カラオケで「パクチーのうた」をどうぞ!

パクチー専門アーティストのKyo paxiです。ついに「パクチーのうた」がカラオケ(JOYSOUND)で歌えるようになりました。

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友人夫妻が開店祝いに作ってくれた「パクチーのうた」を地道に広げております。パクチーハウスを訪れるミュージシャンに楽譜を渡したりして、演奏してもらったり、ライブでアレンジしてもらったりも。

また、僕はラジオ出演時には“リクエスト曲”として、この曲をお願いしたことが何度も。というわけで、確認できているだけでこれまで6〜7回ほど電波に乗って飛んで行きました。初めて「パクチーのうた」がラジオで流れたのはJ-waveでしたが、その時のディレクターに、「アーティスト以外で自分の曲をかけた人は初めてじゃないかな」と言われました。(いや、パクチー専門アーティストなんですけど!w)

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AmazonやiTunesでは数年前から配信が始まっており、いつブレイクするかと気長に待っておりました。まだブレイクはしていませんし、待ちくたびれてブレイクしちゃうんじゃないかというほど時間が経ちましたが、作詞作曲の夫妻から連絡があり、「カラオケになるかもよ!」から1ヶ月弱で「カラオケに配信されたよ!』という報告になりました。

JOYSOUNDで「パクチーのうた」を歌おう! 7月5日までの半年間みたいです。

https://musicpost.joysound.com/music/musicId:16329

 

 

 

おしぼりがない理由

パクチーハウスはおしぼりを出しません。手を洗えるスペースを入口付近に設置しています。「食事の前に手洗いを」という家庭では当たり前のことを、飲食店でもやるべきだということで、水道を引きました。流れる水で発電する自動給水装置で、衛生とエコを両立させています。

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パクチーハウスを創業した2007年、僕の息子は0歳でした。「食事の前に手を洗いましょう」と日常的に言う家庭は多いと思いますが、多くの飲食店にはトイレを除き手洗いがありません。おしぼりでそれを代用するのではなく、家と同じことをしてほしいと思い、洗面台を入り口付近に設置しました。

このことが、後々、面白い展開につながります。


パクチーハウスの2周年を記念して、約1年間ランチタイムに「地球を救うカレーライス」(考案者の清川孝男氏からベースを仕入れてパクチーハウスで仕上げ)を提供しました。地産地消の有機野菜や環境負荷の少ない肉類を使い、フェアトレードのスパイスを使うというコンセプトをいかによく理解し、噛み締めてもらうかを考えて、ゆっくり食べてもらうことにしました。「カレーは飲み物」なんていう言い方があるぐらいカレーは早食いの象徴的な立場にあるのですが、それを変えたいと思っていました。

カレーのオリジンの国の「手で食べる」行為をお客さんにやってみては−−−最初は冗談みたいに発案したのですが、実際に手でカレーを食べてみて、スプーンで食べるのと異なる味わいに驚きました。自信を持ってお客さんに手食を勧めようと思い、入り口の横に手洗い場があったことが、その手食プロジェクトをスムーズに進めることになりました。半信半疑で、あるいは面白がって手食をしたお客さんから、想像をはるかに超える好意的な反応があり、その活動を日本全国に広げるために作ったのが日本手食協会です。


その手洗いが年末、突然壊れてしまいました。それから約3週間使用不能に。今は復活しましたのでご安心を。修理が難航して(下見含めて3度も来てくれました)、また修理に来た人がとても面白い人で、修理後に30分もお茶を飲むことに。パクチーハウスのそこここにある旅の要素のことから、旅育(子供の教育を旅を通じて考えること)の話へ。故障という形で新たな出会いをもたらしてくれました。

そんな手洗い場。「おしぼりあります」か、と聞いて「手を洗ってくださいね」と答えると洗わない人の方が多いですが、ちょっと席を立って手洗い場に行って、あたりを見回してみませんか?

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ぱくぱく!パクチー新年会2017@渋谷

本イベントは渋谷にある東京カルチャーカルチャーで行われます。

パクチーハウス東京・佐谷恭 presents
ぱくぱく!パクチーナイト新年会2017

ご来場者さまに、パクチー関連各社から豪華パクチー関連商品プレゼントあり!

2017年1月24日(火)
OPEN 18:30 START 19:30 END 20:59 (予定)
出演:佐谷恭(パクチーハウス東京店主)
【企画・司会・プロデュース】テリー植田(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)

前売りチャージ券2,100円 当日チャージ券2,600円(要1オーダー アルコール550円〜・ソフトドリンク480円~ ※パクチーメニューも販売予定!)
チケットはイープラスで発売中!
http://tcc.nifty.com/event/general/19479

party

パクチーは、昨今のブームから日本の食文化へ!
パクチー好きが集まって新年会として乾杯しましょう!

パクチーブームの中心的存在である、パクチーハウス東京の店主・佐谷恭さんによる「ぱくぱく!パクチーナイト」が2017年も、渋谷に移転した東京カルチャーカルチャーで開催決定!パクチーの歴史やイロハに始まり、最新パクチー事情2017などもご紹介!パクチー料理を食べながらパクチーハウス東京 佐谷恭さんと乾杯(カンパク)しましょう。パクチーメニューも販売予定です。

(佐谷恭さんからぱくぱくメッセージ!)
『創業前から「ありえない」「信じられない」「アホ」と言われたパクチー料理専門店も10年目!この間にパクチーは「誰も知らないマイナーなハーブ」から「好き嫌いがはっきりする食材」へと世の中での評価が変わり、“パクチーブーム”と言われるようにもなりました。2016年の「今年の一皿」にパクチー料理が選ばれたことは嬉しく、かつギャグみたいだなと思って見ています。 パクチー料理専門店に注目が集まりがちですが、居酒屋やラーメン屋、イタリアンその他、これまでパクチーと無縁と思われていた飲食店が、パクチー料理を数品出すことも珍しくなくなりました。パクチーはブームから、すでに文化となりつつあります。 とはいえ、世の中にあるパクチー情報は間違いだらけ。メディアも思い込みで報道を繰り返しています。日本パクチー狂会時代から蓄積してきた情報で、世界でなぜパクチーが必要とされ、世界中で食べられてるのか、豊富な情報と適当な感性で話します!』

【出演者】佐谷恭(パクチーハウス東京店主)
【企画・司会・プロデュース】テリー植田(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)

【パクチーハウスとは?】
世界初のパクチー料理専門店。
paxi house tokyo は、世界150カ国以上で使われているハーブであるパクチーを使った美味しい料理を提供する、世界初のパクチー料理専門店です。
パクチーは味と香りが強く、好き嫌いがはっきり分かれることで有名ですが、 paxi house tokyo ではパクチーを愛する人に惜しみなくパクチーを提供するだけでなく、パクチーが苦手な人にも食べていただける料理を用意しています。パクチーの葉・茎・ 花・根・種はそれぞれ違う味が楽しめます。料理の真髄は食材の持ち味を生かすこと――paxi house tokyo は世界のさまざまな料理を参考にしながら、パクチーとその他の食材がベストマッチする組み合わせを考えています。

自分の目で世界を見続けたい〜イランの体験

パクチーハウス東京は1月16日〜3月20日頃まで、イランを特集します。イラン旅の体験からインスピレーションを得てイラン的パクチー料理を提供します。

イラン特集のスペシャルメニュー

アブ根グシュト
・チェロケバブ
・カスピ海サラダ


 

イランを旅していなければ、パクチーハウス東京は存在しなかったでしょう。

1996年夏、僕はパキスタンのクエッタから西へ、砂漠を抜けるルートでイランに入国しました。当時「世界三大地獄バスの一つ」と言われていたそのバスで約17時間。最初に降り立ったのはザヘダンという町でした。パキスタン西部とイラン東部の気候はほとんど変わりません。暑い、とにかく暑いです。しかし、国境を越えた瞬間に世界は一変しました。街は美しく、ゴミがほとんど落ちていません。舗装路は完璧なまでに真っ直ぐで、バスに乗っていてもほとんど揺れを感じないぐらいです。

「イランは怖い」。ずっとそう思っていました。みんなもそう言っていました。その少し前には上野公園でテレホンカードを売っているのがイラン人だと言われていましたし、「テロ支援国家」という文字に、テロリストが集まった国という勝手な思い込みをしていました。ドキドキしながら入国しましたが、まず、澄んだ空と美しい景色に意外さを感じたのです。

一人旅の注意事項として、出会う人々には警戒しまくっていました。怖いイランではなおさらです。ただ、トランジットビザを2度も延長した一ヶ月強の滞在期間の間、イラン人の親切さに心を鷲掴みにされ、僕の心はどんどん融けていったのでした。イラン滞在の後半戦には、「話しかけられたら絶対についていく」と決めたぐらい・・・。

ちょっと話がそれますが、旅先でバックパッカー仲間とやれどこの国がいい、あそこは行くべきでないなどと情報交換をすることがよくあります。ベトナムのメコンデルタのカフェで出会った旅人と「イランはヤバいでしょ」という話をしていた時、ある一人の廃人がつぶやきました。「イランはねぇ・・・いいんですよ」。

その廃人は薬漬けで、会話をしていても時々固まってしまうような人でした。突然動きが止まり、しばらくすると「僕、飛んでました?」と言ってこちらの世界に戻ってきます。正気の時は普通に会話ができるのですが、時折どこかへ「飛んで」行ってしまう姿を見て、麻薬って怖いなと思いました。そんな廃人が唯一イランを肯定していました。みんな廃人の戯言だと思っていましたが、僕は彼のみがイランに行った経験があることに気づき、その一言がとても気になってしまいました。「確かめてみたい」というのがイランを旅先に選んだ理由です。

イランに入国して目の前で起こった様々な出来事を通じて、僕は廃人のつぶやきを理解することになります。ガイドブックもなく各所で集めた断片的な情報とクエッタでフランス人にもらったイラン全土の地図を頼りに旅をしていましたので、行く先々で分からないことだらけでした。ほとんどのシーンで日本語はもちろんほぼ英語が通じないのですが、人々は僕のことを理解しようと努めてくれました。

イスファハンのイマームスクエアやペルセポリスなどペルシャの遺跡はもちろん壮大で素晴らしかったのですが、道中通りがかった名もなき小さな街にも秀麗なタイル張りのモスクがあり、文化度の高さを感じました。旅人の間でイランは食事がまずいと聞いていましたが、それは外食産業が発達しておらず旅人が食べるもののバリエーションが少ないだけで、家庭料理は美味しいものばかりでした。たまたま知り合った女子高の英語の先生の家に泊まりに行ったら、学校へ連れて行かれて臨時英語教師をすることになりました。親切なイラン人たちと心を通わせようとペルシャ語に耳を傾けていたら、20日目ぐらいから相手の言っていることが分かるようになりました。幼い子供でなくとも言語は自然に身につくものなのだと驚きました。

1ヶ月が過ぎ、イラン北西部のバザルガンからトルコへと出国する日、イミグレーションの役人にチャイをもらいながら「もう帰っちゃうの。もっといればいいのに」と言われた時、楽しい日々をいつまでも続けたいと本気で思いました。

イランで僕が見たもの、食べたもの、体験したこと。それらの全ては、僕が「外」で得た情報とは異なっていました。予想外のことを1ヶ月強積み重ねた結果、「一般的に言われていることより、自分の目で見たものを信じよう」と思うようになりました。旅は有名なもの、綺麗なものを確認しに行く行為ではありません。それも一つの要素ですが、自分が訪れた場所が本当はどういうところで、何が起こっているのか。そういうことを発見することこそがその醍醐味です。

イランでの体験がなければ、僕は他の多くの大学生達と同じように、卒業と同時に旅も止めていたかもしれません。自分の目で世界を見続けたい、他人の視点でなく自分の考えで世界と接していたい。そう思うことができたので旅を続けました。傍目には職の定まらない二十代の一人でしたし、自分自身キャリアというものをどう考えればいいか悶々とした時期もありました。イランを訪れてから10年以上後に旅の蓄積を日本社会に還元したいと思って、起業を決意。その第一歩がパクチーハウス東京だったのです。

パクチー料理専門店を出すことは、友人や専門からとても心配されました。「ありえない」「馬鹿げてる」と言っていただきました。ただ、イランで知った、誰かの視点より自分の判断を信じることの大切さを常に意識していましたので、日本パクチー狂会(2005年創設)の活動を通じて知った、パクチーに対する多くの人の(隠れた)パッションを信じて、世界初のパクチー料理専門店を開こうと決意したのでした。パクチーハウスの今があるのは、イランのおかげなのです。


 

パクチーハウス東京のイラン特集

15日「旅人新年会・cinemo pax vol.3」メニュー発表!

みなさん、いよいよ今度の日曜日ですよ!
cinemo pax vol.3、映画上映「料理人 ガストン・アクリオ」&ペルー料理人 荒井隆宏さんトークショウ「旅して起業」&パクチーパーティー!
パクチーハウスの中南米特集最終日でもあるパーティーメニュー。
決定しましたので、おしらせします!
土曜日まで下記のpeatixで申し込みを受け付けております。
ぜひ一緒に2017年パク初めカンパクしましょうね!
http://peru-araishouten.peatix.com/

ことパクチーセビーチェ
パクジョアーダ
アロス・根・ポージョ
パクチーバケット
白身魚と長芋のペルー天
ワカモレ
キヌアたっぷりパクソパ(ソパはスープの意味)
パク・ア・ラ・ワンカーナ
黒豆きな粉パクチーアイスwithいなご豆シロップ

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