パクチーハウス東京は11月20日で10周年を迎えます。
当日、毎年恒例の周年記念パーティをしますので奮ってご参加ください!
パクチー普及のために、いろいろ頑張ってきました。日本パクチー狂会の創設当初に僕がうわごとのように言っていた「パクチーがその辺に生えている状態」に近づけるよう、今後も精進していきます。
パクチーハウス東京での10年を、マーケティングの学会用にまとめました。是非読んでみてください!
パクチーハウス東京は11月20日で10周年を迎えます。
当日、毎年恒例の周年記念パーティをしますので奮ってご参加ください!
パクチー普及のために、いろいろ頑張ってきました。日本パクチー狂会の創設当初に僕がうわごとのように言っていた「パクチーがその辺に生えている状態」に近づけるよう、今後も精進していきます。
パクチーハウス東京での10年を、マーケティングの学会用にまとめました。是非読んでみてください!
10月1日から「ロシア特集」開催中。ロシアや旧ソ連の国々を旅した印象をパクチー料理にまとめました。
ロシア特集の特別メニュー:
・チキン・パクライナ Коtлеtа по-Пакраина
・パクラジャンナヤ・イクラ Паклажанная икра
・パク根のボルシチ Борщ-слияние Греции и России
ロシアを初めて訪れようと思ったのは2001年のこと。大学時代に始めた旅の魅力に取り憑かれ、会社を辞められても旅はやめられなかった。ただ、旅をするその先になにがあるかは全く見えなかった。友人や同級生は、どんどん「大人」になっていった。僕はなりきれなかった。
それまでに出会った友と再会し、話をしたいと思った。友人が住む場所を線で結ぶと、ユーラシア大陸を横断するルートとなった。その行程の大部分をロシアが占めていた。
幾度かの旅でアジアの西端・トルコへ到達した後、さまざまな国々を訪れた満足感に浸っていたが、その北側をロシアが覆っていることに気づいた。おそロシア・・・。
中国→モンゴル→ロシア→バルト三国→東欧→西欧。ざっくりとそんな計画を立て、そのルートに住む友人たちに連絡をした。その計画はモンゴルのロシア大使館で打ち砕かれた。6月にある「ロシアの日」。アメリカ独立記念日をパクって作ったこの日を中心に、そのロシア大使館は1週間ほど休みと書かれていた。僕がモンゴルに滞在できるのは全部で2週間。ビザ取得に必要な日数は1週間以上なのでこの時点でモンゴルからロシアへ行く道が断たれた。
仕方がないので欧州行きのフライトを探しに旅行代理店を訪れた。最安で飛べたラトビアから欧州の旅を始め、約10カ国を経てフランスに到着。ノルマンディ地方南部にあるモン・サン・ミッシェルで日本からタイミングを合わせて来てくれた旅仲間と再会した。ロンドンあたりから帰国しようと思っていたのだが、その彼は「シベリア鉄道で帰るべき」と強く主張し、僕を説得した。飲み会そのままパリから夜行列車でブリュッセル(ベルギー)を目指し、列車を乗り継ぎハンブルグへ(ドイツ)。そこで「メガジョッキ」を飲む楽しさを知り、酩酊状態のままロストック(ドイツ)の港からタリン(エストニア)へのフェリーに乗った。
タリンでは容易にロシアビザが取得できた。モスクワより西の都市ではロシアビザが取りやすいという都市伝説が証明された。そして僕は、晴れてロシアへの入国を果たし、シベリア鉄道経由で日本に戻ったのだった。ロシア滞在中にチェコ人グループと、スウエーデンの永住権を持つ日本人と出会った。彼らとの出会いは、僕の旅や人生に対する感覚を変えた。あのときロシアへ行かずに日本に戻っていたら、また行きにモンゴルからスムーズにロシアに入国できたら、僕の人生は全く異なるものになっていただろう。
それから12年後、高校時代の友人のモスクワ駐在が決まった。それを報告するFacebook投稿に「誰も来ないと思うけど」という旨のことが書かれていた。それを見てすぐにでも行ってやろうと思った。約1ヶ月後、僕はモスクワにいた。毎年恒例のメドックマラソンのために渡仏する際の経由地にモスクワを選んだのだ。
「ロシアも結構パクチー使うんだぜ」。友人が“キンザ”(ロシア語でパクチーのこと)の表記を探して一皿注文してくれた。結果、それ以外もパクチーが使われており、出てきた料理の半分以上にパクチーが使われていた。また、別の東欧料理店に行ってみたら、全ての料理からパクチーを発見することができた。“ロシアはパクチー生産量が世界一”と聞いたことがあったが、日本パクチー狂会の僕が全く知らなかったパクチーの世界がここにあることを知り、感激した。ロシア・東欧はパクチーに溢れている。住んだことのある人はよく知っているらしいが、意外とほとんどの人が気づいていない真実だ。
ロシアのエクストリームなマラソン大会の一つに、「バイカル・アイス・マラソン」というものがある。凍ったバイカル湖上を走る「一直線のマラソン大会」だ。気温は氷点下20℃ぐらい。上述の高校の同級生がハーフマラソン部門に出場したのをFacebookで見ていた。僕はそれを見て、バカじゃないかと思った。その翌月、サハラ砂漠マラソン(MDS)という、砂漠を250km走るレースを通じてパク塩(パク天とかにかけてあります)の商品化をするおバカランナーの僕だったが、そんなレースに出たいとは思わなかった。
サハラ砂漠マラソンの後、一緒に走った Team PAXi のメンバーやそれぞれの友人たちと、パリで飲み会をした。疲れた身体に浴びるような酒。楽しかったこと以外、全てぶっ飛んでしまうような会合だったが、そこでモスクワからパリに引っ越したばかりの人物と会った。僕がモスクワ在住の友人の話を出すと「彼は盟友ですよ!」と興奮気味に語った。何の盟友かと思ったら、一緒にバイカル湖を走ったという。OMG!
「佐谷さん、出会ったばかりでこんなこと言うのもなんですが、絶対に出るべきですよ」。手元のiPhoneでこの奇跡的な出会いをモスクワに伝えると、しばらくしてリプライが返って来た。「じゃ、申し込んどくよ。来年は俺もフルにする」。誰もそんなことは言っていないのに、極寒の地でのフルマラソン出場が決まってしまった。2016年春、僕は極寒のシベリアに降り立った。
ロシアへの入口は2度もパリだったというのは何たる偶然だろうか。そしてパリでもモスクワでも、人々はパクチーを食べまくっているという事実を、皆さんに伝えたいと思っております。
(パクチーハウス店主)
パクチーハウス東京のお客さんとして知り合った嶋裕之さんが主催する【商品開発の会】で講演することになりました。マーケッターの方でご興味ある方は、紹介いたしますので是非ご連絡をください。
現在会員数が850という日本最大級のマーケッターの集まりのようですが、この講演を機に会員数890人になることを目指したいと思います。
以下、【商品開発の会】からの告知文です。
*会員のための申込制のイベントなので場所のみ記載を変えました。
*非会員で聞きたい人はご連絡をください。是非、来てください!
この一週間は毎日空席あります。ご予約はお電話ください(03-6310-0355)。
3日(日) 残15。当日のお客さんも多いので、確実に来たい方はご予約を。
4日(月) 残30席。サハラマラソン出場予定者来パク。あの松浦くんも!
5日(火) 残25席。お待ちしています。
6日(水) 残25席。次々入って来ると思うので、ご予約お早めに。
7日(木) 残20席。
8日(金) 残10席。ご予約はお早めに。予約が取れなければ立ち飲みスペースもどうぞ。
9日(土) 残20席。
10日(日) 残38席。ほとんど空いてる!
11日(月) 残20席。
店主Kyo paxiは、7日から11日朝までメドックマラソン開催のボルドー訪問のため不在。11日午後はコンファレンス・ビジネス・マスターズ・シンポジウムにてお話させていただきますので、お時間ある方はこちらもどうぞ!
関連イベント
ビジネスの89%はダジャレでできていると主張を繰り返し、『AERA』の特集のタイトルにしていただいたこともありますが、パクチーハウス東京および株式会社旅と平和の事業は89%ダジャレです。日本だじゃれ活用協会発足時にもインタビューを受けました。
さて、標題の通り、じゃがりこパッケージにダジャレを掲載することができました。パクチー味ということで是非ともと思っていましたが、念願叶いました。ありがとうございました。
ダジャレやキャッチコピーのご用命は・・・
日本パクチー狂会・会長
パクチー銀行・頭取
パクチーハウス東京・ファウンダー
佐谷恭
080-3700-8900(みんなパクチー)まで。
8月1日のパクチープリッツ発売に先駆けて、パクチープリッツの味見をさせてもらいました。開発者との対談がグリコの特設ページにてご覧いただけます。
種はカレーに用いられているコリアンダーというスパイスになっているし、根っこも食べられる。そういったどこも無駄にならない食材というところも好きですし、歴史も深い。約1000年前の書物にパクチーがあったとされています。健康にも期待できるし、そういった意味でも人類にとって大きな意味のある食材なんですよね。1000年経って、ようやくブームがきましたが(笑)。
僕らの目指す究極は、買い物したらおまけでパクチーが付いてきたり、道端にパクチーが生えている、そんな日常にパクチーが普通にある世界です。本当の普及のために、これからも頑張っていきたいですね。
日時 : 2017年5月20日(土)14:00〜16:00
教室 : 恵比寿社会教育館
先生 : 佐谷 恭 [ 株式会社旅と平和 代表取締役 ]
お申込み(5月9日まで): http://www.shibuya-univ.net/classes/detail/1250/
佐谷恭です。シブヤ大学で公開ワークショップをします。事業を創り、それを多くの人に認知してもらうために、「ネーミング」がとても重要です。会社名、店舗名はもちろん、レストランのメニュー名や空間の呼称、スタッフの給与や手当に至るまで。名前をつけることは魂を吹き込むことなのです。
創業からまもなく10年。まずは、ネーミングにとことんこだわって事業を育てて来た僕の経験と、それぞれの名前がもたらした意味合いなどについて簡単にお話しさせていただきます。そして参加者がやりたいことを実現するために自らの「肩書」を改めて考える時間を持ちたいと思います。
以下、シブヤ大学のページから引用。
パクチーを愛する人に惜しみなくパクチーを提供しながら、
“交流する飲食店”というコンセプトを掲げ、相席を推奨し、
夜な夜な不思議な一体感を作り上げる稀有なお店です。
今回の授業では、パクチーハウス東京の佐谷さんに何故パクチーハウス東京を始めたのか、
やりたいことを始めるために必要な事、そしてやり続けるためにやってきた事をお聞きします。
そしてそれらのヒントから、自分につける肩書きについて、授業の中でみんなで一緒に考えます。
例えば、
今のお仕事について悩んでいる方、
最近フリーランスになり自分の活動について誰かの意見が欲しい方、
そして勿論!パクチーハウス東京を愛する方、
はたまたパクチー狂の皆様も、
突き抜けたコンセプトの飲食店の思想と想いを自分事に活かしてみませんか?
注意:パクチーを食べる授業ではありません。
【授業の流れ】(予定)
13:45-14:00 受付
14:00-14:05 シブヤ大学とは
14:05-14:10 アイスブレイク「なぜこの授業に来たか?」
14:10-14:15 講師紹介
14:15-14:50 パクチーハウス東京について
14:50-15:00 休憩
15:00-15:15 やりたいことをやり続ける為に
15:15-15:45 自分の肩書きを考える
15:45-15:55 質疑
15:55-16:00 アンケート/写真撮影
(授業コーディネーター:小田切俊彦)
1975年神奈川県秦野市生まれ。パクチーを愛する旅人。ランナー。98年京都大学総合人間学部卒業、2004年英国ブラッドフォード大学大学院(平和学専攻)を修了。富士通、リサイクルワン、ライブドアを経て、07年株式会社旅と平和を創立。世界初のパクチー料理専門店・パクチーハウス東京をオープン。東京初のコワーキングスペース・PAX Coworking主宰。シャルソン(ソーシャルマラソン)創始者。「肩書きは自分で作れ」がモットー。
http://paxihouse.com/
みなさま、GWはいかがお過ごしでしょうか。
はい、そうですね。グリーンウィークと読みます。緑にまみれてますか!!!
おかげさまで満席で始まったGWですが、あす30日に空席があります。また、5月3日〜5日も予約可能です。
そして、6日・7日は半分ぐらい空いています。早めに連絡いただければ大人数も可能かも。GWはパクチーハウスで締めくくりましょう。
ご予約は電話優先(03-6310-0355)です。早めに来て早めに帰る方が多いのがGWの特徴ですので、8:09のパクチータイム以降にふらりと来るのもオススメです。
では、GWをグリーンウィークに。楽しくやりましょう!
2月28日〜3月1日、パクチー研修で四国を訪れました。パクチーを軸に縁ができた人たちとの出会いと再会を繰り返しながら、スタッフ同士の絆を深めました。
2/28
成田→高松:Jetstar(LCC体験)
まんのう町・谷川米穀店(讃岐うどん)
美馬市・うだつゲストハウス(移働・テレワーク最新情報ヒアリングetc)
美馬市・司菊酒造(シャルソンで発見した酒蔵再訪)
土佐町・瀬戸コミュニティセンター(パクチー料理で土佐町シャルソン検討会・泥酔と流れ星鑑賞)
土佐町・アメガエリの滝(朝散歩)
土佐町・土佐酒造(飲んでうまかった「桂月」訪問)
まんのう町・むさし(讃岐うどんとおでん)
まんのう町・味源(パクチートーク)
高松→羽田:ANA(『翼の王国』コラムを読む)
動画レポート
KSB瀬戸内海放送
翼の王国
佐谷恭の「パクチー起業論」: http://www.mag2.com/m/0001598789.html
旅人 Kyo paxiです。
全日空(ANA)の機内誌『翼の王国』(2017年3月号)に旅のコラムを書いています。飛行機に乗る機会のある方は、ぜひ読んでみてください。現在パクチーハウスで特集中のイランについて、昔を振り返りつつ書いています。