【89】パクチーハウス東京89カ月記念パーティ

2007年11月にオープンしたパクチーハウス東京は、2015年4月にちょうど89カ月目を迎えます。

これを記念して、4月19日に【89】記念パーティを行ないます。

たっぷりのパクチーを、美味しいパクチー料理で食べながら、一緒にお祝いしましょう!

なお、パクチーハウス東京店主のKyo paxiは、89カ月にふさわしいチャレンジを考えた結果、サハラマラソンに行くことにしました。

創業時、パクチー料理専門店なんて「ありえない」と言われまくった中始めたもので、これまではとても遠慮がちにパクチーを語ってきましたが、これからは何があっても「さぁ、パクチー!」(389)と返そうと思っています。

パクチー・ランニング・クラブのメンバーから誘われた、砂漠(389)を走るレース「サハラマラソン(Marathon Des Sables)がちょうど89カ月目の4月に行なわれることを知り、約89秒間考えた結果、これを節目のチャレンジとすることに決めました。

というわけで、この日はパクチー・ランニング・クラブのサハラマラソン参加ランナーによるトークライブ [砂漠にパクチーを生やす] と【89】記念パーティを行ないます。

[【89】パクチーハウス東京89カ月記念パーティ]
日時: 2015年4月19日(日) 16:00-
場所: パクチーハウス東京
参加費: 3,500円(パーティのビュッフェ料理込み、ドリンクはキャッシュオン)
ドレスコード: パクチーっぽい、または砂漠っぽい格好
お申し込み: https://www.facebook.com/events/1606307042934023

 

パクチー・ランニング・クラブ

牡蠣とりんごのパクチー和え

Kyo paxiです。

今夏オープン予定の「モリウミアス」をご存知ですか? 石巻市雄勝町の、廃校を利用した自然を体験できる複合施設です。震災後たくさんの人により東北に縁をいただき、僕も「ウルトラシャルソン」という復興支援事業を昨年から始めました。その第3回で訪れる予定の雄勝町でのプロジェクトということで、発表当時から注目しています。

クラウドファンディング「JapanGiving」で、雄勝の食材を中心とした食事会の募集が行なわれています。ぜひとも食べに行きたい・・・と思ったのですが、予定が合わず、ちょっとだけこの食事会に協力することにしました。

3月4日の「山田優シェフによるデトックスメニュー」のところに寄附をしてみました。そして、牡蠣とパクチーと東北の果物を使ったメニューをリクエストしたところ「牡蠣とりんごのパクチー和え」というメニューを作ってくれました。

山田優シェフ監修メニュー
3月4日にお召し上がり頂けるブッフェメニューが決まりました。銀座のマクロビレストラン元シェフ山田優氏が腕をふるう、からだがよろこぶデトックスメニュー。雄勝の採れたて魚介はもちろん、旬の新鮮な野菜もふんだんに使った料理をお楽しみください!

※ 食材の仕入れ状況によっては、メニューが変更になる場合がございます。

メニュー

■ホタテと麦のサラダ~ババガヌーシュソース~
■ホタテのヒモのドレッシングサラダ
■銀鮭のシトラスマリネ
■牡蠣とりんごのパクチー和え(ウルトラシャルソン様オーナーメニュー)
■牡蠣のコンフィ
■ワカメのブルスケッタ
■アナゴと菜の花の米粉フリット
■銀鮭と野菜のオーブン焼き~甘酒マスタードソース~
■麦味噌でマリネしたエゴマ豚のポルケッタ~春菊ソース~
■牡蠣のスパゲッティーニ(かみひがしわたる様オーナーメニュー)
■ホタテと玄米のまぜご飯

牡蠣とホタテづくし。うらやましい! 誰か行けそうな人は、ぜひ行って感想を聞かせてください!

 

ちなみに、パクチーハウス東京では3月10日、毎年恒例の僕の誕生日パーティをします。南三陸の牡蠣、気仙沼の鮫などを使って大騒ぎします。

 

東京“ウルトラ”シャルソン2015

明日の東京シャルソン2015(公式マップ)は、葛飾と世田谷を中心に行ないます。

Google mapsによると25kmぐらい離れた2カ所ですが、2カ所で同時に情報発信することで、23区の東と西の端の、今まで気づかれて来なかった魅力を発見し、いろいろな人に伝えて行きましょう。

そして、この2カ所を走ってつなぐランナーが7人(+途中までアテンドしてくれるランナーが1人)、電車でつなぐランナーが2人います。

東京“ウルトラ”シャルソンランナーズ(葛飾⇒世田谷、6+1)
山戸 惠利加(リーダー)
Takuma Drb(サブリーダー)
Noriaki Yamamiya
成田 康宏
辻 大志郎
毛利 佳央
中村俊之
今村 基千(霞ヶ関までのビール案内人)

 

ウルトラシャルソンは、走ることを通じてまちを再発見し、人と人とがつながるランニングイベントである「シャルソン」を応用した、東北復興支援事業です。東京シャルソンの最中、それをさらに応用して東京をウルトラにシャルソンしようというのが「東京“ウルトラ”シャルソン」です。

ウルトラシャルソンについては・・・

 

 

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東京シャルソン2015 公式マップ

2月22日は(第4回)東京シャルソン!

東京シャルソンの公式マップを紹介します。給◯スポットとして世田谷(緑)と葛飾(赤)、東京ウルトラシャルソンランナー用(青)のスポットをマーキングしたほか、公式スポットとして打診はしていないもののランナーがオススメしてくれたお店(黄)も。そして、どさくさにまぎれてパクチー関連というレイヤーを作り、パクチーハウスの元スタッフのお店と、パクチーハウスと同じパクチーを使ってくれている店を紹介しました。
地図URL: http://goo.gl/ungUWf

 

 

世田谷周辺給◯スポット: マルショウ アリク88saloonBLUE TamagawaOpen Source Cafe, Shimokitazawaビリヤニハウスブルックリンダイナー(目黒の新店予定地)、 An dipaxi house tokyo

葛飾周辺給◯スポット: サラダ館白鳥店ワンストローク教室 とらべ、 ファミリーマート葛飾高砂三丁目店、 パティスリー ベルエキップ花市場昭和レトロ雑貨と喫茶「セピア」、 かつしかシクロ

東京ウルトラシャルソンランナー用給◯スポット: Brasserie St.Bernardus ブラッスリー セント・ベルナルデュスデリリウム カフェ トーキョー Délirium Café Tokyo

世田谷周辺ランナーおすすめスポット: 松と枝Cafe Soul TreeTree of Lifeつけそば まき野 池尻大橋店、ブルックリンダイナー(駒沢店)

パクチー関連: ガラムマサラ経堂 まことやヤサイとすぱいすのお店 世田谷クミンインド料理 プルワリHot Buttered Club 2-3-4shokudo七福餃子楼hishimo宙 〜無国籍酒場〜台湾チャイニーズ 天天厨房(テンテンチュウボウ)

なお、給◯スポット以外は各方面からのおすすめの店ですが、シャルソン開催時間には開いていない店もありますので、営業時間等は各自で調べてください

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【2月22日】東京シャルソン2015

パクチーハウス東京から始まった、まちの魅力を発見するランニングイベント「シャルソン」を2月22日に開催!!!

東京シャルソン、ぜひご参加ください。

今回はパクチーハウス東京を含め、3カ所を「スタート・ゴール地点」として東京の魅力を発見します。

・世田谷を中心に走り、やっぱりパクチーを食べたい方は、@パクチーハウス東京へ。
・世田谷を中心に走り、全国のうまい牡蠣(オイスター)を食べたい方は、@アリクへ。
・葛飾を中心に走り、下町情緒を味わいたいかたは、葛飾へ。立石には「香菜麺」の 蘭州もありますね!

走れない方も東京を自分の歩くスピードで見て回りましょう! 普段通り過ぎているここにもそこにもあそこにも、魅力がたくさんあることに気づくと思います。物理的に遠い方、夜は予定が入っちゃっている方は、オンラインで楽しむこともできます。

 


 

世田谷シャルソン

パクチー食べる前のお楽しみ

おはようございます、パクチーハウス東京のKyo paxiです。いつも大勢のお客さんにご来パクいただき、とても楽しんでもらっているのを見てとても幸せです。ありがとうございます。

たくさんのお客さんといろいろな話をして、僕はパクチーハウス東京やその運営会社である株式会社旅と平和が進むべき方向を考えています。

そんな中でできたものの一つに「PAX Coworking」というコワーキングスペースがあります。東京で最初のコワーキングスペースです。コワーキングスペースというのは、電源とWi-Fiが使えて、気軽な雰囲気で仕事ができるオフィスです。いろいろなタイプの人が集まっていて、仕事や人生のヒントをたくさん見つけることができます。

仕事が終わって、電車でパクチーハウスに来てくれる方が大勢います。食事を終えるとまた電車に乗って自宅に帰ります。わざわざお越しいただいて嬉しい限りです。でも、たまには、もう少し長い時間をパクチーハウス東京のあるまち「経堂」で過ごしませんか?

休みを取らなくても大丈夫。仕事をいつものオフィスでなく、「PAX Coworking」でやればいいのです。仕事の合間にいろいろな発想を持ったコワーカーと会話すれば、なにかのきっかけで仕事にブレイクスルーが生まれるかもしれません。「PAX Coworking」は一日単位で利用することができます。

ランチは経堂にたくさんある名店で食べましょう。パクチーハウスと同じパクチーを使ってくれている店が何軒かあるので、ご紹介します。もちろん、夜に備えてあえてパクチーなしの食事をするのもいいでしょう。いつもいる場所とは違うところで、まちを楽しんでください。

パクチーハウス東京で知り合って一緒に事業を始めた人がいました。また、パクチーハウス東京の立ち飲みスペース(Public’S’peace)で出会った人の話に刺激を受けてから、生まれて初めてキャリアについて真剣に考えて、結果として転職をした人がいました。僕はそうした話を聞いて、食事の場所だけでなく、仕事の場所も創ってみたいと思ったのです。

オープンな雰囲気でわいわいガヤガヤしているパクチーハウス東京のことを、「100%の人が笑っている飲食店」と評してくれた人がいました。楽しい食事の場から「仕事の環境」について考え始めた僕は、「100%の人が笑っているオフィス」というように言葉を置き換え、妄想を始めました。2009年夏のことでした。

8カ月と9日ほど夢想して、妄想は暴走。いつしか「パーティするように仕事する」という言葉が生まれ、そして、アメリカで生まれ、当時ヨーロッパに広まりつつあった「コワーキング」という概念に出会ったのです。

だから、
パクチーハウス東京での楽しいパーティの前に退屈な仕事を終わらす
のではなく、
パクチーハウス東京での楽しいパーティの前に仕事を楽しくこなす
という状態を知ってほしいです。そういう空間を作ろうとしています。

わざわざ経堂に来てくれる人は、せっかく経堂に来るので、まちや仕事を楽しんでいってほしいと思います。僕は毎日、そんな日常を過ごしています。

 

Enjoy coworking before eating paxi!

PAX Coworkingを利用したい方は、ご連絡をください(080-3700-8900)。利用可能日は、こちらをご覧下さい

 

第2回ウルトラシャルソン報告書

10月31日から11月4日に行った「第2回ウルトラシャルソン」の報告書が完成しました。パクチーハウス東京を運営する株式会社旅と平和の新しい形の東北復興支援として8月に始めた企画の第二弾です。

第2回ウルトラシャルソン報告書

ぜひお読みいただき、シェアしてください。そして、仲間になってくれると嬉しいです。

 

大震災で痛手を受けた東北地方のポジティブな部分に光を当て、 「被災地」に関⼼を持ち続けようという趣旨のウルトラシャルソン。

第2回⽬を2014年10月31日から11月4⽇の5⽇間で行なった。

東北の震災被災地沿岸地方(気仙沼~南三陸~登⽶~⽯巻)を合計約120km⾛り、 その道中で地元の方々と交流しながらまちからまちへ移動。

到着後、講宴会と称してそれぞれの地域で積極的に活動してきた方々に話を聞き、 地元の美味しいものを味わってさらに体験を共有した。

まだまだ苦労する⼈が多い現状だが、 ポジティブな要素を共有し発信することで、 地元の方々を元気づけ、同時に被災地の現状を伝え続けるのが ウルトラシャルソンである。

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研修報告書:メドックマラソン2014 by 佐保秀郁

1日目

 

{成田→ベトナム}

家から東京駅まで電車で移動し、東京から成田空港まで直通のバスで行く。値段も安く乗り換えもないので今後も成田はバスだなと思った。今まで成田はてっきり成田エクスプレスで行くものだと思い込んでいたので嬉しい発見。

成田では恭さんからかるーく研修の予定を告げられた後、パクチーアイマスクをもらった。こんなものまで作っていたとは。

ベトナム航空の機内ではビールを頼んだが、プレミアムモルツだった。

ベトナムのビールを予想していたので少しがっかりしたが結局うまかった。

{ベトナム空港}

飛行機から降りて、入国手続きを受ける。軍人が従事していたが、仕事より私語に忙しいようで時間がかかった。目が悪いのか、頭が悪いのか、行列が見えないようだ。

{タクシー}

空港からハノイ市内までタクシーで移動。道中、かなりの数の日本企業があって驚いた。

タクシーは武さんに任せていたが、値段がどうやら最初の話と違うらしく明らかにボッタくりな値段をふっかけてきた。海外っぽくていいな~と眺めていたら武さんが粘り勝ちで最初の値段で落ち着いた。最初の値段もそもそもボラれていたみたいだけれど。

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{クレープ屋}

ベトナムではまず日本人が切り盛りしているクレープ屋にいった。ベトナムにはクレープはないらしいが、ベトナム人は甘いものが好きで順調に常連客もついているようだ。
ビールはビアハノイを氷に入れて飲んだが、やはり氷は入れない方がビールは旨いと思う。

{旧市街}
旧市街では町並みの散策と飲食店巡りをした。
いかにも東南アジア的な混沌とした雰囲気に、フランス統治時代の名残が所々にあってベトナムのユニークさを醸し出していた。その象徴的な場所として大聖堂とその周辺のコントラストがアジア的センスでおもしろかった。

ケンウォレットの『大聖堂』という本を読んで大聖堂の思想的、建築的な貴重さに興味を持っていたのでアジアでも大聖堂を見れたことは嬉しかった。

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飲食店巡りは高円寺に支店があるビンミンにまず行った。ビンミンは高円寺店と違って串焼きのみだった。足の串焼きなど日本にはない豪快さだった。味は普通。ビンミンの後はなかなか店が見つからず。

日本と違って、業態ごとで店が密集していて、飲食店街が思ったより無かったので店探しに苦労した。

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二軒目はテラスのある店に。フォーボーと海老の擂り身揚げとサイゴンビールを飲む。フォーボーはやさしめな味付け。
三件目は屋台に行った。
ブンチャーを食べた。香草類が山盛りで、肉もしっかり焼いたものがたっぷりで美味しかった。パクチー麺メニューに使えると思う。サトウキビのジュースも頼んだが、甘過ぎて飲めず。氷も入っていたが汚そうだったので皆ですぐ掻き出す。

 

ベトナム料理の印象は全体的に日本人に合う味付けだった。

味付けはやや日本よりやさしめ。

日本のベトナム料理屋と劇的に違うかといえば、そうでもないという感想。

 

2日目

{ベトナム→パリ}

空港に戻り、チェックインするもフライトが二時間以上の遅れ。ベトナムを出てフランスへ。機内では『食べ物を変えれば脳が変わる』を読む。今回の研修旅行は二冊の本を持ってきたが、どちらも食に関する本にした。この本は特に面白いことは書いてなかった。

コンビニ食やスナック菓子を常食している人は読んだ方がいいのかもしれない。

 

4時間近く遅れてきょうさんと石田さんと合流。
ボルドーに車で移動。レンタカーの配車ミスがあったが、対応が雑すぎるとこがフランス的だなと感じる。去年旅行でパリに2週間程いたがフランス人の仕事のやる気のなさはよく先進国でいれるなと思うほど。パリの街は好きだが人は苦手だ。

 

{ボルドー}

ボルドーに着いて、大聖堂の前のカフェでビールを一杯。
タルタルが評判の店に行ってみんなで宴会。スタッフが異常にイケメン揃いだった。

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料理、ワインともに美味しい。

最初のカフェや、タルタルの店、街の人々の雰囲気がパリと違って柔らかい。

ゆったりと楽しめ、フランス人の印象が良くなった。

どの国も都会はピリッとしていて、田舎は柔らかいのかもしれない。
宿に移動するとレセプションが閉まっていた。ゼッケンも貰えないし、酒も買えないしで寝る以外にすることもないので即就寝。ハプニング続きでおもしろい。

3日目

{メドックマラソン}

研修旅行のメイン、メドックマラソンがスタート。

メドックマラソンは弊社の事業の一つであるシャルソンのモデルとなったマラソンで、仮装し、ワインを飲みながら走るという素敵なイベント。

僕はまだ若いし(27歳)、学生のころ野球をやっていて結構走っていたからフルぐらいなんとかなるでしょと大して準備してこなかった。むしろ時間内にどれだけ飲めるかを心配していた。しかしそれが後の恥ずかしい結果を招くことになる。

 
当日朝、結局ゼッケンは手に入いらないまま会場へ。受付の女性の裁量で無事走れることに。

スタート直前の盛り上がりはいい意味でのゴチャゴチャ感が楽しかった。

スタートしてみると3キロ地点あたりで脚が痛みだす。

それでも飲まなかったら普通のマラソンと変わらないので、しっかり飲むことは忘れずに走った。どれもとてもおいしいワインで、ずっと止まって飲みたいなぁと毎給ワイン所で思う。15キロあたりでふくらはぎがプツンプツンいいだし、肉離れになるのではないかと怖くなった。どうやら塩分不足だったようだ。氷砂糖を配っていたのでてっきり糖分が大事なのかと勘違いしてしまった。

20キロ地点で、制限時間を示す6時間30分ランナーの200m後ろを走っていたが、係員に止められてあえなくリタイア。

しかも僕より一回り以上年上で、明らかに運動とは無縁そうなうっしーさんとほぼ同じスピードという赤っ恥。フルマラソンは若さと部活の貯金じゃどうにもならないなと痛感。

マラソンを終え大西洋に寄り道。きょうさんルイージが大人気。初めて見る大西洋はでかかった。

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{マラソン打ち上げ}

宿ではスーパーで買った食材を調理。シンプルな味つけしかしなかったが、素材の味が濃くておいしかった。ボルドーの人はこんな食材を毎日使えて羨ましい。

それにホテルに当たり前のようにサラダサーバーやソムリエナイフがおいてあってオシャレだな~と。

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{シャルルドゴール空港}

翌朝、TGVでパリへ。きょうさん、石田さん、小浜夫妻に見送られパリへ。

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空港についてチェックイン・・・できず。どうやら1時間前にチャックインしないとダメらしい。テキトーなフランス人が、そこはテキトーではなかった。

乗れなかったものはしょうがないので、天を仰いだりパンをかじったりしながら6時間ほど過ごす。この時読んだ『エル・ブリ 想像もできない味』はとても刺激的な内容だった。

安直なマネは危なそうだが、発想やユーモア等いろいろと参考にしたい。

 

結局ベトナム行は無くなり、ドーハ経由で帰ることに。

空港で短い別れからの再会を果たした見送り組との乾杯はいい思い出になった。

ぬるいビールですら旨かった。酒はシュチュエーションが大事。

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{パリ→ドーハ}

カタールエアラインはとても快適だった。映画を見たり、仮眠をとりながら

過ごす。今回の旅、総じて機内食がおいしかった。パクチーハウスがタイアップできれば、収益はもちろん、宣伝効果がものすごいのではと思った。再加熱調理が前提だが、そのあたりはなんとかなるように思う。

 

ドーハには2時間乗り継で滞在。トイレが水でケツを洗うイスラム式と、トイレットペーパの先進国式(?)ふたつがあって、印象的だった。祈りの部屋もあり、宗教が生活の根幹をなしている様子を垣間見ることができた。今度イスラム圏にも旅してみたいと思う。

 

{帰国}

羽田につくと、ハプニング続きの旅のしめくくりに相応しく、きょうさんのお母さんから貰った土産のサラミを検疫所で回収された。どうも正直に肉を持っていると言う必要はなかったらしい・・・。

 

{さいごに}

 

「社員研修でメドックマラソンを走る」という、言葉にすると(?)で、実際にいってみたらこれまたトラブルとアルコールと寝不足にまみれ続けた5日間だったが、フランスのイメージが変わったり、初めての東南アジアを経験したり、イスラム圏ってほんとにあるんだなと実感したり今後に大きく影響する研修だった。

旅休暇でイスラム圏に行ってみたい。

以上

旅スル人生〜韓国・中国でフリーハグ(報告)

11月8日(土)、面白い旅人がパクチーハウス東京にやってきました。彼の名は桑原功一(くわまん)くん。韓国、中国や台湾でフリーハグを敢行し、それを記録した動画で多くの人を感動させている人です。

彼の面白いところは、自らの数年間の体験を経てこの試みに至ったということ。フリーハグをやろうと決めて実行したのではなく、どちらかというと逆の思考を持っていた(本人談)けど、自らの旅の体験を通じて、一つのチャレンジとして始めたのです。

反日反中とか嫌韓とかという言い方がありますが、僕は人をカテゴリーで断じる主張をする人は残念だなと思っています。学生時代にいろいろな国を旅しているときに、“旅の達人”と言われるような人たちが「◯◯人って△△」なんだよ、とひけらかして旅慣れない学生たちに偉そうな顔をしていました。そして、そうやってカテゴリー化することにより、思い込みでしかその国の人と付き合っていないと感じ、この人たちは外国をふらふらしているくせに「旅をしていないな」と思いました。話しの切り口としては非常に分かりやすいのでついつい「へぇ」と聞いてしまうのですが、厚みや発展性がなかったので、そういう人がいると僕はそっとその場を離れていました。(“旅の達人”というのは、僕が出会った旅人たちが彼らを揶揄するときに使っていた呼称です)

くわまんくんはとても正直に語ってくれました。中国人・韓国人とか近い国の人に特に興味がなくて、白人・黒人と仲良くなりたいという発想を持っていたことや、旅先でダンスを踊る動画『Where the hell is Matt?』を見て自分も目立ちたいと思っていろいろ考えたということなど。でも、彼は旅を通じて心境が変化し、結果としてフリーハグをするようになったそうです。具体的にはフィリピンで語学の勉強をしているときに、周りにたくさんいた韓国人に助けられ、ともに遊んだことが原点のようです。

彼の話の中で印象的だったのは、フリーハグをする際に「自分から向かわない」ということでした。ボードにメッセージを書いてあるので、それへの反応を待つのだそうです。そして気になっている人が反応した人を見て行動に移すのを迎え入れるとのことです。自分の思いを押し付けるのではなく、相手の意思を尊重して動いてもらうのです。立場や考え方の違う人と対話をしたり関係をつくるときに、この手法は大きなヒントになるのではないかなと思いました。ついつい説得したくなる人が世の中には多いと思うので。

そして、トークライブのもう一つのポイントは複数のアイデンティティを持つということ。

彼の話はまた聞きたいし、またパクチーハウスに来てほしいなと思っています。

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以下、参加してくれたみなさんの感想です。

桑原さんがフリーハグをしようと思うまでのストーリーや
あの画面からでは伝わりきらない裏話や思いも聞けて、
実際お会い出来て本当に良かったと思いました。
ご自身が感動した気持ちに正直に行動した、そんな積み重ねが今に
つながっているのですね。
これからの桑原さんのご活躍、
愛ある動画作りを心より応援しております!
私も日々の心の機微を大切にしたいと改めて思いました。

 

フリーハグ動画で・・・近距離で、ハグした相手が動画に映ってくださるように一歩ずつ焦点距離と、ココロの距離を縮めていけたらいいですね。

 

貴重なトークライブをありがとうございました!
桑原さんの語る「正直な言葉」が私の勝手な思い込みに、鋭くささっていきました。やっぱり、実際に会うことって大事ですね。
桑原さんの「世界を感動させる動画」への挑戦。心から応援します!

 

実際に知ることで、自分のもっていた偏見を克服する。それだけでなく、ハグという行動にうつす。
一般論や居丈高ではなく、桑原さんの葛藤や想いを感じられるお話でした。

 

みなさん、色んなストーリーを持ってらっしゃる方ばかりで、桑原さんのトークを始め、あっという間の時間でした。楽しかったです。
アイディンティティの話にはなるほど!と思いました。人には色んなアイディンティティがあっていいということ。自分も沢山アイディンティティを持ちつつ、色んな人と付き合っていきたいと思いました。

 

写真 2

【ありがとう】パクチーハウス東京7周年です=11月20日

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11月20日に7周年記念パーティーを行ないます!

パクチーハウス東京7周年 ありがとうございます

どなたでも参加できます。楽しい時間をともに過ごしましょう!
参加表明はこちら。メール・電話でもどうぞ!

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パクチーハウス東京のKyo paxiです。

パクチーハウス東京は11月20日で7周年を迎えます。これまで継続できたこと、そして、たくさんのお客さんとの出会いにより常にたくさんのアイデアやヒントをもらい店を発展させてこれたことを嬉しく思います。

僕のパクチーとの深い関わりは、日本パクチー狂会という半分冗談(半分は本気!)で作ったウェブサイトから始まっています。「日本パクチー狂会の会長です」と自己紹介することにより、訪れる飲食店で経営者や料理人の人とお話がしやすくなりました。

その後、パクチーに関する情報発信を続けていたところ、さまざまな情報が集まるようになりました。そして学生時代から続けている自分の旅の経験を生かして「旅と平和」をテーマに日本社会を面白くし世界を楽しくするための事業を興そうと考えていたときに、結論として最初の第一歩に選んだのが「パクチーハウス東京」です。

やるからにはこだわりたいので、
すべての料理にパクチーを使用
・可能な限りパクチーを集め、追パク(ついぱく)を無料で提供
を徹底することにしました。そして、それによりパクチー料理専門店を名乗ることにしました。

当時、パクチーの知名度はまだ低く、ほとんど好きな人はいないどころか日本人のほとんどは嫌いと思い込む人が多い状態。しかし、僕は日本パクチー狂会を運営していた経験上、パクチー好きはそれなりにいるとの実感を持っていました。

マニアックなのは承知の上、そうであれば、そういう人を集まる仕掛けを作ればいい。飲食店の多くが商圏を500mから1kmで考えていますが、僕は店を開いてほどない頃から商圏20,000kmと公言し、世界中からお客さんを歓迎することにしました。

店の雰囲気は旅先のゲストハウス。イメージはヨーロッパの夏の広場。たまたまそこに居合わせた人が気軽に会話を始め、とても明るい空間でビールを飲みながら陽気に笑う——。膝付き接客や客席の個室化でお客さん同士やお客さんと店員のコミュニケーションを次々に無くしてきた日本の多くの飲食店が個人的にとてもツマラナイと思っていたので、その真逆な空間を作ろうと思いました。

パクチーハウス東京が交流する飲食店を名乗っている理由には、こういう背景があります。モノとお金が溢れているのに、毎日を楽しいと思わない人が増えています。忙しく、所属するコミュニティが少ないことがその原因であると、約10年間の社会人生活を経て、飲み会が大好きな僕は確信していました。知らない人と話し、自分とは違うものの見方や人生があることを知るだけで、豊かになります。料理を提供するだけでなく、開かれた場所でお客さんにいろいろな人との出会いを楽しんでほしいと思っています。可能な限り相席にし、立ち飲みスタイルの交流スペース「Public’S’peace」を用意しているのはそのためです。

「ありえない」「無理でしょ」「危険だ」。
専門家といわれる人たちに、起業前に相談したときに言われたのは、こんな言葉の数々でした。しかし、たくさんの方々の協力があり、丸7年ありえました。今ではパクチーが嫌いな人は世界に一人もいないと信じています。苦手だと思い込んでいる人はまだまだたくさんいますが。

さらに最近になって、パクチーに注目する飲食店も増えてきました。この数ヶ月で、僕が知るだけでも3つのパクチー料理専門店ができましたし、パクチー食べ放題やパクチー大盛りをメニューに表記する店はもはや数えきれません。

パクチーを薬味から主役へという、日本パクチー狂会時代のスローガンは、現実のものとなりました。パクチーがどこでも購入でき、その辺にもいっぱい生えている時代も近いと思います。

7周年パーティで、楽しくパクりながら、いろいろお話ししましょう! お待ちしています。

[日時] 2014年11月20日(木) 18:30開場、19:00開宴
[場所] パクチーハウス東京(世田谷区経堂1-25-18-2F)
[参加費] 3,500円(飲み物はキャッシュオン)
[ドレスコード] Something green
[facebookイベントページ] https://www.facebook.com/events/1498544490417000/

パクチーハウス東京 7周年パーティにぜひお越し下さい!