでたし。

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こんな素晴らしい夜のひとときを過ごすことができたのですが、この日は昼からミラクルづくしでした。いつもはあまり歩かない14時前後に商店街を歩いていると、声がかかりました。声の主は恭会メンバーの石山さん。同じ区内で事業を営んでいるけれど数年間会っていませんでした。たまたま信金でセミナーをしていたそうで、出てきたところで僕を見つけたそうです。空きスペースの活用でコワーキングや無店舗展開に何かというメッセージを最近もらっていたのですが、短い時間でも会って話すとアイデアが生まれますね。近々打ち合わせすることになりました。

その後、PAX Coworkingに戻り、たまたまパクチーハウス東京のFacebookページへのチェックインを見たら、15分ほど前に「店の前」にいたという書き込みでした。

生まれて初めて経堂のパクチーハウス(の前)に行ってきた。

社会人になりたての頃から知る人ぞ知るパクチーをいやと言うほど料理に使う伝説のお店「パクチーハウス」、、1回(お店の外観だけでも見に)来てみたいとは思っていたけど機会なく。でもその存在を無視できないお店、そんな感じでした。

何度となく友人からパクチーハウス列伝を耳にし、いつしか想像の中のパクチーハウスはログハウスみないなナチュラルな外観のお店なんだろなと勝手に思っていた、、

しかし、普通に商店街の飲み屋の二階とは!

しかも、10年続いたお店はこの3月で閉店すると、、、!!

閉まる前にこれて、なんてラッキーなんだろう!!!

パクチーが大の苦手で縁が無いとおもっていたが、、

もちろんお店には入らず(食べられる料理がないので)心の中で「お疲れ様でした」と、おじぎをして通り過ぎました。

「パクチーが大の苦手」で「縁が無い」というのに、こんな嬉しいメッセージはないと思いました。ぜひお話がしたいと思い「まだ近くにいるならお話ししましょう!」とコメントしました。そして、すぐにリプライがあり、8分9秒後には書き込み主の矢野さんが僕の目の前に現れました。

僕がサラリーマン生活とパクチーハウスを開いてからの「10年の節目」について話すと、彼もちょうど、10年間の勤め人を辞めてこれから新しい生き方を始めるまさに第一歩を踏み出すところにいました。こんな出会いもあるんだなと思いつつ、パクチーの種をプレゼントしました(笑)。

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パクチーハウスという「自分の店」を始める前は、「他人の店」その他でカンパクをしていました。ほかのお客さまの迷惑となりますのでと制止されたこともあります。若気の至りでした。すみません。少しでも「ほかのお客さま」に迷惑がかからないよう、周りの人たちに声をかけて「仲間」になってもらうこともよくありました。そんな僕の行動を支えてくれた友人たちの代表が「フジヤマンボ!」のグループです。

昨日はたまたま、その中でも主要メンバーの4人が、異なる友人たちを連れたりふらりと訪れてくれていました。富士通時代に社内メッセンジャーでアクシデント的に会ったヨルダンと、山形つながりの和玄、そして関東バラキン会の皆さんと年末から通いつめてくれている◯ちゃん、チェ・ゲバラのポスターを貼ってくれているとしえでした。

ヨルダンと一緒に来たのはその当時紹介した僕の富士通人事部時代の後輩でした。大場くんは僕の短い富士通生活の中で休みの日も共にした仲間です。入社当初から「バーを開く」と公言しており、僕は自分が飲食店を開くなんて思ってもみなかったので、よく分からんが面白いやつだなと思って仲良くしていました。東銀座の「bar cacoi」のオーナーバーテンダーです。大場くんがまた、COEDOビールの営業マン・青山さんを連れて来てくれました。

◯ちゃんがいたグループには、この間までパクチーに懐疑的だったのにだんだんハマりつつあるボブ山本さんと、五島の浜口水産(隣の豪徳寺に店舗あり)さんを連れて来てくれました。ボブさんの投稿を一部引用します:

そんな好きでも無いパクチーだけど、
パクチーハウスに来るのは楽しい。
美味しそうにパクチーを頬張る彼ら達の
恍惚とした表情を見るのも好きだ。
なによりもパクチー好きはクセがある楽しい人々が多く、
その人達と友達になれるのが楽しい。
パクチーは食べ物でもあり、
知り合いを作る道具でもあるんだなーと思った。

・ ・ ・

確かに固定店舗だと飲食店という提供スタイルも、
集う人もメニューも限界がある。
想像の範囲内でしかない
固定店舗を止めれば可能性は無限大!

嬉しい言葉の連続です。

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開店直後には、刺繍作家のお米ちゃんが来てくれました。今月末まで真鶴でイタリアンのお手伝いをしており、その後3ヶ月弱、刺繍の技術を学びに東欧へ旅立ちます。また、同じく開店直後に伊藤さんと娘の幼稚園のパパ友でもある渡邊さんもご来パクくださいました。

その伊藤さんとはまた別の伊藤さんも。なんども来てくれている方で、一緒に来た4人目がルーガさんでした! Twitterのときからずっと来てくれていましたが久しぶりだったので嬉しかったです。

メドックマラソンに一緒に行ったことのあるパクチー・ランニング・クラブの戸田さんもお友達をたくさん連れて来てくれました。バトラたちにも積極的に絡んでくれて、最後に写真を撮るときには複数のグループが一体となっていました。いやー愉快愉快。

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毎晩のスピーチに、色々な人が呼応してくれます。図書館関係者のグループの方々に色々質問してもらい、今井さんという方とお友達になりました。Facebookフレンドの数が、あと3人で・・・5000です。予定より1カ月早いです・・・。

カウントダウン33: 「ホーム」と言ってもいい温かみ

あと33日。

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富士通の人事関連部門の同期のみんな、フジヤマンボ!で知り合ったニムニム、ご近所から橋口さんとひろこさんなどご来パク。お昼には懐かしき、豚組さんを訪問しました。

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ちょうど20年前の4月、僕は富士通株式会社で社会人生活を始めました。「就職したくない」という気持ちをそのまま話したら、採用担当者は戸惑い、やがて面白がり、その年最も印象に残る内定者として僕を選んでくれました。配属に関しては、僕を面接した方々が一緒に働きたいと思ったのか、他所へは預けられないと思ったのかは不明ですが、人事系となりました。同期入社が14人、そのうちの半分が揃いました。

同期の半分は他社に転職、半分はそのままで、まもなく勤続20周年を迎えます。すごいですねー。僕は2年半を周期に、サラリーマン的生活を10年、そしてレストラン経営者を10年です(僕のリズム)。来年度はリフレッシュ休暇が取れるそうなので、ドイツ・ミュンヘンに赴任している同期のもとへ、オクトーバーフェストの時期に行こうじゃないかということになりました。実現させようね!

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隣の席にはフジヤマンボ!以来15年ほどの付き合いとなるニムニムが、昔の職場の同僚と来パクしてくれました。メンバー全て、その会社を離れているそうですが、2カ月に一度の食事会をずっと続けているそうです。いいチームですね。

リチャードさんというアメリカ出身の方、日本滞在歴は僕と同じ(1975来日)でしたが、「普通のレストランと全く違うから閉店は残念だけど楽しみにしてる」と言ってもらいました。名前の通り「ハウス」という感じ、「ホーム」と言ってもいい温かみがあると。雰囲気を作ってくれているのはお客さんなんですが。気軽に寛いでくださる皆さんに感謝です。

その「昔の職場」というのが、富士通の同期の転職先の関連会社だったので、紹介しました。共通の知人がいそうな雰囲気でした。

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ラストオーダーぐらいにご来パクいただいたのは、近所の洋食屋の名店「はしぐち亭」の橋口さんと、ひろこさん。一緒に飲みました。僕もメガジョッキ3杯で調子づいて、その後3人で魚粋さんで日本酒と魚を堪能。ご近所さんをつなぐことができてよかったです。

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女性3人の「ラン仲間」のグループもいらっしゃいました。サハラマラソン、北極の話なども少々していたら、神戸から来られたことが判明。神戸といっても西の方というので、「明石の近くのもりたんぼ」の話を出したら、もりたんぼのパクチーをよく買っているという話に。森田夫妻が有機農業を始める直前にパクチーハウスに来てくれ、そのまま僕と飲みに出かけたことや、第1回神戸シャルソンを開催してくれたことなどお話ししました。

スタッフの井野くんも考古学研究室の仲間とラグマン鍋。ライブドア・ニュース時代の吉川さんのオススメで来てくれた石川さんという方にもお声がけいただきました。

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この日の昼は、東京ミッドタウンのRio Brewingで新しい醸造場立ち上げのクラウドファンディングのために応援コメントを収録しに行ってきました。「せっかく六本木に来たから・・・」と思って、数年ぶりに「豚組 しゃぶ庵」へ。前日、すしさいしょさんが来てくれましたが、その翌日にちょうど税所さんと初めて会った場所に行けるなんてラッキーです。2009年末時点で、飲食店経営者でTwitterを「活用している」と知られていたのは税所さん、豚組の創業者・中村仁さんと僕の3人でした。3人を繋いでくれたのは、インフォテリアの創業社長・平野洋一郎さんでした。

カウントダウン34: あしたの経堂(今日どう?)

あと34日。

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立ち飲みスタイルの交流スペース「public’S’peace」に横井さん、プリンス、宮嶋さんがそれぞれ別々でほぼ同時到着。元スタッフの友香ちゃんは3世代で。そして、オケ練帰りの銀座・すしさいしょさんもご来パク!

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意外と静かな日曜日のスタート。最初に public’S’peace に来てくれたのが横井さん。経堂に店舗を開いて以来、商店街の理事を8年勤めたり、近所の店とコラボレーションイベントをしたり、いろいろやりました。そのうちの一つで、店舗経営者ではなく住人と店の関係を作るということで、数年前に月イチで「あしたの経堂(今日どう?)」という妄想ディスカッションをやっていました。横井さんはその時のメンバーです。久しぶりでした。ご結婚されて経堂を離れていますが、帰省のタイミングでお友達と寄ってくれました。

そこに経堂のプリンス登場。彼は「あしたの経堂(今日どう?)」の中心メンバーの一人でもありました。横井さんとも久しぶりの再会だったようです。この日が誕生日だったようで、お祝いしました。

プリンスを知る、スポーツ鬼ごっこで世界選手権にも出場した宮嶋さんも登場。僕の出身地・秦野で「ONIリーグ」が開催されていたそうで、その帰りに寄ってくれました。横井さんともつながり、総勢4人でプリンスお誕生日パーティに!なったかどうかはよく知りませんが、わいわい楽しんでくれました。

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元スタッフの友香ちゃんが、お子さん2人を連れて3世代でご来パク。実家が近所なので、ご両親とは農大通りですれ違うこともあります。地域おこし協力隊で石川に引っ越し、その後結婚して(結婚式をパクチーハウスでやってくれました!)、石川在住8年となったそうです。

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パクチーハウス東京から徒歩89歩のところに住む伊藤さんが、2軒隣にあるヤマタニ餃子の経営者の奥さまを連れて来てくださいました。伊藤さんは年1ラグマン鍋の常連さんです。

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ご家族で来られていた方が、僕の最初の本『ぱくぱく!パクチー』(情報センター出版局, 2008)を購入してくれました。中学生の女の子がパクチー好きだそうで、彼女宛にサインを書かせていただきました。

以前からTwitterをフォローしてくださっていると聞き、また、やり取りをしたこともありました。お正月にお雑煮にパクチーを入れるという話から出汁とパクチーについての話など。野生植物と食文化の研究をされているみたいですし、元々が旅人ということで、またいつかどこかでお話ができれば嬉しいなと思います。

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パクチータイムを過ぎて落ち着いた頃、怪しいニット帽をかぶった怪しい男が、気づくと店の真ん中に立っていました。帽子を取るとやっぱり!!!怪しい人でした(笑)。銀座の寿司さいしょさん。ちょうど8年前に、飲食店でTwitter発信をしている「珍しい店」同士として知り合いました。本人が書かれていますが、「パクチーなんて食べたいとも思わなかった」そうですが、それまでにない形で縁ができて、Twitterのアーリーアダプターの方々の前のめりのお誘いがあってパクチーハウスへ来てくれたそうです。そして、いろいろな食べ方をして感覚が変わったとのこと。料理のプロにそう思ってもらえて本当に嬉しいです。

その後、一緒にイベントをしたり、共通のお客さんを介してやり取りがあったり、お互いの店に行き来したり、ランニングという趣味が共通だったり(出会った頃は2人とも丸々としてましたねw)、そしてついには昨年7月、#すしパク コラボイベントをしました。日本パクチー狂会時代からずっと模索してきた #和食とパクチーの融合 を、銀座のお寿司屋さんで実行することができて本当に嬉しかったです。

さいしょさんは10周年記念パーティで、サプライズで鰹解体ショーをしてくれた方でもあります。

 

 

カウントダウン35: 相部屋とか相席とか

あと35日。

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伊豆大島ウルトラマラソンでたまたま同部屋になったメンバーがそろって来パク! 英ブラッドフォードへの留学時代の友も。そして遠くパリからもありがとう!!

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ぱくぱく!マラソンの第1回目として選んだコムラッズマラソンの出場資格を得るために、2014年3月に伊豆大島へ飛びました。伊豆大島ウルトラランニングに58kmのコースがあったからです。「パク(89)の前にゴーヤ(58)」というのが、それを選んだ理由です。

ちなみに、ぱくぱく!マラソンは、89にちなんだエクストリーム系ランニング大会に挑戦することでパクチーに対する関心を高める社会貢献活動(笑)です。その後、サハラ砂漠(モロッコ)とバイカル湖(ロシア)にも行き、この春は北緯89度へ行く予定です。

伊豆大島ウルトラランニングの大会事務局から宿のお知らせもいただきました。基本的に相部屋になるプランがあり、一人で行くと知らない人と一緒に宿泊することになります。バスで宿の最寄りの停留所で降りると、実行委員の方が案内してくれました。その道中に部屋割りを伝えられるのですが、たしか僕は、なぜか一人部屋でした。

一人だと面白くないしなー、別に走るために来たわけじゃないし。安い民宿の狭い部屋で一人で寝ててもしょうがないし。そう思って、近くにいた60代と思われる男性に「部屋替わりましょうか」と提案。3人部屋になりました。そこで会ったのが赤川さんと長谷川さん。全然知らない人なので、とりあえず挨拶はするものの、かなりぎこちない六畳間。当たり障りのない会話から始まりましたが、「とりあえず飲みますか」で打ち解けました。長谷川さんが風呂で橋本さんに声をかけ、4人グループとなりました。

適度に(たぶん過度ではなかったという意味)飲んで、翌朝もスタート地点まで一緒に行き、「終わったら飲みましょうね!!!」と言って別れました。ゴール後、4人で深夜まで飲みまくりました。印象深い夜でした。そして、1カ月後に3人で来パクしてくれました。その後、朝ラン&ビールの会で何度か会い、この日久しぶりにご来パクいただきました!!!

バンジージャンプとトライアスロンやろうよ、と提案されました。このメンバーで行くならやってみたいです。(バンジーは若干2名反対してましたがwww)

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イギリス・ブラッドフォード大学時代の友人の女性3人も来てくれました。3人ともすでに母になっていて時代の流れを感じます。14年も経てばそりゃそうか。

日本人の留学生は大半が大学生か、大学を卒業して大学院に来る人が多いので、卒業後5年ぐらいしてから留学した僕は、ちょっと先輩として扱われました。そして、他の学生に比べるとかなり旅をしているので、そういう点でも相談を受けたりしていました。

が、「英語はなんとなくできる」と中学の頃から思っていたのに、大学院の授業がほとんど理解できないことで相当なショックを受けていました。緯度の高さに由来する冬の夜の長さなどにもやられていました。というわけで、同じ日本人の彼らと日本語で会話する時間が精神安定上とても大切でした。

市場で見つけたウサギを「捌いて食べようよ」と提案したときも面白がってくれ、みんなで一品ずつ料理を食べたりもしました。専攻していた「平和学」と各国からの学生とのディスカッションはその後の糧になっていますが、それを支えてくれた友人たちでした。

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パリから帰国中のまどかさんもご来パク! 1年半ぐらい前、夫婦でご来パクいただいたときにたまたま僕が隣に座って飲んでおり、お話ししたのが知り合ったきっかけ。寿司職人をやるためにパリに移住するんですという話をしており、数ヶ月後に日本を離れました。

僕は毎年メドックマラソン(ボルドー郊外で行われるワインを飲みながら走るフルマラソン)でフランスへ行っているので、その際にパリで立ち寄ることを約束。昨年9月に再会することができました。次はきっとまたパリですね。

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トシくんまめじょが、山梨ぴたらファームの彩華さんを連れて来てくれました。ぴたらは元料理長の志田くんもしばらく滞在していたところ。パクチーハウスにもずっとぴたらのパンフレットが置いてあったので、時間ができたらぜひ訪ねたいと思います。

経堂に、夏はぴたらの野菜を使っている「ビストロ酒場 DANSHAQ」という店があると教えてもらいました。少し早めに終わったので(と言いながら2時まで飲んだw)、スタッフ連れて飲みに行ってきました。牡蠣とラム肉、カルパッチョ、ポルトガルワインをすっかり堪能しました。