カウントダウン56: 区切る価値

あと56日の夜。

お知らせ898887868584838281807978777675747372717069686766656463626160595857

開店直後から、6人・8人・10人のグループが一斉スタートで盛り上がる。メガジョッキ合戦。多治見シャルソンで会った2人が名古屋から。同じテーブルに浜松のBija清川くんの結婚式で出会った方も。この日も「楽しい」が連発する店内だった。

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盛り上がる兆しは営業前の東急電鉄の東浦さんのご来パクから。9月にパネルディスカッションでご一緒させてもらい、打ち上げで飲んだときにパクチーTシャツを買ってくれた方です。ベトナムで講演する際に着てみたら反応がよく、そのときに手を挙げた有志にTシャツをプレゼントすることにしたとのことでした。僕がいつも着ている全面パクチー柄Tシャツ、4枚ベトナムに輸出決定です!

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開店と同時に大人数のグループが入りました。とりあえずメガジョッキの方も多数。盛り上がる鉄則です。一組はベイスターズのファンのみなさん。うちもファンサービスで最初のBGMをベイスターズの応援歌にしました。もう一組はパクチー好きの会合。いや、みなさんほとんどそうですが。そして佐谷さんのグループも。

そう、僕と同じ苗字。少し離れた親戚です。名前は聞いたことあるけど、会ったことはなかったという関係。 数年前、PAX Coworkingをドロップイン利用してくれた方が、「私、佐谷さんって人知ってますよ」と教えてくれたのが連絡をとるきっかけでした。名前を聞くと聞き覚えが・・・とりあえずそのときFacebookでつながり、実際に初めて会ったのは昨年のことでした。

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名古屋から2度目のご来パクの伴野さん、西村さんに最初に会ったのは一昨年の多治見シャルソンでした。ひとしきり走り終えた後(三千盛酒造でたらふく飲んだ後、できたばかりの多治見市モザイクタイルミュージアムを訪問)、給◯スポットの鰻屋さんに行ったら同じシャツを着ている2人がいたので横の席に座ったのが縁です。その後1度ご来パクいただき、大垣シャルソンでも再会しました。国府宮シャルソンをやりたいという話いただきました。きっと今年中に実現するでしょう! 東海地区のみなさまご協力お願いします。

同じテーブルの向かい側に座ったのが清川さん。パクチーハウス東京で「地球を救うカレーライス」をランチタイムに提供していたことがありますが、そのコンセプトとベースを作ったBijaの清川孝男くんの親戚です。昨年彼の結婚式に行った時に出会いました。パクチーハウス訪問のために東京へ来てくれました!!! 本当にありがたいです。

お一人で来られたのですが、座った瞬間に左右の3人組と向かいの国府宮組といきなり会話が始まっていました。4組が1テーブルにいたのですが、完全に融合していましたね。初めて来たお客さんたちが、料理のほかほかの方々との一体感が楽しすぎると帰り際に伝えてくれました。

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21時ごろ大人数のグループが一気に帰られましたが、入れ替わるように何組かのお客さんが。ソロでのご来パクも4人いらっしゃいました。フォーにのっけから追パク(ついぱく)した方に話しかけてみたら、初めて来たのはプロポーズのときと。昨年の春でしたでしょうか、プロポーズをして了解をもらったら友人たちが祝福するということで、こっそり20人ぐらいで別のグループを装って食事をしていた人たちがいました。今日は一人で来られた藤川さんは、そのうちの一人だったそうです。

また、近所のしまださんも寄ってくれたのですが、同時にアムリタ食堂の安達さんもいらっしゃったので、一緒に来たかと思いました。初対面だそうですが、僕の頭の中で勝手に知り合いだったんですねーと思ってみたら、数秒後に友達になっていましたね。しばらくするとだいぶ空いてきたので、お二人とゆっくりめにお話ができてよかたです! 安達さんはパクチー調達の件で数年前にご連絡いただいて知り合ったあと、PAX Coworkingでの移住に関するディスカッション会に、移住先の沖縄からスカイプで参加してくれたのでした。ぶっ飛んだ経営者として、注目させていただいています。

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今日最後に来られた4人組のお客さんがパクチー帽をかぶって写真を撮る際に、キルギスの帽子カルパックに激しく反応しておられました。(現在パクチー帽は3つあり、4人組のお客さんに対応できるよう、名前に「パク」が付いているカルパックを一緒に貸し出しています)

仕事でいろいろな場所に行った経験があるとのことで、各所でパクチーを食べていたそうですが、日本では全然出て来ないので残念に思っていたそうです。そして、約10年前、創業当初のパクチーハウスに来てパクチーを堪能してくれたとのこと。当初は知名度も発信力も全くなかったけれど、パクチー感度の高い人たちが、見つけてくれていたんだなぁと感激しました。

閉店を決め、いろいろな人との会話から、自分たちも知らなかったいろいろな事実を知ります。区切る価値を今日も強く感じました。