カウントダウン21: お客さんの柔軟な発想で変化して来たパクチーハウス

あと21日。

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野田夫妻、弟、中学の同窓会で来パクの氷室さんなど。熱き土曜日の夜だった。

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public’S’peaceが5分でいっぱいになってしまいました。パクチータイムが後ろにずれ込む日も多いですが、21時ごろには落ち着いて来ます。最混雑時間を避けてご来パクいただくと、嬉しいです。

ラグマン鍋を予約してくれたのが野田夫妻。2013年チーズの会で出会い、その後各種イベントにも参加してくれている常連さんです。旦那さんが僕の古巣・富士通勤務という縁もあります。

パクチーハウス1周年の前夜祭での「見知らぬ他人と囲む鍋」の際にお披露目し、翌月12日に予約限定メニューとしてスタートしました。女性誌からの取材でオススメの鍋料理を教えて欲しいと言われ自宅で実験して作ったラグマン鍋を、その雑誌の発売日から店で提供を始めたのです。レシピも掲載しました。

パクチーハウスの経堂の店舗を閉じたあと、それぞれの自宅をパクチーハウスにしてくださいと毎晩のスピーチでお話ししていますが、「レシピを公開します」と言うと喜びかつ驚かれます。しかし実は、パクチーハウスの料理のほとんどは、いろいろな形で既にレシピを公開しているのがほとんどです。

paxiblack野田さんのグループの隣にいたのは「たぶんカフェ」のみなさん。多文化共生を考える、教員を中心としたお茶会グループです(普段は)。僕の弟が主催者の一人で、11月に僕の話を聞いてくれる会からのパクチーハウス宴会がありました。その第2回目でした。弟を野田夫妻に紹介する余裕はなかったのですが、野田さんが撮った写真が翌日送られて来て、「ちらっと写ってるの 御兄弟?」との指摘。弟がいたことを伝えたわけではないんですが、よく似ているようです。

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富士通同期の馬籠くんが今月初めに紹介してくれた氷室さんが、中学の同窓会でご来パク。パクチーハウスはエッジが効いているので、同窓会や部署の飲み会はとても少ないんですが、たまにそういう方がいて、爆発的なパワーを見せてくれます。職場でも同窓でも、部署や立場を超えたネットワークがある集団が、オンライン等でコミュニティをきちんと運営できていて、その中のチャットで盛り上がった結果生まれた会合が多いからだと思います。

娘のバレエのお友達のお母さんも来られていました。福田さん、ありがとうございました。

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あっという間に埋まったpublic’S’peaceに飛び込んでくれた入口さん。前回娘さんのパクチーデビューでしたが、今回はお友達と楽しんでくれました。甘いものをあまり好まない友達の誕生日祝いに「パクパクピッグパクポークビッグパクパクパクポーク」にろうそくをさしたいという提案をしてくれたのは何年前だったでしょうか。お客さんの柔軟な発想で、パクチーハウスはどんどん変化してきました。

 

カウントダウン22: 想像を絶する話をすぐに「やろう」とする人たち

あと22日。

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多拠点居住を実践する友人たち。不思議な求心力で、ついつい約束もなく同じ日に来パクしてしまう方々。

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歯のメンテナンスで通いの歯科へ行きました。もう10年近くお世話になっていますが、ここの院長と仲良くなったのは、7年ぐらい前に「パクチーハウス東京をご存知ですか?」と聞かれたことでした。僕は特に素性を明かしていませんでしたが、僕が不在時にパクチーハウスを訪れ、飾ってあった写真に僕に“似た人”を見つけたそうです。それで聞いてみたとおっしゃっていました。知ってるもなにも、僕のお店なんですよと。その後数回皆さんでご利用いただいていまし、不朽の名著(自分で言うよw)『ぱくぱく!パクチー』が待合室に置いてあります。。

終わったのが正午過ぎだったので、仙川沿いを走って通勤。途中で小出さんが営む「薪まきカフェ」を初訪問しました。小出さんも長年パクチーハウスをご利用してくださっているお客さんで、里山の保全活動などをされています。住宅街にある静かで暖かなカフェです。

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開店した途端に立ち飲みスペースが埋まりました。コワーキングの頃から親しい兼平さん、フジヤマンボ!の友KU、ウルトラシャルソンランナーの依岡さんがここでつながりました。

兼平さんは日本のコワーキング黎明期に出会ったジャッキー山川さんと「ZEN Coworking」の運営に携わっていた人。縁ある佐渡の話を数年に渡って聞いておりましたが、この度生活の半分を佐渡に移すことに決めたとおっしゃっていました。

僕の友人KUも山形とのデュアルライフを実践しています。1年前(正確には1年と1日前でした)に久しぶりに話そうということで相談を受けながら朝ビール。それから自分の事業を変革させつつ、家族との生活も面白くさせようとチャレンジが進行しています。

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薬局チェーンの同僚で6年ぐらい通いつめてくれている3人組がいます。今は勤務地や会社が別々になっていますが、いつも楽しそうに食事をしてくれています.5年ぐらい前に購入した「paxi UKIHASHI」をマイ箸として使ってくれたり、お互いの記念日にオリジナルパクチーグッズを作ったりして祝い合っていて、毎回ほっこりさせられます。

今回も1人の結婚祝いグッズをサプライズで作りたいということで、ロゴと[No paxi, no life]のフレーズラインを送ったのですが・・・サプライズされたのは僕でした。なんとオリジナルタオルをいただいてしまいました。閉店のお祝いと素敵な感謝状まで・・・。

食事をするだけでなく、ここでの時間を存分に楽しみつつその人の独自性を発揮してくれる・・・それがたくさん集まって「パクチーハウス」という店ができています。そこに記されていた「また絶対会いましょう」という約束を、この89日間で一つでも多く作りたいと思っています。それが閉店を選び「お客さんを消費しないように」と誓った意味であります。

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その3人組とパーティや各種企画で何度も会っているつっちーが、たまたまふらりと来パク。まるで約束していたかのようにそのまま合流して4人のグループになっていました。また、3週間前に「パクチーハウスを食べ尽くす」企画をつっちーがしてくれた時に店に居合わせたので紹介した陣内さんが、またこの日もたまたまいて・・・。パクチーハウスの黒ピンバッジを持っている人の求心力はどうなっちゃっているんだろうと思いました。

paxiblack3年前の僕の40歳記念の誕生日パーティで知り合った自転車創業の中島さんも昔の会社の仲間の方々とご来パク。初対面の際、色々話して意気投合し、まるでサッカーの試合の後のように最後にTシャツを交換したのが良い思い出です。

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PAX Coworkingの宮本さんが、登山友達の華ちゃんと立ち寄ってくれました。大学出たてでめちゃくちゃ若いのに、富士山日帰り登山やサハラマラソンに前のめりで反応してくれる前途有望な山ガールでした。想像を絶する話を聞いてすぐにやってみたいと思うことが、自分でも信じられないぐらいの成長を次々にしていく人の特徴です。僕はパクチーハウスでそんな人たちをたくさん見てきました。

その他、頻度はいろいろですが長いこと通ってくれている常連さんがたくさん声をかけてくれ、惜しいけど楽しみですねと。3月10日に、みんなパクチーの種を蒔いてくれそうです。

カウントダウン23: コミュニティは一度できたら無くならない

あと23日。

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オバマ大統領のお父さんがカンパクを求めて。「島原のRUN」の仲間や「世界一周写真展」のりえちゃん、みほちゃんら、「面白い会」のキクちゃん、ライブドア時代の石山くんも。そして森岡さんハッピーバースデー。

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久しぶりにカンパクの動画をFacebookページでシェアしたところ、オバマ大統領のお父さんがコメント。翌日に来てくれました。毎日スピーチをしています。だいたい3-4人の方が動画を撮ってくれていると思います。「公開」で投稿してくれるととても嬉しいんです。

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public’S’peaceに、PAX Coworkingのメンバーみっちゃんがお母さんとご来パク。キッチンにかかりっきりでほとんど喋れなかったー。「面白い会」のキクちゃんもすぐ横の席にいました。キクちゃんとも最後少し会話を交わしただけでした。

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新サハラの女王レナさんが、「島原のRUN」の伊藤さんや鹿田さんを連れてきてくれました。レナさん出身の島原で、3年前にサハラマラソン報告会をしました。そのときの会場が鹿田さんが運営に携わる「Music Studio cachecache(カシュカシュ)」でした。終了後、屋台の脇の野外席で飲み続け、翌朝「島原のRUN」の定例朝ランに参加したのがいい思い出です。レナさんがランナーになるきっかけとなったぐるなびの投資チームの岡田さんにも来ていただきました。

島原を訪れた際に「六兵衛」という名物麺料理を食べました。サツマイモで出来た黒い麺です。島原の方々は「美味しくない思い出」を語ってくれる方が多かったのですが、とてもおいしくいただきました。そして、六兵衛にパクチーを練りこんで「八九兵衛」いつか作るぞと心に決めています。

やはりほとんどお話ができなかったのですが、遠くからご来パクいただき雰囲気を感じてもらったので、また僕が島原再訪し、一緒になにかできればと思っています。店舗閉鎖はこの10年であった人との協働への第一歩です。

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「島原のRUN」グループの横は、この日誕生日だった森岡さんのグループ。森岡さんも再来年サハラマラソンに行く予定です。前回のパトリック来日記念パーティに続き、また同じ日に居合わせるとは縁ありますね。森岡さんがFacebookにパクチーハウスの閉店の理由を「未来に自由を作るため」と書いてくれました。

「みんなの家がパクチーハウスになるために、お店をなくす」
その考えが愛しくも眩しくあったのです。
型にとらわれることなく
自由に考え自由に動き
自分が自由であることを楽しむ。

お客さんそれぞれが、閉店や無店舗展開について僕の話を聞いたり、推測したり、誰かと話したりして解釈してくれるのが嬉しいです。パクチーハウスでの経験を、何らかの形で残せればと思っています。そこで思いついたのが、『89の証言集』(仮称)の作成です。パクチーハウス東京閉店記念出版の一つです。ご協力いただける方を募集しています。

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100人による「世界一周写真展」のりえちゃんとみほちゃんが、一緒にやっていたさわのさんと森山さんと立ち飲んでいました。りえちゃんと会ったのは、6年前のメドックマラソンでした。パクチーハウスの研修担当関西人石田さんがいつぞやの旅で会ったのがきっかけ。辿ってみると不思議な縁が複雑に絡み合って今があります。

カンパクの際に「島原のRUN」のことに軽く触れたところ、森山さんが長崎出身だということで、ここもまたつながりましたー。最終的には誰と誰が元々の知り合いかがよくわからない状態に。

そんなこんなで店舗を閉鎖しても、ここで出来た縁が面白いものをどんどん生んでいくと思います。そういう意味で、パクチーハウスもその他いろいろなコミュニティというものは、一度出来たら無くなることはないということもできそうです。

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ライブドア時代の同僚の石山くんが30人も連れて盛り上げてくれました。「10年経つといろいろ変わりますねー」と共通の知人のことなど話していましたが、体型ややっていることは変わっても本質的には子供の頃から変わらないんだろうな、などと思っていました。

 

カウントダウン24: シリアルアントレプレナーと秦野高校

あと24日。

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世界青年の船の森田やっさん、今年メドックマラソンに初挑戦の武田さん、娘のバトンの先生伊草さん、秦野高校のかなり後輩若松くんがご来パク。

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昼前に連絡があり、森田やっさんがpublic’S’peaceにご来パク。やっさんは20年前に世界青年の船で一緒だった友人です。当時僕は卒業間近の大学4回生でしたが、彼は自分で輸入業を営んでいて、これからサラリーマンになろうとしていた僕にとって眩しい存在でした(頭が、ではないですよw)。

シリアルアントレプレナーでもあるやっさんとまともに話せるようになったのは、僕が自分で会社を作ってからだと思います。体験したことがないと理解できないことがたくさんあります。パクチーハウスにお客さんを連れて来てくれたり、PAX Coworkingのメンバーになってくれたり、奥さんが代官山シャルソンを主催してくれたり、家族ぐるみで僕の活動に付き合ってくれている恩人です。

下船から5年後にはナショナルリーダーという立場で再び船に乗ったやっさんは、この日も隣にいた学生さんに世界青年の船の魅力を語っていました。昨年度パクチーハウスのスタッフが一人乗船しました。来年度も乗船を希望しているスタッフがいるので、選考に受かるようにサポートしたいです。

その後、PAX Coworkingのメンバー・栗原くんが合流。以前やっさんがやっていた仕事のお手伝いで紹介したことがありましたので。

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今年メドックマラソンに出場予定の武田さんが、年末に続いてご来パク。旅好きなお友達を連れて来てくれました。ご一緒だった二人は「走らない」と今のところ言い張っています(笑)が、ボルドーで行う前夜祭・後夜祭とガロンヌ川の日曜朝市には強くて関心を示していましたので、そのうち「ついつい」走ってしまうのだろうなと思います。

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娘のバトンの先生伊草さんが、仕事の同僚とご来パク。追パクの声が大きく、一際目立っていました。おかげさまで店内が盛り上がりました。世界選手権に人材を輩出するひとはやっぱりちょっと違いますね!

隣にいた旅行会社の同僚とリピートしてくれている森さんが、「あのモリモリのパクチーはなに?」と聞いたぐらいです。ヤンパクに追パクしていただけなのですが。何度来ても新しい発見があり、自由な発想によるアレンジができるのがパクチーハウスです。森さん、この日でブラックピンバッジを獲得!!! いつも本当にありがとうございます。

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その後、public’S’peaceに来てくれたのは、僕の秦野高校の後輩にあたる若松くん。15年以上若いので高校で会ったことはありませんが。確か出会ったのは9周年パーティだったでしょうか。色々な会合を開くタイプの人で、僕のイベントにも来てくれて、話していたら共通点が「秦野高校」でした。この日は高校の同級生・古谷くんと開くイベントへの出演依頼で来てくれました。まだ手探りの段階のようですが、協力したいと思っています。そして、その流れで話が出た、「秦野でのイベント」もやりたいですねー。よろしくね!

若松くんと一緒に、ライスプレスの丸永さんも来てくれました。若松くんが1カ月前に紹介してくれた方で、食のライフスタイルマガジンを発行しています。つい先日、ウェブメディアRICE.pressも始まったそうで、近々閉店の意義と無店舗展開について取材していただく予定です。

パク塩プレゼント:『89の証言集』書きませんか?

パクチーハウス東京閉店記念出版シリーズの一つ『89の証言集』を書きませんか?

応募要項(pdf)
応募要項(pdf)

パクチーハウス東京の約10年の記録として『89の証言集』をKindleにて出版予定です。そこに掲載するパクチーハウス/PAX Coworkingでの思い出や体験談を募集します。

募集人数: 89人
原稿の字数: 890字ちょうど
プレゼント: 採用された方全員に「パク塩」プレゼント
応募期間: 2018年3月10日(参加表明締め切り)
執筆期間: 2018年3月29日まで

以下のFacebookイベントページで参加表明してください。詳細はイベントぺーじにてお知らせしていきます。
https://www.facebook.com/events/1995024020824413/


注意事項
・原稿選びに関する問い合わせには応じられません(というか89集めるのに必死になると思いますw)
・証言の掲載権、出版権、webなどへの掲載権、その他二次利用的利用権などの諸権利は「PAXi Publishing」に所属しますが、ご自身が書いた分の転載・引用は大歓迎します。

 

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カウントダウン25: マーケットや嗜好でなく意思

あと25日。

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奄美大島から直パクの森さん、食品会社の皆さん、旅育仲間の平野くん!

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森さんが「パクチーハウスで愛を叫ぶ! vol.2」を開催してくれました。奄美大島への家族旅行から直接ご来パク。日本財団の同僚とNPO関連の方々と。1年前の「出身地Day」でシャルソンの話をさせてもらったときにお会いした飯澤さんも来られていました。

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2年ほど一緒に仕事をした食品会社のみなさんにもお越しいただきました。商品開発の過程をともにし、また、初期の販促に関わらせてもらい、とても勉強になりました。パクチーへのチャレンジを、続けて欲しいなと思います。パクチーが真に定着するかどうかは、マーケットや嗜好の流れではなく、商品を開発・販売している大手企業の意思も大きく影響すると思っています。トレンドを追うのは企業の生命線の一つだと思いますが、意思をもって時代を創るお手伝いは、今後もしていきたいです。

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public’S’peaceに旅育の平野くんがまた来てくれました。この日は中小企業診断士の仲間を連れて。実家も自営業をしているし、平野くん夫妻は長年縁のあるノルウェーとのビジネスを考えているので、早く動き出すといいな。僕も4月に初めてノルウェーを訪問予定なので、その後はもう少しこの話もしやすくなりそうです。

カウントダウン26: 長い夜〜オーバーナイトステージ練習会

あと26日。

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樋渡啓祐さんとのcinemo PAXで会ったペライチ山下さん、世界のごちそうトークライブ&パーティに来てくれたジョージーナさん、初めて会ったのはパクチーの日だった白砂さんなど、パーティがあってこそ知り合った方々がそれぞれお友達と来パク。サハラマラソンテントメイトの福岡さんやソファ席があった頃のパクチーハウスを知る方も。

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佐賀県の前武雄市長・樋渡啓祐さんがcinemo PAXで来パクしたのが2016年12月。ペライチの山下さんも佐賀出身ということで参加していました。直接会うのはその時以来。山下さんの初来パクはその2カ月ぐらい前。PAX Coworkingでコワーキング協同組合取材のペライチセミナーで講師を勤めてくれ、その後ご来パク。僕はその時確かニューヨークのFood Film Festivalの授賞式へ行っていたので会えませんでしたが。

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ジョージーナさんは本山尚義さんと開催した「世界のごちそうトークライブ&パーティ」の参加者でした。白砂さんは2015年のパクチーの日のパーティで会ったのが初回。その翌月、メドックマラソンに出場する前のパリで、たまたま近くにいることがFacebookを通じて分かり、白砂さんオススメのお店で一緒にランチしたのがいい思い出です。その際、客席と融合したキッチンを見て衝撃を受けました。また、パクチーが普通にショーケースに置いてあって感激したこともよく覚えています。

パクチーハウスは「パクチー好き集まる店」と思われることが多いですが(料理内容からすると間違っているわけではないけれど)、毎日席を埋めるために「パクチーにそれほど関心がない(と思っている)層」をいかに惹きつけるかが大事だと開店以来思っていました。パクチーの日を祝うパーティ(8/9)・周年パーティ(11/20)・僕の誕生日パーティ(3/10)のパクチーハウス3大パーティはもちろんのこと、話したい人を読んだり、何らかの理由を付けてパーティ営業を200回ぐらい開いて来ました。これは、パクチーでなく僕が提供したい本当のテーマ(旅と平和)について伝えつつ、通常営業に足を運ばないだろう数多くの人たちに、パクチーやパクチーハウスに関心を持ってもらいたいと思って企画して来ました。魅力的なテーマはもちろん、人と人の縁で経堂に初めて来る方を増やすためです。

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サハラマラソンで同じテントだった福岡さんが福岡からご来パク。コーチング仲間と楽しんでくれました。2015年にサハラマラソンが始まる直前のパリで会い、日本手食協会の九州層本部長を引き受けてくれ、また、博多シャルソン開催にも多大な尽力をいただいた友人です。砂漠以来頻繁に会う人の一人です。

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僕の妻と子供たちも親しい友人家族と食事をしていました。たまたま当日予約が入った方が後から入って来たのですが、なんと娘の幼稚園時代の同級生でした。先日僕が祖師谷小学校のPTA主催の家庭教育学級で講演させてもらい、そのお母さんが聴いていてくれたそうです。お父さんはコエドビールの旧工場の見学にも行ったことがあるとのことでCOEDO毬花を美味しそうに飲んでくれていました。

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「随分久しぶりに来ました」とおっしゃる方も。パクチーハウスにソファー席が会った頃なので、7年半以上前だと思います。PAX Coworkingを立ち上げたときに、ソファーは3Fに持って行きました。その後、ソファーはPAX Coworkingから、藤澤陽くん主宰の前橋の部室に行きました。

このK山さん、『ぱくぱく!パクチー』も買っていただいたほか、鳥獣gigaにも関心を持ってくれたそうで、今後店舗を無くしてからこそ、色々なところで会えるのではないかなと直感しました。

カンパクの際に、時々「パクチーがないところにパクチーを届けたい」という話をしていますが、この日お客さんから「ぜひ行って欲しい」と言われたのが福島県と新潟県の境にあるという只見町でした。この町は古くからマトンを食べるとのこと。羊好きな僕としてはとても惹かれました。一度行ってみるかなぁ。お知り合いいる方は、ぜひご紹介ください。また、単純に行ってみたいという方からのご連絡もお待ちしています。

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営業終了直前に、元ハチハチサルーン(千歳船橋にあったバー)の井原さんと宮脇さん、そして酔っ払い東中トンチューさん、PAX Coworkingメンバーの平良さんが飲みに来てくれました。ちょっとした時に、ふらりと立ち寄ってくれるのは嬉しいです。良い夜でした。

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と言っても、夜はそれでは終わりません。店の片付け終了後、サハラマラソンのオーバーナイトステージ練習会を企画していました。パクチーハウス東京のスタッフ・しげちゃんが、サハラマラソン創始者パトリックご来パクの際に獲得した「サハラマラソン2018出場権」。ぜひとも完走して欲しいという思いから、これを企画しました。まさか、僕がオーバーナイトステージ練習会@関東を3年連続で主催するとは!!! 人生わからないものです。

パクチーハウスを0:00頃出て、東京タワー、雷門、Chapter Two、スカイツリーを経て、帰りは新宿経由で帰って来ました。自宅に着いたのは朝8:09。仮眠して、また楽しい夜に備えます!スタッフで参加したのはしげちゃんのほか、井野くんと西田くん。

井野くんは、パクチーハウスの初代アルバイトゆきこさんの甥です。僕のサハラマラソン報告会の朝に久しぶりにゆきこさんから電話があり「アルバイト募集してない?」と。聞いてみたら、大学進学で上京して来たばかりの井野くんがアルバイトを探しているとの返事。とりあえずパーティに参加してみたらと伝えました。

まだ東京に全く慣れていない井野くんは報告会の途中に来て、突然「おじさんたち」がサハラマラソン云々言っていたので「レストランのバイト」のつもりがなにが起こってるのだろうと思ったそうです。そのままパクチーハウスで濃いメンバーが集まる立食パーティに参加。多分たくさんのクエスチョンマークが脳内に浮かんだまま、アルバイトをすることを決めました。

同じ年の秋に日本テレビ『news every.』で僕がスタッフに提供している「ランニング手当」の取材にも参加。いつ100km目指すだろうと思っていました。この日は結局、40km近く走りました。

西田くんはサハラマラソン2017フィニッシャー。昨年サハラに行く前に、僕に話を聞くためにパクチーハウスに来てくれました。それからサハラ関係者と一緒に何度か合うようになり、今回の閉店までの臨時スタッフに応募してくれました。翌日、大学で「サハラマラソン完走」の功績を表彰されるというタイミングだったのですが、他の参加者たちに圧されて、結局皇居まで一緒に走ることになりました(笑)。

西田くん、翌日は所属大学にて、「サハラマラソン完走」で学生表彰されたそうです。皇居でみんなと別れて自宅へ向かっていきました。

チャレンジをともにするのは楽しいですね。しげちゃんの経堂からスカイツリー往復46kmと井野くんの約38kmは、彼らのこれまで未踏の長距離。でも自分の限界を一歩一歩超えて頑張っていました。チャレンジを続ける彼らのことは、店舗を閉鎖しても応援し続けたいし、友人として僕も刺激を貰っていきたいと思っています。

 

カウントダウン27: 椅子があっても立ち飲み

あと27日。

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35人の常連の団体さん! public’S’peaceには御殿場から清水さん、PAX Coworking初期にインターンしてくれた大槻さんとママ友さん。元農大生カップル、PAX Coworkingメンバーの久保さんご夫妻、スタッフ麻里絵ちゃんと今年チリ・アタカマ砂漠の250kmレースに出る拓真くん。

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勢いありすぎな夜でした(笑)! 夢見ているみたいです。中垣内さん率いる35人のみなさんははっちゃけていました。でも団体で閉じることなく、他のお客さんの追パクを拍手で盛り上げたり。パクチーハウスで準備している食事も飲み物もほとんどなくなりました。

スタッフ麻里絵ちゃん、この日はシフトには入っていませんが、中垣内さんのグループに会いに来パク。チリ・アタカマ砂漠の250kmレースに今秋出る拓真くんを連れてきてくれました。砂漠談義をしたかったのですが、3分ぐらいしかしゃべれず。翌日のサハラマラソンのオーバーナイトステージ練習会で走りながら話すことにしました。

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public’S’peaceも大盛況。昨年6月にここで出会った清水さんがまた御殿場から来てくれました。そこに、PAX Coworkingを作って間もない頃にインターンとして来てくれ手伝ってくれた大槻さんが小学校のPTAで一緒だったという2人と来パク。大槻さんはインターンの企画として「Coworking Business News」という動画ニュース番組を作ってくれました。仙川の”cococi” coworkingや調布のCO-BAを運営している非営利型株式会社Polarisのメンバーです。清水さんが小学校の先生なので、PTAと教師がパクチーハウスで出会いました。

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PAX Coworkingの久保夫妻が遅めの時間にご来パク。「8時半ぐらいから空いてくることが多いので」ということでいつも9時ごろ来てくれるのですが、この日は空くことはありませんでした。

元農大生の村木さん・川上くんも同じ頃、ご来パク。混んでいて入れなかったので、下の牛タン料理専門店「べこたん」で待機しつつ何度か覗いてくれていたみたいです。「べこたん」もこの日でたしか1周年でしたね。おめでとうございます。

途中から、誰と誰が同じグループなのか、もともと知り合いなのか、全く分からないような状態になりました。椅子がある人も立ち飲みしてました。3月1日からは予約席を激減させて立ち飲みスペースが大幅に拡大しますが、毎晩こんな状態になるだろうなと思います。

カウントダウン28: 瞬時にして形成されるコミュニティ

あと28日。

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立ち飲みスペースに友人が溢れ、どんどんつながった。常連田ちゃん、前橋シャルソン藤澤くん、永瀬3姉妹とブライアン、ご近所啓子ちゃん、ボウサリング早川さんなど。名古屋から初来パクの中国の方に「人生で最高の日だった」と言われた。嬉しい。

IMG_1539業前、近所のRungtaで行われている「TRIBAL TRAVEL」という展示会の帰りに、ネパールを歩いている大久保さんが立ち寄ってくれました。店長うっしぃがトークイベントで会った方。僕は初対面。自分の脚で見て廻る旅人と話すのはやっぱり楽しいです。訪問国数だけが自慢の人もいるけれど、有名な観光地を訪れるのではなく、自分なりの視点で世界を見て、それをいかに社会に還元できるかで、旅人の価値は決まると思います。ほんの数分の立ち話で、どれだけワクワクするか。

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営業開始してすぐに、常連の田ちゃん。また、東京に再び出てきて8カ月と9日が経った前橋シャルソンの藤澤陽くんがご来パク。パクチータイム遅れて彼らとカンパクできなかったのが残念。まぁ、またすぐに会いましょう。

山上さんのグループや犬バカ女子会というかなり長いことパクチーハウスを利用してくれている方々がこの日も楽しんでくれました。

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その後、永瀬3姉妹とブライアンが来てくれました。次女やすこさんがPAX Coworkingにドロップインしたのが知り合ったきっかけ。ブライアンとの新婚旅行に第1回ウルトラシャルソンを選んでくれ、その後色々な機会に一緒に遊んでいます。長女さんと会ったのは3年ぐらい前? 三女は初めてでした。

僕の自宅の近所の友達けいこちゃんも来てくれました。けいこちゃんとはパクチーハウスで「男のビジネス折り紙」を開催してくれたうらんちゃんのご紹介で知り合いました。ご自宅のガーデニングが素晴らしく、パクチーも栽培してくれています。やはりうらんちゃんのお友達という今給黎さんと。

また、ボウサリングの早川さんもスタジオアムリタの阿部さんと来パク。さらに、途中から立ち飲みスペースに合流した関口カヨちゃん、 渡邊キヨちゃんも含めて盛り上がっていました。各グループ完全に融合していましたね。

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名古屋や深圳から、中国人の若い人4人組も来てくれました。中学生の時に地元のテレビでパクチーハウスのことを知り、日本に行ったらぜひ訪ねたいと思っていたそうです。毎晩やっている僕のスピーチに感激してくれ、サインしてくれと言われました。うち一人に「人生で最高の日でした」と言われました。大袈裟だとは思いますが、心の底から楽しんでくれたのだなと嬉しく思います。

先日スウェーデンから来パクしたバトラも、Facebookのレビューに“Outstanding community. A more welcoming place to strangers”と書いてくれましたが、初めての人も含めて一体感ができることがパクチーハウスの面白さなんだろうなと思います。そのために絶対に必要なのは全員で乾杯をすることだし、そこにいる人全員が協力してくれることで成り立っています。

約束もしてない人の集団が「コミュニティ」であると感じられること。店舗を手放しさまざまな場所で活動しようと僕は思っています。世界中の至るところで、瞬時にして「コミュニティ」が形成される雰囲気づくりこそが僕のチャレンジで、会社名にもしている「旅と平和」の真髄なんだと思います。

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カウントダウン29: パクティシエ

あと29日。

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ご近所というかPAX Coworkingのメンバーや関係者がご来パク。村田みっちゃんお母さん、ジェリコ、前田さん。一方で小沢さんは大阪からわざわざ会いに来てくれました!

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開店直後、村田みっちゃんのお母さんが旅友達とご来パク。すでに80カ国訪れている女性だとか! 先の予定も3カ国ぐらい決まっているそうです。

最初の1時間ちょっと、のんびりした雰囲気でしたが、19時半前からご来パクおよび注文ラッシュ。なんとカンパクは1時間ずれて上海時間のパクチータイムにギリギリ間に合った形になりました。

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大阪から小沢さんがご来パク! 出張その他で東京に来た時に、これまで何度も寄ってくれました。また、僕が神戸大学で講義をした後にいつも開催している飲み会に来てくださったことも。小沢さんみたいに「たまに会う人」とその時に交わす言葉が、定まった場所を持たなくても人と人との関係は続いていくと思わせてくれるんですよね。

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PAX Coworkingメンバーのジェリコが同業の藤沢さんを連れて。そして、その後、久しぶりに前田さんも。どちらも専門性の高い仕事をしつつ新たな分野にチャレンジ。いつもとても忙しそうですが笑顔の絶えない方々。ほとばしるエネルギーという感じです。パクチーハウスもPAX Coworkingも、いい仲間に恵まれています!

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まかないおよび営業終了後のおやつに、パクティシエのふうちゃんがパクチーズケーキとレモンカードタルトを作ってくれました。パクチーの葉をスイーツに入れることはパクチーハウスを開こうとしている10年前は自分でも半信半疑ながらやってみて、思いの外合うので驚いたものですが、今ではそれが世の中的にも当たり前。スイーツに入れて冷やすと、後から追いかけてくるような形でパクチーの味と香りが来るのも面白いですね。

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