【緑の日】今日はセント・パクトリック・デー

今日は緑の服を着て、自分なりの平和(PAX)について思いを馳せよう。

プレスリリース

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St. PAXTRICK’s Day(セント・パクトリック・デー)

30 March (29 March on a leap year)
St. PAXTRICK’s Day is the day to celebrate the 89th day of each year by wearing green and tricking people around into PAX(peace).

3月30日(うるう年は3月29日)はSt. PAXTRICK’s Day。新年から数えて89日目に緑の衣装を着て、PAX(平和)に関するトリックを自分の周りの人に仕掛けましょう。
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Wonder what to wear today? Wear very green. It's St.PAXTRICK's Day today.着ていく服に今日は迷わないで。とにかく緑を身につけましょう。今日はセント・パクトリック・デー!

Posted by St. PAXTRICK's Day on 2015年3月29日

『パク塩』進化論

桜もちらほら、そろそろパクチーとビールを持ってお花見の季節ですね。
こんにちわ、うっしぃです。

パクチードレッシング・NO PAXI NO LIFEフラッグ・パクチーアイス
お客さんから買いたい!と言われるモノが、パクチーハウスにはいくつかあるのですが
その中でもダントツに多いのが『パク塩』
パク天にフリフリ、パクライスにまぜたり、ヤンパクの味をビシッと決めてくれたり
パクチーハウスを象徴する調味料なのです。

ということで、今回ついにパク塩商品化計画がスタートしました。
サイコウの「パク塩」を作るのだぁぁ!!!
と鼻息も荒く、さっそく伊豆七島の最南端にある青ヶ島へ行ってきました。
この島は、つねに地表に「ひんぎゃ」と呼ばれる地熱水蒸気が噴き出しているのです。
それを利用して一切の火を加えずに、ゆっくりゆっくり結晶化させたのが『ひんぎゃの塩』
甘味と旨みにあふれる、本当に美味しいお塩なのです。

『パク塩』の商品化が具体的になった時、まっさきに浮かんだのがこの塩。
最近スバラシイご縁があり、フランス産の乾燥パクチーと出会ったこともあり
この最上級の二つを組み合わせたいっ!と、一路ヘリコプターで青ヶ島へ!

フランス産パクチーは鮮やかなグリーンと香りが、抜群にすばらしく
試作を重ねるうちに、これはもう間違いない組み合わせと、すでにコーフン気味(^^
カタチになるのは、もう少し先になるかもしれませんが
みなさん、楽しみに待っててくださいね!

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ブームは誰かが作り文化はみんなが作る

人気を博すパクチー 飲食店のメニューにはやっつけ感が否めないものも
(RocketNews24)

「パクチーブーム」について早くも書かれています。飲食店が「やっつけ感丸出し」と書かれたらおしまいです。パクチー愛を持って、メニュー開発しましょう!


「とりあえずパクチーを入れときました感」がプンプンする。・・・何より、「流行のパクチーで一儲け」と『ビジネスパクチー』臭を感じずにはいられなかった。

パクチーでがっかりさせてしまうやり方は、パクチー狂を増やす(というか全人類をパクチー狂にする)という方向に導いている日本パクチー狂会として危惧しています。一方で、まだパクチーが浸透していないからこそ、パクチーを出す店がとても注目されているのも事実です。先駆者のみなさん、愛を持って。そしてその後、ネギがパクチーに取って代わる時代が来るでしょう。パクチーを「とりあえず載せる」のはそれからです。

この記事にある


パクチーは、基本的には生で食べて美味しい野菜である。パクチー単体で食べても、パクチーの良さは引き出しづらい。あくまで料理そのものが美味しいのが前提で、その料理をより風味豊かにする、「究極の引き立て役」なのだ。

という文章には日本パクチー狂会は全力で反対します。パクチーは生でも美味しいですが、熱を加えてもまた別の魅力が(具体的に言うと甘み)が出て最高の味わいです。そしてパクチーは「引き立て役」や「薬味」になれるのはもちろん、「主役」としても世界中で活躍しています。

パクチー狂のみなさん、時代はパクチーになりつつあります。まだまだ発展途上のパクチーですので、無理解やブームに乗るだけのものもみられるでしょう。しかし、我々がすべきは単なる賞賛や批判ではなく、パクチー愛をきちんと表現することと、パクチーを出す店や料理人との対話です。ブームは誰かが作るものですが、文化は我々が作るのです。

パクチーハウスの椅子がカホンになりました

お昼のイベント「パクチーカホンを作ろう」が無事終了しました。

いつものごとくカンパクから始め、カホンプロジェクトの八崎さんの指導のもと、協力し合ってつくりました。穴を開けたり、ネジを締めたり・・・慣れない作業でしたが楽しめました。そして、数枚の板が途中から楽器に・・・。楽しい体験でした。

カホンプロジェクトは間伐材を有効利用するためのプロジェクトでもあります。座れるし、誰でも楽しめる打楽器でもあります。パクチー料理をたのしみつつ、カホンの演奏を楽しんでいただければと思います。

 

マジックナンバー89(1)

パクチーハウス東京はパクチーとともに89(パク、PAX)という数字に異常に執着しています。89って数学的にめっちゃ面白い数字ということをご存知ですか?

フジテレビで放送中の月9ドラマ『デート』にて、89が注目されていました。

藪下依子(杏): 鷲尾さんのデータを教えていただいてもいいですか?

鷲尾豊(中島裕翔): はっ?

依子: 生年月日、身長、体重。
鷲尾さんに恋をするためには鷲尾さんのことをより深く知る必要がありますので。

豊: ああ…。
1988年8月9日生まれ。
身長は178cmで体重はだいたい62kgですね。

依子: ほう…。いいですよ。いいじゃないですか!
どの数字もかなり好感が持てます。
特に「8月9日」というのが素晴らしい
「89」という数字は私の大好きな数字の1つなんです。
あのフィボナッチ数列の第11項目の数字であるということはご存じでしょうが、
さらにですよ!
どんな数字であっても各位の2乗を足すと必ず1か89になるんです。
すごいでしょう!

 

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村山博則写真展【BELIEVE】 4月13日より開催決定!

出会いは本当にオモシロイ!!!
パクチーハウスの取材で出会ったカメラマン、村山さん。
ちょっと話してみると旅人であることが判明。
そうなるともう色んなことを聞きたくなって、仕事とは関係ない話にパカパカ花が咲くものです。

そんなステキなご縁で、写真展【BELIEVE】4月13日~26日まで開催することになりました。
会期中、村山さんとどんどん話をしてくださいね。
村山さんとみなさんとわたしたちスタッフと、それぞれの世界が出会いによってふくらみますように!

今回を機に、しばらく開催していなかった『Piece Of Peaceプラザ(PPP)』復活です!
パクチーハウスは、アーティスト・ミュージシャン・その他すべての表現者に空間を開放しています(無料)。
開放しているのは店内の、厨房とバックヤード以外の空間、表現したいヒトすべてに開かれている空間です。
興味のある方は是非 tokyo@paxihouse.com 担当うっしぃまでご連絡くださいね!

それでは、村山さんから一言

 私は幸運にも幾つかの地域を訪れる機会に恵まれました。
 そこで感じたことは
 私たちの住むこの世界は
 本当に多種多様の人々の「何を信じ、生きるのか」という想いが
 織りなして創り上げられたものだという事でした。
 そしてその想いに触れたとき、私は「この世界は美しい」と思わずにはいられませんでした。
 本展示をご覧いただき皆さんが
 何かを感じていただけたら幸いです。

【村山博則プロフィール】
1975年生まれ。
中学時代の3年間をシンガポールという多民族国家で過ごし
そこで世界の多様な人種、文化などに触れ興味を抱く。
1998年より都内撮影スタジオ、カメラマンアシスタントを経て
2001年よりフリーランスカメラマンとして活動開始。
活動当初から今日に至るまでおよそ15年仕事、プライベート問わず
毎年国外撮影を展開している。

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(うっしぃ)

3月10日【40th. kyo paxi誕生日パーティー】メニュー大発表!

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いよいよ、あと3日!
3月10日、パクチーハウス3大パーティー、kyo paxiの誕生日パーティーを開催します。
日本パクチー狂会会長、パクチー銀行頭取、平らに言うとウチの社長です。

惑いから解放される記念でもありますので、みなさんガンガンお祝いにきてくださいね。
佐谷恭?誰それ?
そんなあなたもウェルカム!
パーティーで知り合ってください、愛すべき変態です。
たぶん、あなたの人生がちょっとオモシロくなりますよ!

もちろんお料理はパクチーづくし
・三陸の生牡蠣
・牡蠣の白ワイン蒸しパクソースかけ
・牡蠣とパクチーのグラタン
・パク根っこと牡蠣味噌のミルクチャウダー
・気仙沼サメと根菜の煮つけ パク根っこ風味
・気仙沼サメの南蛮パクタルソース
・パク海老パン
・濃厚ヨーグルトとパク蜜のカナッペ
・パクキーマカレー
・パクチーハウスのニース風サラダ
・デザート

3月10日(火) 18時半open 19時start
¥3500 (ドリンクのみキャッシュオン)
ブュッフェスタイルでの立食パーティーになります
予約なしでも参加していただけます。

 

参加表明はこちらから!⇒ https://www.facebook.com/events/892701677416746/

撮影はいります #paxiinfo

この週末から数日間、テレビの撮影が入りますのでお知らせします。お店でも当日ご案内しますが、映りたくない人はご留意ください。取材に来るのは深夜のトーク番組Wと、ビジネス番組Wです。

7日 20:00以降、店内の様子を撮影します。インタビューなし。
8日 22:00ごろ、パクチーハウス店主インタビュー
9日 営業中、お客さんへのインタビュー&全体撮影
11日 8日インタビューの予備日

では、よろしくお願いします。放送日等はまた追って紹介させていただきます。

 

パクチーハウス東京
Kyo paxi

農場見学レポート by 佐保秀郁

【2015年冬パクチー研修レポート】

今回の農業法人マイベジタブルさんの農場見学は今までの農場・市場見学で一番おもしろいものだった。

今回の農場見学は話しを聞けば聞くほどワクワクした。マイベジタブルさんが行っている農業は高床式砂農業というもので、かなり簡単に言うとテーブルの上に敷いた砂の上で野菜を育てるというもの。

従来の農業のイメージと大きく違うが、この農法は水耕栽培や路地栽培にないメリットや可能性を持っている。

高床式砂農業のメリットを大きく3つに分けると、「コスト」「多様な人ができる」「発展性」の3つになる。

まず「コスト」だが、水耕・路地栽培に比べてランニングコストが低い。

水や養分を最低限しか与えないストレス農法を採用していることもあり水の使用も従来の農業より格段に低い。農薬も砂栽培の場合害虫などが付きにくいため少量で済むようだ。しかもハウスと高床の初期投資をすませれば後はそれほど多くの機械を用いないため初期投資も水耕栽培より低いそうだ。

つぎに「多様な人ができる」というのはどういうことかというと、土を育てる必要や気候を読む力などの能力や経験がなくてもできるということ。農業の高齢化や、後継ぎがいないなどの問題があるなかで経験のない人が始めやすいのは大きなメリットだし、農業が家業ではなく事業になっていくなかで、車のメーカーに就職するように野菜のメーカーに就職、起業という感覚が今後できてくるかもしれない。

砂栽培は高床ということもあり、腰をかがめずに作業ができる点も人を選ばないポイントになっている。車椅子の人でもできるだろうし、腰を痛めてしまった人や高齢者でも働きやすいのは雇用の安定という点で労使ともにメリットがあるように思う。

最後に「発展性」だが、砂栽培は究極、砂漠で農業ができる可能性があることと、発展途上国でもできるかもしれないということだ。

砂漠で農業となると気温や塩害など超えるハードルは多いだろうが、砂でも野菜はできるということは実証済みなのでいつかできる日がくるかもしれない。

また発展途上国では、米などの炭水化物は足りていてお腹いっぱいにはなるが、ビタミンはタンパク質が取れていないという問題がある。技術があまりいらない砂栽培のノウハウを提供して現地の人が作り出せば、世界の食事情が大きく変わるかもしれない。

日本の農業、世界の農業の明るい話題になりうるものを直に見れてとても有意義な研修だった。

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