パクチーの日前後の空席情報 #paxiinfo

8月9日はパクチーの日! その前後の空席情報をお知らせします。(8/6 23::59現在の情報です)

7日(月) 残30席。パクチーの日まであと2日、そしてあのじゃがりこのパクチー味発売記念というのに空席多数です。とりあえず、経堂来ちゃう? 僕と同じ年にサハラマラソンを完走したランナーも来パク予定です。

8日(火) 残8〜9席。前夜祭やろう! 立ち飲みスペースも歓迎です。

9日(水) パクチーの日を祝おう! 飲み尽くせパーティ! 来れない方は、自宅や職場でパクチーパーティをどうぞ。パクチーハウスオープンから10回目、制定(2005年)から数えると13回目のパクチーの日。

10日(木) 満席。立ち飲みで後夜祭を楽しもう!

11日(金) 残15席ほど。じきに埋まるので、ご予約はお早めにどうぞ! 山の日です。パクチー山盛りで!

12日(土) 残5席。

13日(日) 残20席。じわじわ埋まってくると思いますので、人数多めの方はお早めにどうぞ。予約なんてしたくない方は、20時ごろからが狙い目です。

14日以降は、16日(残10席)・18日(満席)を除いてまだ比較的余裕があります。

 

店主Kyo paxiは、パクチーの日前後は毎日おります。お待ちしています!!!

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「肩書きを創る」ワークショップ、楽しく終了しました

5月にシブヤ大学で行った「肩書きを創る」ワークショップ、参加者からの評判よく、全国のコワーキングスペースなどに声をかけて頂いています。世界中どこでも行きたいと思っています。

<参考>シブヤ大学のレポート:

★★★★★
やりたい事をやり続ける為に

パクチーハウス東京と考える
自分の肩書きの作り方

 

まずはホームグラウンドでやってみようということで、PAX Coworking/パクチーハウス東京で実行しました。

僕は、「日本パクチー狂会・会長」という肩書きを自分で作って名乗り始めたのが、その後の人生が大きく動くきっかけとなりました。単なる飲み好きで騒がしい青年(当時)は、会長の肩書きと名刺により、訪れる飲食店でそこの店長や料理長など、運営に責任を持つ人たちと頻繁に話をするようになりました。そして、会長の立場として「この店の料理にパクチー入れればいいのに」というお約束の言葉をいつも発して帰ってきました。他人に投げかけた、この無責任な言葉が、2年ほどして全部自分に返ってくるとも知らずに・・・。

面白い・覚えやすい肩書きを作ると、そこから会話が始まります。肩書きや名刺は一人歩きをして、突然どこからか帰ってきます。しつこくやっていれば「○○の人」と言われるようになるかも。「売れるかな」「ウケるかな」ということを考える必要はありません。自分が「それ」を好きかどうか。自分のことを数秒以内に他人に伝えるのが肩書きなのです。

参加した方から、このようなコメントをいただきました。

一般的に『肩書き』って、それまでの経験値に基づく評価を言葉にしたもの、という意味合いが強いと思うけど、未来を創るための意思表明でも良いんだ!と目からウロコ

普通の名刺には、「今何で稼いでいるか」ということが書かれています。異業種交流会などで名刺交換しても1ヶ月後には全く覚えていないのは、その肩書きが自分にはほとんど関係ないからです。もしそこに「これから始まるなにか」が書かれていて、そのフレーズが魅力的だったり面白かったりしたら、関係ある事象を見つけた時に連絡を取ってみたいと思わないでしょうか。

僕はこうして、自分で創った肩書きから、出会った人と「再会」するチャンスを得てきました。

大学などで講演すると、学生は社長・会長・頭取・総裁などと並ぶ僕の肩書きにとても驚き、偉い人と勘違いし始めます。「全部これは自称です」というと、失笑のようなものが聞こえてきますが、自分で肩書きを作るというのは、自分で出会う人を選ぶということなのです。

会社をつくるほど手間でもなく、お金もいらない「肩書き創り」。ぜひ皆さんもやってみてください。

 

ワークショップ開催希望の方はご連絡ください: 080-3700-8900(佐谷恭)

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直近のワークショップ:

THINK Shonan
~パクチーハウス東京 佐谷 恭さんと考える、自分の肩書きの作り方~
7月29日(土)10:30-11:59

 

#すしパク 銀座・寿司さいしょさんとのコラボイベント開催しました

Twitterの初期の頃から親しくさせていただいている「寿司さいしょ」(銀座)さんと、 #和食とパクチーの融合 のためのコラボイベントを開催しました。

大田市場での仕入れから同行させてもらい、市場での朝食、仕込み、皇居ランetc…丸一日一緒に時間を過ごしながら本場に備えました。

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さいしょさんからのレポートが届いたので、ここにシェアしておきます。

 

【7/23】やりたい事をやり続ける為に:自分の肩書きの作り方ワークショップ

「肩書きは自分で創る」

パクチーハウス東京を開いて10年目。そこに至るための最初の一歩は「日本パクチー狂会・会長」を名乗り始めたことでした。

パクチー料理専門店を開くことはもちろん、飲食店経営者になることなど夢想だにしない頃。初めて自分で肩書きを作り、それを書いた名刺を作ったことで、人生が緑色に染まっていきました。「ありえない」と言われたパクチー料理専門店を開く決意をしたことも、10年経って急に先駆者と言われたことも、嬉しい誤算。

あなたにとっての「パクチー」はなんですか?

やりたいことを始め、それを続けるためにすべきことは、自分の興味関心にオリジナリティ溢れる名前をつけること。そして、それをたくさんの人に伝えること。その第一歩を経堂で踏み出しませんか?

夕方ワークショップをして、夜はパクチーハウスでパクチーパーティです。両方参加できる方のみお申し込みください。

*本ワークショップは、5月20日にシブヤ大学で行ったワークショップに準じるものです。参加者からの評価が好意的で、また、僕も私も参加したいとたくさんの反響をいただいたので、開催することにしました。(シブヤ大学でのレポートは、本イベントページでシェアします)
[やりたい事をやり続ける為に:自分の肩書きの作り方ワークショップ]
日時: 2017年7月23日(日) 16:00-21:00(15:45受付開始)
場所: パクチーハウス東京/ PAX Coworking
参加費: 1000円+飲食代の実費(割り勘)
定員: 20人
お申し込み: https://www.facebook.com/events/1879639945634350/

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毎年恒例の花見2017

今年もやります、毎年恒例の花見

4月1日(土)13:00 代々木公園原宿門集合!

詳細: https://www.facebook.com/events/565801073583336/

今回でなんと20回目。多様な種類の人たちが集まる上、騒いでいるので通りがかりの人も加わってしまうという。飲食店でアルバイトすらしたことない僕がパクチーハウス東京を作った理由は、花見のような空間を日常的に作りたいと思ったから。

まだ事業内容を発表せずに出資者を集めた時、「花見的事業をする」と書きました。一人ひとりに「パクチー料理専門店をやる」と伝えて回ったら、皆一様に「ありえないでしょー」と思ったそうであるが(最近それを“打ち明けて”くれる人が多い。10年目に入ったからだろうか)、花見で起こりまくるミラクルを体感したことのある人は、会社立ち上げに協力してくれた。

元々、僕の友人が、その友人を呼んでスタート。そこに、通りがかりの人が加わった。

10回続けたら、パクチーハウスのような店を作りたいと思った。そして、パクチーハウスのお客さんが、少しずつ仲間に加わってくれた。

そんな感じ。

Facebookイベントを、パクチーハウス東京のイベントとして作っているから、たまーにではあるけれど、お客さんから毎年恒例の花見について問い合わせがある。常連さんが集まる会というわけではない、パクチーハウスに行きたいと思って行けてなくていい機会だから来ましたという人もいる、僕の友達はそれなりに来るだろうけどどこからか見知らぬ人も来る、100人以上集まることもあるけれど今のところ参加表明している人は5人ぐらい(いつもそう)だ・・・と思ったら急増して10人も参加表明してる!主催者すらどうなるかわからないゆるいイベント。

よくある飲食店の主催する花見パーティみたいに、がっつりプロデュースしてパクチー料理を出しまくることはない。食べたければ自分で作って持って来てよ! 場は盛り上げますが途中で酔っ払って酩酊状態になるかもね。参加者が自分たちで考えて、動いて、みんなで盛り上がるんです。

で、どういうことなの? 知りません。来る人の動きで全てが決まります。パクチーハウスもそういう空間を目指しています。

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集合場所は代々木公園原宿門で、そこから89m入った右手ら辺で宴会しています。その辺りには桜がありません。桜は遠きにありて思うもの。桜にこだわる方はこの画像を頭に焼き付けて来ることをオススメします。

 

【PARTY】第42回Kyo paxi 誕生日パーティ #paxiinfo

毎年恒例! パクチーハウス東京・創業者/日本パクチー狂会・会長 Kyo paxiの誕生日パーティです。
・自分主催企画22回目
・パクチーハウスで10回目

どなたでもご参加いただけます。僕のこと知らなくてもOK。3月生まれの人は一緒に祝ってもらいましょう。

立食パーティ形式でどんちゃん騒ぎです。いろいろな友達ができます。初めてとか、一人で楽しみまくれます。

料理は僕のわがままが入るのでいつもより豪華になるはず。詳細は言えませんw
一人旅をしていた21歳の時にインドのダージリンのゲストハウスで、いろいろな国の人たちがいてまとまらない雰囲気で誕生日を迎えました。

朝起きて「俺の誕生日だから祝えよ」と伝えたところ、みんなが満面の笑みで祝ってくれただけでなく、それぞれ食材を買い出しに行ってくれ盛大なパーティとなりました。

理由はともあれパーティは人と人とを結びつけるということを、旅や宴会部長としての活動を通じて実感してきました。パクチーハウスという創業当時クレイジー(今はブームの中心?アホらしい!)な業態ができあのは、そのため。理由の一つとして自分の誕生日を自ら祝ってと呼びかけ、40過ぎても自分主催でパーティしています。
日時: 2017年3月10日(金) 18:42開場 19:00開宴
場所: パクチーハウス東京
参加費: 3500円(ドリンクはキャッシュオン)
ドレスコード: Something super green

参加表明: https://www.facebook.com/events/222621408208904/

2015年03月14日21時36分40秒_011

旅人の新年会!ペルー料理店・荒井商店の荒井隆宏さんに聞く「旅して起業」【cinemo PAX】

2017年を刺激的な旅人の話で始めませんか! ⇒1月15日(日)15:00- 開催

新橋にあるペルー料理の名店「荒井商店」の荒井さんをゲストに招き、ペルーの料理人に関する映画を見て、お話を聞き、パクチーパーティをします。

荒井さんは料理の修行後、ペルーを旅しながら食材と料理について学び、帰国後「荒井商店」を立ち上げました。自分の目で見たペルーを独自の視点で再現し、超人気店となっています。

パクチーハウス東京店主の佐谷恭との出会いは、2008年7月。『ぱくぱく!パクチー』の取材のためパクチーをよく使う国の一つとしてペルー料理店を探していた時のことでした。ランチタイムが終わる頃に訪れ、美味しい料理をいただいた後に、ペルーのパクチー事情のほか、荒井さんの体験談を聞いて一気に引き込まれました!

 

そんな荒井さんを迎える【cinemo PAX】。「料理て世界を変えた」と言われるペルーの国民的ヒーローとも言われる料理人・ガストンアクリオ氏に関するドキュメンタリー映像を見た後、荒井さんの旅と起業についての話を聞きます。その後の“中南米特集”パクチーパーティで大いに語り合いましょう。

旅好きな人、ペルーや中南米に興味のある人はもちろん、独自の視点で起業したい人、料理を愛する人は、是非ともご参集ください! 2017年旅人の新年会です。

■日時
2017年1月15日(日) 15:00-

■タイムスケジュール
15:00 開場
15:30 映画上映開始(78分)
16:50~17:50 荒井隆宏さんトーク(聞き手:佐谷恭)
18:00〜21:30 パクチーパーティ 「中南米特集」

■チケットについて
・映画+トーク+パーティ(定員50人)
早割 3890円 12/31まで
前売 4189円 1/1から1/14まで
当日 4500円
・パーティーのみ参加<映画・トークショウなし>(定員20人))
当日 3500円

 

自分のまちが好きになり、旅先をもっと楽しめるシャルソン

【cinemo PAX vol.2】前武雄市長・樋渡啓祐さんと考える【地方都市の活性化】〜映画『幸せの経済学』見て、トークして、パクチーパーティ!

まもなく開催!

前武雄市長の樋渡さんのことはよく知っている方が多いと思いますが、僕がしていることをパクチー以外知らない方も多いと思いますので、当日までにいくつか投稿させていただきます。(その4)

パクチーを愛するあまりエクストリームランニングに足を踏み入れてしまった僕ですが、個人的に走るのが好きになっただけでなく、メドックマラソンをヒントにしながらたくさんの人にランニングの楽しさを知ってもらうために作ったものがあります。それが「シャルソン」です。

シャルソンは、ソーシャル・マラソンを略してできた言葉です。走る楽しみはスピードだけでなく、景色を見たり移動すること、つまり自分の力で旅ができるということでもあります。公園や河原を走っているとき、疲れたら歩いたっていいし、きれいな花があったら立ち止まってもいい。気持ちよければ予定より多く走ればいいし、毎日コースを変えることもできます。

しかし、「マラソン大会」は基本的に速く走ることが良しとされます。コースを選ぶこともできません。いわゆる持久走大会で“走らされた”体験からランニングが嫌いだった僕は、走れるようになってもその延長線上にあるマラソン大会を積極的に楽しむことができませんでした。一方、シャルソンの発想の原点ともなったメドックマラソンはワインを飲むために「立ち止まる」ことが革命的だったし、制限時間ギリギリまで食事やワインを堪能できることが、僕のマラソンに対する思い込みを壊してくれました。

メドックマラソンに出場した際、その日本版を開きたい、と考えました。メドックマラソンにあるコミュニケーションが、僕がパクチーハウスやPAX Coworkingでやろうとしているのと同様に現代日本の閉塞感をぶち破ると直感したからです。しかし、冷静に考えてみると公道の使用許可を警察に申請し、そこで酒を提供するということが簡単に認められるとは思えません。数年単位の時間を使ってそれを実現させることもアリだとは思いますが、それでできるコミュニケーションが必要なのは数年後でなく今だと思ったので、即座にそれを実行することにしました。メドックマラソンの要素をシンプルに抽出し、僕のような小さな飲食店を一つだけ経営している人が簡単にできるイベントを作ろう、そしてそのイベントにより地域に貢献できればなお良いと。そうして「シャルソン」の仕組みを考案しました。

パクチー料理屋とコワーキングスペースという“マニアック”なことをやっているのが僕の会社です。それぞれの空間に、国内外からさまざまな人がやってきます。経堂にたくさんの人を連れてきていると言ってくれる人もいたのですが、うちの店に来て、仕事なり食事をして、そのまま帰ってしまう人がほとんどでした。そういう意味では経堂まで来てもらってはいるものの、経堂に貢献しているとは言い難いと悩んでいました。行き帰りに商店街を見てはどうですかという提案をしたり、ウェブにちょっとした周辺案内を載せたこともありますが、大多数の人は忙しい日常の中で目的を果たしたら家路につきます。シャルソンを生み出そうとしているとき、この僕の悩みがポイントになりました。「小さなマラソン大会を開き、僕が行き先を決めるのではなく、ランナーの皆さんに好きなように動いてもらい、経堂なり世田谷区の魅力を発掘してもらおう。そしてそれを再発信できれば、自分たちが存在する地域のためになるだろう」。こうして走ることを地域の魅力再発見につなげるためのシャルソンが生まれました。

年1回ぐらい、ちょっと変わったランニングイベントとしてできれば面白いかなと思って始めた「シャルソン」でしたが、第1回で僕も主催者兼ランナーとして42.195kmを走りました(走る距離は自分で決めて良いため、必ずしもそれだけの距離を走らなければならないわけではありません)。そして、自分も他の参加者達も思ったことは、「シャルソン」は簡単に誰でもどこでもできるし、もっとやりたい!ということでした。すでに5年以上店を運営していた経堂や10年以上住んでいた世田谷を知っているつもりになっていましたが、一日中絶え間なく「発見」があるのを驚き、かつ楽しみました。

「シャルソン」は簡単で、参加者だけでなく主催者も楽しく運営できるイベントです。ご当地シャルソン協会が各地の運営のサポートもしており、過去4年半で全国で120回ほど参加されるまでになりました。地域活性や地方創生をお考えの方は、ぜひシャルソンで地元愛を育て、たくさんのお客さんを呼んでください。

ご当地シャルソン協会
http://cialthon.at/
ご当地シャルソンについて(パクチーハウス東京ウェブサイトから)
http://paxihouse.com/blog/social-running/
今、シャルソンが熱い! (Naverまとめ)
https://matome.naver.jp/odai/2143452587480207301

ビール腹克服から始まったランナーズコミュニティ

【cinemo PAX vol.2】前武雄市長・樋渡啓祐さんと考える【地方都市の活性化】〜映画『幸せの経済学』見て、トークして、パクチーパーティ!

開催まであと3日!

前武雄市長の樋渡さんのことはよく知っている方が多いと思いますが、僕がしていることをパクチー以外知らない方も多いと思いますので、当日までにいくつか投稿させていただきます。(その3)

パクチーハウス東京のウェブサイトのトップに「世界のビールとパクチー料理」と書いています。僕は旅を通じてたくさんのビールにも出会いました。また、パクチーハウス東京では琥珀エビスという日本のナショナルビールでは最高峰(筆者談)のビールをメガジョッキ(1リットル)で提供しています。

そう、僕はビールが大好き。いつもガブガブ飲んでいます。そして35歳になった時(6年前)には、お腹に大量の脂肪を蓄えることができました。いわゆる「ビール腹」です。適当に運動してみたりもしましたが、効果はありませんでした。高校生までの持久走大会が大嫌いだった僕は「走る」ことを当時全否定していました。しかし、偶然パクチーハウスで催されたウルトラランナーの講演会を聞き、その内容に感動。当人に敬意を表して1度だけ走ってみようと思いました。翌朝、早起きして過去(といってもその20年ぐらい前)走った最長距離(10km)にチャレンジ。絶対やりきると決めたので完走しました。全身筋肉痛になったものの、身体が動かなさすぎて息が切れるスピードでは走れなかったです。歩くのより少し早いか、もしかしたら遅いスピードでボテボテ走りました。心臓が苦しいとか、横っ腹が痛くなるとか、僕が走ることのマイナス要因として捉えていたことが起こらなかったんです、遅すぎて。そしてSNSに「走るのが好きな人の気持ちが少しわかった。走らないけど」という趣旨のことを書きました。それからが今の時代の恐ろしいところ。それを読んでたくさんの人からお誘いが・・・(笑)。全て断るつもりでしたが、「朝走ってビールを飲む会」だけは断りきれませんでした。

久しぶり過ぎるランニングで得たポジティブな感覚(息が上がらないスピードで走れば気持ちいい)を意識して、無理せず走り始めたらあら不思議。数ヶ月で走ることが楽しくなり、ついでにお腹の蓄えは無くなりました。走れるならやりたいことが前から一つだけありました。それはメドックマラソンへの出場。メドックマラソンは給水所にワインが置いてあり、38km地点ぐらいから生牡蠣やステーキが食べられる“美食マラソン”です。まさに“酔狂”という言葉が似合うこのマラソンに「一度だけ出てみたい」と思いフランスへ旅立ちました。そして、現場にていい意味で期待を裏切られました。このメドックマラソンは「飲みながら走る」ことが特徴と言われていますが、それだけではありませんでした。ワインがちゃんとグラスで出てくるため、走っている途中で「立ち止まる」ことになります。日本で一本数万円するものが出ることもあり、グラスを回してみたり他の参加者と乾杯したり。仮装が義務付けられていることもあり、「自然と会話が始まる」のです。メドックマラソンの本質は「コミュニケーションがある」ことだと気づきました。これは移動しながら6時間半続くパーティです。

交流する飲食店を営む僕にとって、それは衝撃的でした。楽しいパーティは数多ありますが、6時間半も楽しみ続けられるものはそう多くないです。一度だけ人生経験として出場するだけでなく、これを人生の一部にしたいと思いました。初出場の39km地点で生牡蠣を食べまくっている時には、そのために毎年出場することにしようと決意しました。日本に帰り、この楽しみを多くの人とシェアしたいと思い、メドックマラソンに本気で行きたい人だけが集まるランニングサークルとしてパクチー・ランニング・クラブを作りました。それから毎年、メンバー20-30人と一緒に出場しています。

パクチー・ランニング・クラブは走らないランニングサークルです。トレーニングは各自でできるので、不定期で飲み会(メドックマラソンの半分!)を開き、フランスへ行くというモチベーションを互いに維持し合っています。ワインも飲みますが、だいたいスタートはメガジョッキです。そして、大いに酒に酔い、気持ちが大きくなります。国内外の様々な“気がふれている”マラソン大会の話題になり、“酔った勢いで”申し込んでしまう人が続出します。僕も、そんな楽しき仲間と知り合うことで、いろいろなマラソンに出場しました。主なものは以下の通りです:

  • コムラッズマラソン(南アフリカ)
    平和(PAX)のために89km走る、世界最古のウルトラマラソン大会。2014年に開かれた第89回大会に出場し、8時間90分で完走。勝手にパクパク(89×89)マラソンと名付けました。
  • サハラマラソン(モロッコ)
    パクチーハウス東京が開業89ヶ月の2015年4月、ありえないと言われたパクチー料理店をパクる人が出てきたので、そろそろ自信を持ってパクチー屋を経営してもいいかなと思い始めました。「さぁ(3)、パクチー(89)の時代です」との宣言代わりに砂漠(389)を一週間で250km走るこのマラソンに出場し、パク塩開発の人体実験をしました。
  • バイカルアイスマラソン(ロシア)
    バイカルアイスマラソンは凍ったバイカル湖の上を一直線に走るフルマラソンです。シベリア鉄道の廃線になった部分89kmを観光列車としている区間があるのですが、そこに向かって一直線に走るこのマラソンは「パクに向かってまっしぐら」だと思い、パクチーに対する愛を表現しに行きました。

ちょっとしたきっかけから、ウルトラマラソンにまで手を出してしまいましたが、僕はあくまでパクチー普及に命をかけつつ楽しくランニングをするファンランナーです。樋渡さんに初めて会った時から、同じランナーということで勝手に親近感を感じさせてもらっていました。