写真展『INVISIBILITY 〜ヒ素に侵された大地〜』

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フォトグラファー塩田亮吾さんによる写真展『INVISIBILITY 〜ヒ素に侵された大地〜』が、パクチーハウス東京のPieceOfPeaceプラザにて始まっております。3月20日まで。

『INVISIBILITY ~砒素に侵された大地~』

「史上最大規模の環境汚染」とも言われるバングラデシュの地下水砒素汚染問題。

1970年代以降、衛生面の改善と増え続ける人口に対して、政府と国際支援団体は井戸の普及に努めた。この活動により、赤痢など細菌による乳幼児の死亡率は改善され、農業改革が押し進められていったバングラデシュだが、1993年に初めての井戸の砒素汚染が確認されたのを皮切りに、次々と患者が発見されていく。

現在は支援の進むとされるこの国だが、未だ2000~3000万人もの人々が砒素の危険性を知りつつ、安全な水を飲む事ができないでいる。

撮影者の塩田亮吾さんは、06年にアジア横断の途上でバングラデシュを訪れた。その際に出会った砒素汚染をライフワークとし、09年より定期的にバングラデシュを訪れ、取材活動を行っている。

※今回の展示は、昨年撮影された物を中心に約20点。期間中ほとんどの営業時間中に塩田さんが在パク予定ですので解説や他の写真にも興味がある方はお気軽にお声がけください。

 

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