カウントダウン56: 区切る価値

あと56日の夜。

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開店直後から、6人・8人・10人のグループが一斉スタートで盛り上がる。メガジョッキ合戦。多治見シャルソンで会った2人が名古屋から。同じテーブルに浜松のBija清川くんの結婚式で出会った方も。この日も「楽しい」が連発する店内だった。

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盛り上がる兆しは営業前の東急電鉄の東浦さんのご来パクから。9月にパネルディスカッションでご一緒させてもらい、打ち上げで飲んだときにパクチーTシャツを買ってくれた方です。ベトナムで講演する際に着てみたら反応がよく、そのときに手を挙げた有志にTシャツをプレゼントすることにしたとのことでした。僕がいつも着ている全面パクチー柄Tシャツ、4枚ベトナムに輸出決定です!

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開店と同時に大人数のグループが入りました。とりあえずメガジョッキの方も多数。盛り上がる鉄則です。一組はベイスターズのファンのみなさん。うちもファンサービスで最初のBGMをベイスターズの応援歌にしました。もう一組はパクチー好きの会合。いや、みなさんほとんどそうですが。そして佐谷さんのグループも。

そう、僕と同じ苗字。少し離れた親戚です。名前は聞いたことあるけど、会ったことはなかったという関係。 数年前、PAX Coworkingをドロップイン利用してくれた方が、「私、佐谷さんって人知ってますよ」と教えてくれたのが連絡をとるきっかけでした。名前を聞くと聞き覚えが・・・とりあえずそのときFacebookでつながり、実際に初めて会ったのは昨年のことでした。

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名古屋から2度目のご来パクの伴野さん、西村さんに最初に会ったのは一昨年の多治見シャルソンでした。ひとしきり走り終えた後(三千盛酒造でたらふく飲んだ後、できたばかりの多治見市モザイクタイルミュージアムを訪問)、給◯スポットの鰻屋さんに行ったら同じシャツを着ている2人がいたので横の席に座ったのが縁です。その後1度ご来パクいただき、大垣シャルソンでも再会しました。国府宮シャルソンをやりたいという話いただきました。きっと今年中に実現するでしょう! 東海地区のみなさまご協力お願いします。

同じテーブルの向かい側に座ったのが清川さん。パクチーハウス東京で「地球を救うカレーライス」をランチタイムに提供していたことがありますが、そのコンセプトとベースを作ったBijaの清川孝男くんの親戚です。昨年彼の結婚式に行った時に出会いました。パクチーハウス訪問のために東京へ来てくれました!!! 本当にありがたいです。

お一人で来られたのですが、座った瞬間に左右の3人組と向かいの国府宮組といきなり会話が始まっていました。4組が1テーブルにいたのですが、完全に融合していましたね。初めて来たお客さんたちが、料理のほかほかの方々との一体感が楽しすぎると帰り際に伝えてくれました。

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21時ごろ大人数のグループが一気に帰られましたが、入れ替わるように何組かのお客さんが。ソロでのご来パクも4人いらっしゃいました。フォーにのっけから追パク(ついぱく)した方に話しかけてみたら、初めて来たのはプロポーズのときと。昨年の春でしたでしょうか、プロポーズをして了解をもらったら友人たちが祝福するということで、こっそり20人ぐらいで別のグループを装って食事をしていた人たちがいました。今日は一人で来られた藤川さんは、そのうちの一人だったそうです。

また、近所のしまださんも寄ってくれたのですが、同時にアムリタ食堂の安達さんもいらっしゃったので、一緒に来たかと思いました。初対面だそうですが、僕の頭の中で勝手に知り合いだったんですねーと思ってみたら、数秒後に友達になっていましたね。しばらくするとだいぶ空いてきたので、お二人とゆっくりめにお話ができてよかたです! 安達さんはパクチー調達の件で数年前にご連絡いただいて知り合ったあと、PAX Coworkingでの移住に関するディスカッション会に、移住先の沖縄からスカイプで参加してくれたのでした。ぶっ飛んだ経営者として、注目させていただいています。

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今日最後に来られた4人組のお客さんがパクチー帽をかぶって写真を撮る際に、キルギスの帽子カルパックに激しく反応しておられました。(現在パクチー帽は3つあり、4人組のお客さんに対応できるよう、名前に「パク」が付いているカルパックを一緒に貸し出しています)

仕事でいろいろな場所に行った経験があるとのことで、各所でパクチーを食べていたそうですが、日本では全然出て来ないので残念に思っていたそうです。そして、約10年前、創業当初のパクチーハウスに来てパクチーを堪能してくれたとのこと。当初は知名度も発信力も全くなかったけれど、パクチー感度の高い人たちが、見つけてくれていたんだなぁと感激しました。

閉店を決め、いろいろな人との会話から、自分たちも知らなかったいろいろな事実を知ります。区切る価値を今日も強く感じました。

カウントダウン57: 13歳のハローワークとしてのコワーキング

あと57日の夜。

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PAX Coworkingの創業当初からのメンバー松田さん、昨秋から加入した中学生コワーカー、イギリス留学時代の友達、かつての常連さん、3日前のバラキン会でパクチーに開眼した山本さんなどご来パク。忙しくて誰とも写真とれなかった・・・orz…

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PAX Coworking 最初のメンバーの松田さんは、日本で最初のコワーカー(会員)。2010年にコワーキングについて日本語で情報発信している人は、この松田さんとカフーツ伊藤さん、僕の3人だけでした。僕がコワーキングを始めようと思って世界のパイオニアたちが運営していたメーリングリストに入って情報収集しはじめたとき、松田さんが本人のブログに「コワーキングって面白いかもよ」という旨も書いていたので、連絡を取りました。ほどなく、徒歩15分ぐらいのところに住んでいることが判明。数日後には会うことになりました。

PAX Coworkingを開いてすぐにメンバーになることを約束してくれ、創世記からアイデアをくれ、サポートしてくれました。松田さんが来ないと“孤”ワーキングの時代でした。それからずっとメンバーです。たくさんの友人を共有してきました(Facebookで見ると430人!)。ここ最近はAIビジネスを立ち上げ忙しそうです。その新会社のCEOと来てくれました。

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松田さんの隣のテーブルに配席したのは、最年少コワーカーのYちゃんの壮行会のグループ。中学2年生です。昨年秋からメンバーとなり週2〜3回利用してくれています。PAX Coworkingメンバーの8割が男性(というか中年のおっさん)なので、中2女子との会話に、最初は困りました・・・(笑)。お互い次第に打ち解けましたが(まだまだですか・・・?)。

女性メンバーのみっちゃんがランニング遠足を企画してくれたりして、変化がありました。この日は女性メンバーたちが彼女とお母さんを呼んで壮行会をしていました。みっちゃんと、カウンセラーJellico、そしてパクチーハウス店長のうっしぃ。中学生の「壮行会」は何か、というと、来月からニュージーランドに留学するのです。まずは1ヶ月のお試し。一度帰国して2年間。その後イギリスへ渡る予定だそうです。スタートは14歳の誕生日とのこと。すごいことだと思います。

コワーキングにいるメンバーは、それぞれ独自の仕事をしており(IT技術者や会計士からイラストレータ、人形制作まで)、多様な人との会話から大いなる刺激を受けたのだと思います。コワーキングスペースのごちゃまぜ感は、好奇心を持ち続けている起業家には超がつくほど魅力的ですが、会社生活にハマりすぎている人にはピンと来ないみたいですが、十代にとってもオモシロイ空間だったのだと思います。大きく飛躍してほしいです。

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ご予約のお客さんの中に、また懐かしい顔が! イギリス留学時代に出会った(僕が大学院生で彼女が学部生)の吉田さん。その後ずっと国際機関で働いています。先月突発的な肩書きのワークショップをした神さんと高校の同級生だそうです。僕がアップロードした写真からそんな縁が明らかになりました。

隣にいたグループがラグマン鍋をしていました。メニューにはずっと載せておらず、誰かが鍋をしているグループを見て、スタッフに聞くと全貌がわかるような仕掛け(にいつの間にかなったw たぶん数年前にメニューに書き忘れたことから始まった)。吉田さんのグループ、次はラグマン鍋で来てくれそう。

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その鍋をしていたグループに帰り際にパクチー銀行から種を融資して話していたら、そのうちの一人の久保さんという方が、東日本大震災直後に初来パクしたことを話してくれました。先の見えなかったときに、とにかくいろいろやらなきゃいけなくて、3階の「PAX Coworking」を一時的にメンバー専用にし、2階のパクチーハウスの店舗を「PAXi Coworking」として開放しました。たったの4ヶ月弱(2011年4月〜7月)でしたが、一人で12食限定のバインミーランチを提供。昼ビール(特にメガジョッキ)と『ぱくぱく!パクチー』を押し売り(必死でしたw)。久保さんも、『ぱくぱく!パクチー』を買ってくれ、僕はサインまで押し付けたそうですwww。

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すごーく久しぶりに来パクしてくれた石井さんにかろうじてご挨拶のみ。もうちょっと喋りたかったですが・・・。きっとまたすぐ会えそうですので、その時に!!! 立ち飲みスペースに“座らない”種市夫妻と、3日前に関東バラキン会で「パクチーうまいかも」と開眼した山本さんが、奥様を連れて来てくれました。

 


 

カウントダウン58: 懐かしい顔ぶれ

あと58日の夜。

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旧友が来パク。15年前に出会った名古屋在住のメキシコ人・エルネスト、そしてPAX Coworkingの初期のスタートアップ「co-meeting」のメンバーたちも。

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数日前に懐かしい友人から連絡がありました。メキシコ人のエルネスト。彼が東工大の学生だった時に知り合い、僕が今でもやっている毎年恒例の花見や、その他各種パーティに来てくれていました。僕はパクチーハウスを作る前に、さまざまなスタイルの飲み会を、推定1000回以上開いた経験があります。事業を起そうと思っていろいろ自分の強みなど考えた時に、自分ができそうな唯一のことが「乾杯の音頭を取ること」でした。飲んでる間に世界を変える仕組みを作ろうと思ったのが発想の原点です。

エルネストと会ったきっかけは、大学生時代に参加した世界青年の船に遡ります。同期の玲ちゃんが、一年前に参加したカルロスと結婚。カルロスの同級生で同郷ということでエルネストも僕が開催する飲み会に来てくれるようになりました。卒業後も日本で就職し、名古屋に住んでもう10年になるそうです。この日の再会はまた何かにつながりそうです。というわけで、亜鹿猪〜珍Juicy Banh Mi紹介しておきました。

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営業開始してしばらく経った頃、とても懐かしい顔ぶれが!!! スタートアップ時にPAX Coworkingで仕事をしていた「co-meeting」の3人でした。今も続いている「crowy」という複数のSNSを一元管理できるサービスをみんなで愛用していて、このサービスを世に広めるための展示をし、“黒い(cwory)”パーティというのも開催しました。いつもは全緑のパクチーハウスが、この日は黒に染まりました。

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暮れにも来てくれた香菜子さんが、バリ舞踊の先生とその生徒さんたちと誕生日のお祝いをしてくれていました。また、これまでいつもパーティ営業時に来られていた佐藤さんが、通常営業時の料理を堪能してくれました。

 

カウントダウン59: #gkgkナイト

あと59日の夜。

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商店街の新年会で閉店のご報告。その後、突発的に開いた「メガジョッキ #gkgk の会」。20人強の同窓会もあり、大いに盛り上がった gkgkナイト。

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2009年4月から2017年3月まで、所属する農大通り商店街の理事を勤めていました。経堂に来たばかりの頃、事業系ゴミの捨て方を商店街事務局に聞きに言った際に、道端である方に出会いました。パクチーハウスのすぐ近くでパンとジェラートのお店「ダズンフォー」を営む籔本さんでした。経堂のことを色々教えていただき、街を盛り上げるイベントを一緒に作り、その後、商店街の理事に推薦してくれました。大人気の緑のパクチーバゲットとパク塩アイスは、ダズンフォーで作ってもらっています。この日は商店街の新年会があり、他の理事のみなさんや商店街の関係者に閉店の挨拶をしてきました。

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21時に帰パク。店内はいつもに増して大盛り上がりでした。ご予約の方々のほか、立ち飲みスペース(public’S’peace=PSP)に来てくれると予告していた佐野さんが待っていてくれました。カンパクしてひとしきり盛り上がり、お話をしてエレベータホールでお見送りをしたまさにその瞬間、同じ新年会に来ていた片倉和尚(商店街のウェブまわりを担当)が登場しました。

ウルトラシャルソン6の下見で鮫川村を訪れた際、隣町にある佐野さんのご実家を訪問しました。その時に一緒に行ったうちの一人がこの和尚です。ギリギリいいタイミングで初対面できました。

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PSPには10人以上のお客さん。その中に、世界青年の船の後輩にあたる2人が来てくれていました。昨年度、当時のスタッフだった薫子ちゃんが乗船したときの同期生です。また、入口付近にいたお客さんは、転職の合間に9カ月フィリピンで勉強しているという方でした。翌日の早朝にフィリピンへ戻るという忙しい中、閉店の報を聞いて、最後のチャンスと来てくれたそうです。会えて良かったです。

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22人で店内を大いに盛り上げてくれたのが、杉本さんの大学の同期会のグループ。卒業して35年ぐらい(?)に、こういうエッジのきいたお店で盛り上がれる仲間って素晴らしいなと見ていて思いました。大所帯でしたが何度も人数の確認をくださり、また、事前にお食事の希望も伝えてくださったので助かりました。

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「メガジョッキ #gkgk の会」は上述の和尚のほか、ご当地〇〇部の発起人の藤澤くん、そして2日連続の東中さん。やっぱり痛飲。2次会は常笑家族で生牡蠣と日本酒、3次会はJETにとろで赤ワイン。もはや記憶なしでした!

カウントダウン60: 関東バラキン会

あと60日の夜。

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17年来の友人の○ちゃんが、関東バラキン会のメンバーと26人でご来パク。その他、高知からの常連さんや初めての方で盛り上がる店内でした。

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すべての人とお話ができるわけではないですが、結構遠方から来られている方がいらっしゃいます。「商圏二万キロ」なんて、言ってみるもんです。この日最初に来た方は、高知からの常連さん。なんども見かけたことがあり、しかしいつもゆっくりお話するわけではなく、店舗閉鎖のことを伝えることで語ってもらえることがよくあります。

僕がパクチー料理専門店を経営する以外に、コワーキングやシャルソンを事業として展開したり、全国津々浦々出張したり講演したりしていることも、一生懸命発信していますが、ほとんどの人は知りません。時間を区切ることで、お互いのことがよく伝わります。これはホント、素晴らしいこと。

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友人○ちゃんと知り合ったのは、17年半前の「フジヤマンボ!」。#あと85日の夜に来てくれていた小板橋くんと同じ時代を共有しています。○ちゃんの所属は、僕が社会人生活のスタートを切った富士通。一緒に仕事をしたことはありませんが。○ちゃんは僕が初めて会った時からアイアンマンで、出会った当時はよくやるなーと思っていましたが、いつの間にか僕もランニングにはまってしまいました。

「関東バラキン会」は、五島長崎国際トライアスロン大会「バラモンキング」を愛する関東メンバーのグループです。半数ぐらいがアイアンマンレースを愛する人で、「東京マラソンに当たるまで走らない」という人も。○ちゃんが無店舗展開に関する様々な発信をシェアしてくれていたようで、初めての皆さんとも有意義なお話ができました。

○ちゃんが僕が主宰していた「朝ラン&ビールの会」に数年前に連れて来てくれた杉ちゃんと中村かっちゃんとも久しぶりに再会を果たしました。杉ちゃんは毎年家族で伊豆大島のフルマラソンに出ている人。僕が出た4年前に、たしか小1の子が初めて完走していました。かっちゃんは、今年5月に立ち上がった「戸田からパクチーハウス東京にパクチーを食べに行く会」の方々と親しいとのことでした。色々な人を介して、ある人のことがもっとよく分かります。こういうのも面白いですね。

また、パクチーハウス東京で結婚披露宴をしたうえだやまと夫妻の、「世界一過酷な新婚旅行(サハラマラソン)報告会」に来て知り合った星野さん、秋元さん夫妻も来てくれました。

そして、今週末フランスからサハラマラソンのレースディレクターが来日する際の実質的最高担当者になっているレナさん。サハラマラソン5年連続完走中です。

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そして、立ち飲みスペースに東中さん! 元料理長の謝くんが知り合って連れて来てくれた人で、かつ、僕のライブドア・ニュース時代の同僚・常井くんとも親しいということで、4年ほど前に初めて会って以来何度もも飲んでいます。東中さんと飲むと終わらない。つい3カ月ほど前も、謝くんの店(千歳烏山の天天厨房)に夜中にちょっと寄ったら再会してしまい、明け方まで痛飲してしまいました。

東中さんには、東北復興応援ランニングプロジェクトの「ウルトラシャルソン」の保険をいつもお願いしています。この日は一人で飲んでいたはずなんですが、バラキン会の方々が順番に東中詣でをするような形で盛り上がっていました。やはり、東中さんに何かスピーチをさせるべきでした!

カウントダウン61: この店では皆が簡単に国境越えてくる

あと61日の夜。

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元スタッフのサリーちゃん、ももちゃん。飲食業経営者の勉強会で知り合った塩津くん夫妻、17年前にモンゴルで出会ったタカシとモンゴル在住の友人、PAX Coworkingメンバーの久保さんがご来パク。

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サリーちゃん、ももちゃんが勤めていたのは4年ほど前。当時は芸術系の大学生でした。芸術系のお友達と4人で来てくれて、店内華やかでした。緑でバッチリ決めているところはさすが。サリーちゃんはうちの子供達の小学校の大先輩にあたるご近所さん。ももちゃんは、パクチーハウスのトイレの奥、バックヤードへの扉にパクチーをモチーフにした作品を作ってくれた人です。

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営業開始直前に塩津くんからメッセージがありました。僕が主宰していた飲食店経営者の勉強会のメンバーだった人です。高松で複数の飲食店を経営していた塩津くんは、それらを全て手放して東京でチャレンジを始めた直後に出会ったのでした。現在は、駒沢でバーを経営しつつ松陰神社の店をリニューアルしてうどんのお店を開こうとしています。(余談ですが、僕はうどんにパク天を載せることを提案していますw)

その勉強会を立ち上げたきっかけは、外食コンサルタントをされていた鬼頭宏昌さんのセミナーを訪れたことでした。高校時代の親友ちゃんぽん氏が外食に関わる仕事をかつてしていたので、パクチーハウスを開く前に鬼頭さんを紹介してもらったことがありました。立ち上げ前で多分うまく説明もできておらず、パクチーハウスを作る意味をまったく理解してもらえませんでした。その後鬼頭さんのメルマガ等を読んで勉強させてもらい、また、自分なりに試行錯誤を繰り返し、一般的でない集客の仕方に光が見えて来た頃、そのセミナーに行ったのです。パクチーハウス開業から8ヶ月と9日ぐらい経った頃でした。そこで僕の独自理論を話させていただき、鬼頭さんの本にもパクチーハウスの事例を書いてもらいました。

その後たまにセミナーに行くようになり、たくさんの外食経営者と出会うことになりました。そのうちの一人が下北沢・洋食フライパンのオーナー岩城さんです。店を開く前の計画段階で知り合ったので、店作りの過程の話を聞きつつ、一緒に勉強会を立ち上げたのでした。数回目に来てくれたのが塩津くんでした。

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店が落ち着いて来た頃、17年前にモンゴルで出会った友人タカシが来パク。国際機関で仕事をしていて、モンゴルの後、ネパールやアフガニスタンにいて、帰国の度にパクチーハウスに立ち寄ってくれています。モンゴル在住の友人ヒロシを連れて来てくれ、同じテーブルにいた塩津夫妻と盛り上がっていました。ヒロシはニューヨーク、チリなどでシェフや役者、NGOなどをして来た多彩な人で、次の仕事は初アフリカのモーリタニアだそうです。

塩津くんが色々な話を聞いて「この店では皆が簡単に国境越えてくる」と繰り返していたのが印象的でした。確かに、話の中であっという間に地球5周ぐらいしてましたが。唯一バックパッカー的な経験のない塩津くんも、朝までバー勤務して眠い中電車に乗せられて気づいたら佐渡島にいたことがあるそうですが!

最後に、PAX Coworkingメンバーの久保さんもお仕事の打ち合わせの後、ふらりとパクりに来てくれました。僕の社会人成人式の1日はそんな感じでした!

カウントダウン62: 魅力を語るだけでは不十分

あと62日の夜。

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取材で知り合いその後コワーキング等で仲良くさせてもらっている服部さん、閉店の報を聞いて沖縄から来てくれた方、パクチー・ランニング・クラブのことを知っていてメドックも目指しているウルトラランナー、まさにこの日近所に引っ越してきた田口さんなど。3連休中日も楽しかった。

 

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営業開始直前に、元スタッフのまゆちゃんが息子ちゃんと来パク。パクチーハウスの初期に仕事をしてくれ、地球を救うカレーライスも。現店長うっしぃがパクチーハウスを離れてやってたcocuuの雑穀ランチのスタッフでもありました。子連れでブラジルにしばらく滞在し、今は糸島在住。アクティブなファミリーです。わざわざ声かけにきてくれたことが嬉しい!またいい1日のスタート。

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席がほぼ埋まってきたところで、Facebookの事例紹介で取材してくれたことがきっかけで知り合った服部さんが来パク。2時間ぐらいお話ししに行けなかったけど、帰り間際にようやくお話しして写真撮れました。コワーキングのイベントで関西に行った際に、まだほぼなかったパクチーを提供する大阪の店を一緒に回ってもらったり、彼が所属していた会社がコワーキングを始めたばかりのときに訪問したり。今はAIのスタートアップにいるそうです。

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ご来パク前にFacebookメッセージでやり取りのあった松井さんとも落ち着いてからお話ししてみると、食に関わる人・・・というかフレンチレストランの経営やらジビエやらいろいろされている方でした。初代シェフの山下宏史さんとも仕事されたという縁があって来てくれました。ランニングもされているみたい? また改めてお話ししたいと思いました。

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小田急沿線にこの日引っ越してきたのが田口さん。お仲間と家具の組み立てをして、その後5人で来パクしてくれました。田口さんと最初に出会ったのは東日本大震災の前の月。第1回東京コワーキング研究会にお友達と来てくれました。コワーキングという言葉がまだ全然知られていない頃。15人ぐらい集まりましたが、この時のメンバーはその後も面白い活動されています。「何をするんだろうと思って来ました」と言いながら、その情報感度は素晴らしいですね。

なお、東日本大震災後に「シェア的ななにか」っていいんじゃないということで少しコワーキングの楽しさを知る人が増え、同年8月にニューヨークの「New Work City」からトニーが来日した際に、コクヨのエコライブオフィスで「NY発の新しい働き方」に関するイベントを市川裕康さんと開き、僕が前座で「Jelly saikoo!」スピーチをさせてもらった後、コワーキングがメディアに取り上げられるようになりました。24時間足らずで集まった100人の人たちが「初めて知ったけど、コワーキングって面白そう!」と口々におっしゃったのがとても印象深いです。PAX Coworking立ち上げから1年強が過ぎて、それからメンバーが増えていったというわけです。

田口さんは、その後、コレクティブハウジング全国大会報告書)にゲストとして招いてくれたり、彼女自身がコワーキングの運営に関わることになったので、ちょっとずつ接点をもっていました。

半年前ぐらいに一人で来パクしてくれて以来、たまに来てくれる原くんもそのグループにいました。人はいろいろなところで繋がってるんだなぁ。多彩な才能を持つ彼は、4月からはベルリンでワーホリへ。ステージを海外にも広げるそうです。

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ウルトラマラソンに昨年から取り組み始めたという方にもお声がけいただきました。パクチーハウスのことは、パクチー・ランニング・クラブが毎年メドックマラソンに大勢で行っているという話から知ったようです。いやーなんでもやってみるもんですよね。パクチーハウスにはこうした集客の方法(というか純粋に仲間を集めるための手段)がたくさんあります。楽しく商売(というか人生そのもの)したい人は、ぜひ。

パクチーという「マニアック」なものに注目してもらうためには、パクチーの魅力を語るだけでは不十分。もちろん魅力を語りまくることは必要条件ですが。無関心な人、アンチな人に、どう接して行くかですね。そういう意味で、パクチーハウス東京の流れを見て東京で最初のコワーキングスペースを作ったことは大正解でした。上述の田口さんも「昔、パクチーが食べられなかったのが不思議」と翌朝メッセージをくれました。

「閉店すると聞いて沖縄から来ました」という方も。わざわざありがとうございます。SNSとメディアの力を借りて、パクチーハウスには創業以来国内外から多数の人にお越しいただいております。そういう方々と交わすほんの一言が、僕の発想を飛躍させてくれました。

店を閉じたら、お客さんだけでなく僕も動くので、再会や新たな出会いはこの10年よりもっと感動的でエネルギーの満ちたものになるでしょう。僕とみなさんの行動の掛け算ですから。パクチーハウスのウェブサイトおよびFacebookページはなくなりませんのでよろしくお願いします。

「パクチーハウス」が終わるのではなく、経堂の店舗を閉じるっていうだけですからね。ご承知おきください。

カウントダウン63: 日本パクチー化計画

あと63日の夜。

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厨房から新メニューをお届け。経堂のもんさんが、また別のママ友と。高知や福岡から来てくれた人あり、また、ブラックパクチーピンバッジを手にした人も。

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1月最初の土曜日は、開店の18時から次々に予約のお客さんが来パク。厨房ですごい勢いで料理を作りまくって気づいてみたらまだ19時でした。あっという間に時間が過ぎる時と、かなりのことをやり遂げたと思ったらまだあまり時間が経っていないときとありますが、この違いは何なんでしょうねw

暮れに来てくれた経堂のもんさんがまた別のママ友さんたちと。最初は安定のメガジョッキを飲んでいたと思うのですが、厨房を出てご挨拶に行けたのがカンパクした20時半ごろだったので、中ジョッキを飲んでいらして心配しました。

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毎晩、頃合いを見計らってカンパクして、すべてのお客さんとジョッキをぶつけるようにしていますが、2分ぐらいのスピーチをすることにより、お客さんも自分のことを語ってくれるようになります。この日は福岡と高知から来た方がいました。

高知の福田さんは、1日限りのパクチーフェスをやった土佐町の少し南の土佐山からご来パク。移住して4年になるそうです。社会に対する問題意識と好きなこと、そして「旅」を求める魅力的な方でした。次は土佐町で会いたいです。

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時々来られるお客さんと話していたら、会計時「ついに達成します!」と。あまり知られていないパクチーハウス東京のスタンプカードの3枚目が終わり、「ブラックパクチーピンバッジ」をゲットです。スタンプ3つで白、その後5つで緑、最後は7つで黒。合計15回のご来パクで達成できます。あと60日以上あるので、チャレンジしませんか?

その他、新百合ケ丘から来られた保育園のママ友さんたちも。「やめて何するんですか」というのは、今の流れから当然のご質問なのですが、別に決まっていないですよというと89%の確率で「羨ましい」とか「そういう人生がいいな」と言われるのが面白いです。日常に安定を求めつつ、冒険的なことをしてみたいということでしょうか。これからは世界が不安定な時代なので、やっぱり早いうちにチャレンジしておくのがいいと思います。思うところある人は、背中押しますので声かけてください。

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元スタッフで、2017年末開店1年にしてミシュランのビブグルマンを獲得した「キガルニワショク弾」の料理長・太一くんも来てくれました。週1か隔週でパクチーを取りに来てくれています。和食店にもじわじわパクチーが浸透していますね。パクチーハウスの最後の国・地域別特集も「日本パクチー化計画」です。すっかり定番となったパク天、パクチーのおひたしのほか、鯖味噌とパクチーのアレンジ料理、パクチーハウス的手巻き寿司を提供しています。

カウントダウン64: 人生、常にチャレンジが面白い

あと64日の夜。

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新年初日。予約のお客さんのほか、お一人でふらりと立ち寄ってくれた方が5人。経堂に長く住んでいたりゆかりのある方々。元笑和堂のダムッチョ、久しぶりの来パク。パクチーハウスのオープニングレセプションに来られていて、その後ちょくちょくご利用いただいている方、ほぼ毎年ラグマン鍋を食べに来られている方なども。

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空席があったので、呼びかけたところ、デリリウムカフェの常連で時々ふらりと寄ってくれる服部さんからコメントがあり、数時間後には来てくれました。新年初日、営業開始の少し前から楽しい予感で始まりました。

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その後、メドックマラソンでご一緒した、パクチー・ランニング・クラブのメンバー北村さんがラン仲間とご来パク。閉店までの予約と僕のスケジュールが埋まりつつあって、会合が開けないかもしれません・・・。2月25日に7度目の東京シャルソンを行います(裏で東京マラソンってのもやってますねw)ので、こちらにぜひお越しください。

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ご近所の柳田さんはきちんとお話しするのは初めてでしたが、聞いてみるとどなたかのお誘いでパクチーハウスのオープニングレセプションにも来られていたそう。これは嬉しいですね。また、2年ほど前に予約に関するやり取りをしていたときに、その返信をモロッコのマラケシュからいただいたことがあり、そんな話でも盛り上がりました。ウェディングプランナーでオンリーワンの結婚式づくりを仕事にされていると聞いたので、僕自身のロカ岬での結婚式のほか、そのヒントになったイスファハンのアリカプ宮殿での友人の結婚式の話などもさせていただきました。

ご一緒だった金沢在住の小西さんとは、金沢シャルソン野々市シャルソンをはじめ、共通の知人が20人以上いました。いつかどこかで必ず会うことになっていたんだろうなと思いました・・・が、このタイミングでパクチーハウスで会ったことに、意味があるのだと思います。昨年9月に福井のもりたシャルソンに参加して以来、北陸との縁がどんどんできています。じっくり行ってみたいです。

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2018年の初カンパクと新年のご挨拶を終えて少し落ち着いた頃、経堂の友人・ダムッチョが久しぶりのご来パク!!! もともと富士通時代の同僚がダムッチョ夫妻を連れて来てくれたのが最初の縁。その頃広がり始めたTwitterで多くの友人を共有し、経堂で“出版社兼 書店兼 Cafe ときどきイベントBar「笑和堂」”という業態にチャレンジしました。今回、数年ぶりの再会と思いますが、また新たなチャレンジの話を聞いて、僕ももっともっと面白いことをしたいと強く誓いました。持つべきものは、こういう久しぶりでも奮い立たせてくれる友人です。人生、常にチャレンジが面白い。

そこにプリンスが合流。そして、その後パクチーハウスから89m以内に住んでいて、毎年のようにラグマン鍋を食べに来てくれているという方も。2018年も楽しく始まりました。

カウントダウン65: 新年会

あと65日。

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翌日からの新しい特集「日本パクチー化計画」の仕上げと、新年の掃除。そして、スタッフとの新年会でした。

パクライスが手巻き寿司になりますよ! また、震災後に縁ができ、東北復興応援でウルトラシャルソンという企画で沿岸を890km ほど走りましたが、企画段階からずっと力を貸してくれた松友さん(木の屋石巻水産)の鯖缶を使ったメニューも登場します。

新年会は、パクチーハウスのパクチーを使ってくれているご近所の店の中から、豪徳寺の「エノテカサイトウ」さんにて。通常は木曜日が定休日なのですが、連絡してみるとお正月なので開けているとのことでした。ラッキー!

自家製のカラスミ、洋風の黒おでん、パクチーのペペロンチーノ、エゾシカステーキなどをたっぷりのワインと共に堪能しました。これまで何度か来ましたが、だいたい営業終了後の真夜中に来ているので、ゆっくりできて最高でした。気づくと5時間近くも滞在していました・・・。

では、新年5日より、パクチーハウス東京、最後の営業突っ走っていきます。