パクチー銀行 東北臨時キャラバン支店

こんにちは。Kyo paxiです。

今晩からウルトラシャルソンというイベント開催のため、東北地方に行きます。明日の朝、釜石に到着して、大船渡、陸前高田、気仙沼へと移動して28日に東京に帰って来ます。

東日本大震災の津波の被災地を線でつなぐという試みです。合計で120kmぐらい走ることになると思います。そして各地で311以降活躍してきた人たちの話を聞いてきます。

だいたいのスケジュールはウルトラシャルソン_タイムテーブルをご覧ください。

 

このスケジュールに沿って、会える方募集します。そしてここでパクチー銀行・東北臨時キャラバン支店として、パクチーの種を配ります(正確には貸し付けw)。ウルトラシャルソンが面白そうだなと思う人と、パクチーの種が欲しい人は声をかけてくださいってことです。では、どなたかに一人でも会えたら嬉しいな。

 

ウルトラシャルソンに行こう!

ドラマを生みづづけたい

フランス行きのチケット取得に難航しているKyo paxiです。今日もいい夜でした。

メドックマラソンに出場する方が来パクされているというので、自宅からメドックマラソンのTシャツを着て走ってきました。

以前パクチーハウスに来てくれた際に、メドックマラソンパクチー・ランニング・クラブの話をさせていただいた方でした。春先に申し込みを終えた後、出場に必要な健康診断書の提出方法について相談のメールをくれ、何度かやりとりしたことがありました。

前回会ったときはたしか立ち話を少々という感じだったのですが、「メドックマラソン出場」という共通の目的を持ったことで再びつながることができ、今日は30分強ですがビールを飲みながらゆっくり話すことができました。メドックマラソンの会場でまた再会することになると思うと楽しみです。

ランニングを始めてメドックマラソンに出場したときに、そこで起こっているコミュニケーションが、僕がパクチーハウスで起こしたいと常々思っていることにすごく近いということで感動しました。それから毎年出ることを決め、お客さんを巻き込むことにしました。今回、30周年という節目でもあるので店舗を休んで主力スタッフを連れて行くことにしたのですが、そうしたことで縁ができるということは嬉しいことこの上ないです。

メドックマラソンの会場では、毎年たくさんのドラマが生まれています。今回のスタッフ研修を経て、パクチーハウス東京の店舗でも、毎日たくさんのドラマが生まれるようにしたいと思っています。

Marathon du Medoc

追パク、数日間止めます #paxiinfo

こんばんは、パクチーハウス東京のKyo paxiです。

今日はちょっと残念なお知らせです。が、パクチーの状況をよく知っていただきたいのでお読み頂きご理解ください。

タイトルにもある通りですが、追パク、数日間止めます

「声の大きさで量が変わる」というパクチーハウス伝統の無料メニューですが、パクチーの仕入れが安定するまで止めさせていただきます。暑さに弱いパクチーの特性と、先日の台風の影響で入荷できるパクチーがいつもより少なくなってしまいました。

パクチーは自然のもの、そしてまだまだ日本での生産量は少ないです。2007年の開業以来、パクチーの生産量を増やし、誰もが気軽に手に取れる時代を目指しています。取引している農家さんの数もレギュラーで5倍(1軒から5軒ですw)、それ以外にもスポットで取引させていただいている方も増えました。営業ができなかったことは幸い今のところないのですが、毎年この時期は苦労しております。

通常メニューにはいつものように惜しみなくパクチーを使用していきます。夏とアジアのイメージを持っている方が多いパクチーですが、実は地中海生まれで暑さはあまり得意でないことを知ってください。そして、日本におけるパクチー環境はまだまだ厳しいといわざるをえません。とはいえ、パクチーハウス東京は世界初のパクチー料理専門店として、こうした状況に陥らないように努力していきたいと思っています。

大事なパクチー。ぜひとも残さず食べてくださいね。パクチーもヒートアップ!のパクチーも、料理と一緒のパクチーもすべて完食してほしいと思っています。ちなみにパクチーハウスの料理はすべて、食べ終わるとお皿だけが残るように考えています。

 

2014/8/19
Kyo paxi

【9月11日〜15日】臨時休業 #paxiinfo

パクチーハウス東京は9月11日(木)から15日(月)までの5日間、社員研修でメドックマラソン出場のため臨時休業とさせていただきます

メドックマラソンとは、ボルドーのメドック地方を走るフルマラソン大会です。給水所にワインが置いてあるほか、38km地点ぐらいから生牡蠣やらステーキが食べられるという魅惑のマラソンです。

「ワインが飲める」とか「美食マラソン」とか言われることもありますが、僕はこのマラソンが生んでいるコミュニケーションがすばらしいと感じ、3年前に初出場して以来毎年出ることにしています。全員が仮装しているため皆気軽に話しかけ合うし、ワインがワイングラスでちゃんと飲めるのでランナーは立ち止まって乾杯し、語ります。パクチーハウス東京から生まれたシャルソンは、メドックマラソンで自然に起こっているコミュニケーションを「ランニング×地域活性」と組み合わせてつくったイベントです。

スタッフの提案もあり、第30回となる記念大会にみんなで行ってみよう!ということで今年は連れ立って出かけることにしました。5日間店を閉じますが、楽しいことを一杯吸収して帰ってきます!

では、完走できない人がいたら大笑いしてやってください。ちなみに僕は3年連続完飲、完食、完走しています。

Kyo paxi

カラダによいもの < オモシロイもの

8月9日、パクチー元日を無事に迎え、新たなる年をむかえました
パクチーハウス店長うっしぃです。
今年もよろしくお願いします!

ここのところ、パクチーがメディアに取り上げられることが急速に増えましたね。
雑誌やテレビで特集されたり、パクチーを積極的に使う飲食店も増えてきました。
昔のパクチーのなさっぷりが懐かしいくらいで。。。
扱ってるお店は限られ、わざわざ電車で買いに行く文字通りの高級品。
大手スーパーで気軽に手に入る現在では、ありえないほどのレアモノだったのです。

需要があれば農家さんも作ってくれ、さらに一般化する。
「ふだんそこにパクチー」を目指している訳ですが、この7年間で大きくパクチー事情が変化したのを,肌で感じております。

個人的に雑穀に関わっているのですが、よく言われるのが、エビデンス(科学的根拠)の重要性。
例えば六次産業化などにデータは強力な武器となる、地元大学がバックアップしてくれたりね。
パクチーに関して、コレという栄養学的データがないのは、以前は弱いのでは?と思っていたのですが、今となっては良かった気も・・・。
確かに万人に対しシンプルで分かりやすい判断基準、どこか偉いところが認めている、という妙な安心感はあります。
しかし、某みのもんたさんの番組みたいなものでブームになっていたら、方向性の違う波に飲み込まれ、大切なモノを見失っていたかもしれない。
緩やかな口コミ的広がりによって、健康のためではなく「オモシロイもの」というポジションを獲得できたのも、このなんとなくカラダにイイっぽい、というゆるさにあったのかもしれません。

東京でもパクチー食べ放題のお店がにょきにょき現れ、ついに大阪ではパクチー専門店が登場!となると、さぁパクチーハウスはこの流れをどう加速させるのか?
わたしたちにあるのは、オーナー佐谷恭が起業前からやっている日本パクチー協会の歴史と、何があっても徹底して貫いてきた単品至上主義。
パクチー愛と、それによって培われた人間関係でしょう。

それをみなさんにシェアしたいキモチをずっと抱えていたのですが、今回着手しようと思います。
まずは視覚的に訴えたい。
今パクチーハウスとしてつながりのあるパクチー農家さんはもちろん、FBにあるパクチー生産者ネットワークに入っている農家さんなどをマッピングしようと思います。
全面的に店のHPをリニューアルしたいのですが、まだよいパートナーが見つかっておりません。
なので、まずはグーグルマップを使って見切り発車!
そこに各農家さんの圃場の画像・固定のQ&Aなどを含む情報を載せ、”顔が見える”だけではないもっとつっこんだ人柄までも分かるようなコンテンツにしたいと考えています。
出来ることなら直接会いにいって、その温度をシェアできるようになれたらイイなぁ。

パクチーハウスが存続できるのは、ホントに農家さんあってのこと。
わたしは相変わらずヒト対ヒトとしてお付き合いしてしまうのですが、それだけでいけないのは分かっています。
多くの農家さんが育ててくれるようになったことに感謝し、よりビジネスとして成り立つようにお手伝いができればと思うのです。

さてと新たなるキモチで、ビラビラビーラ!

8月のオススメ料理!

コンニチワ。タケシです。
遅くなりましたが、8月のオススメメニュー紹介です!

その名も『王様のお気に入り』。

なんのこっちゃ?という名前ですが、正式名称は『ヒュンケルベーエンディ(Hünkar beğendi)』というトルコ料理です!

日本語に訳すと『王様のお気に入り』 になるわけです。僕的には『恭様のお気に入り』が良かったのに…ボツになりました(-。-;

焼きナスのペーストにラム肉のトマト煮込みが乗ってます(バケット付)。これにパクチー加えると…あら美味しい♪( ´▽`) 皆さんも是非ご賞味下さい!!

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【制作秘話】
かれこれ11ヶ月前、僕がパクチーハウスに客として来パクした時に知り合った名古屋のパクチー狂『永田美穂』さん。彼女がFacebookにアップしていた料理が気になり、調べ、まかないで作り、オススメメニューになりましま!そして偶然にも昨日、本人が来パクしたので写真をパシャリ♫

ひょんな繋がりから時を経て、こんな事に発展します。皆さんも外食や旅先で珍しい料理に出会ったら、是非ともシェアして下さい(^o^)/ また新たなメニューになるかもです☆★

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10回目のパクチーの日、大盛況

8月9日。2005年に制定されてから10回目のパクチーの日を祝いました。例年通り、食べ飲み放題。なんと、120人の方にご来パクいただきました。

初めての人、いつも来てくれている人、懐かしい人。いろいろな方が交じり合い、とてもいい時間を過ごすことができました。僕がイメージする「ゲストハウスのように誰もが気軽に話ができる空間」がそこにありました。こういうことを毎日でもやりたいです。

この日、パクチーハウス東京の運営会社である株式会社旅と平和は7周年を迎えました。支えてくれているお客さん、スタッフのみんな、どうもありがとうございます。

パクチーハウスの「paxi」のスペルには、会社設立に込めたの思いが表現されています。ラテン語の平和(pax)と旅人(i)を組み合わせ「旅人が平和を創る」その象徴としてパクチーがあるという位置づけにしています。

では、次の一年もよろしくお願いします!

 

株式会社 旅と平和
代表取締役 佐谷恭

 

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パクチーの日、飲み尽くせ!

パクチーの日が、今年は土曜日に当たりました。

すごい数の参加表明が来ております。

台風の影響もあり、嵐が来そうですが、皆様お気をつけて。店内は外より嵐かもしれません。

生ビール、今日追加で届いたのをあわせて200ℓあります。みんなで全部飲んでね!

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パクチー銀行 長崎支店開店

Kyo paxiです。今日はパクチー暦10年8月9日です。Happy New PAXi !!!

パクチー暦とは日本パクチー狂会が定めた暦で、8月9日に新年を迎えます。パクチー暦元年元日は2005年8月9日でした。パクチーハウス東京の運営会社である株式会社旅と平和は、パクチー暦3年元日に設立されました。

さてパクチーハウス東京を創るなど思いもしなかった頃に、日本パクチー狂会の活動の幅を広げるべく「パクチー銀行」を創設しました。パクチーの種を配布する活動をしておりましたが、単に配るだけじゃ面白くないなと思い、ノーベル平和賞を受賞した「グラミン銀行」にインスパイアされて創ったのが「パクチー銀行」です。

担保をとるのでなく信用をとる「グラミン銀行」。これを超えるためには「返済の義務」すらなくした銀行を創るしかない・・・ということで、莫大に殖える植物の種に注目。その頃から入れ込んでいたパクチーに関する活動をこれに結びつけ、パクチーの種を単に渡すだけでなく,何十人に一人からでも返済してもらい、それを循環させていこうと思ったのです。

というわけで、当初30人ぐらいに配ることでスタートしたパクチーの種の配布活動は、現在では3000人以上に種を「融資」する「パクチー銀行」にまで発展しています。

そして本日、ついにこの「パクチー銀行」の長崎支店がオープンしました。場所は思案橋にある「ナガレの離れ」というビアバーの中。ここでパクチーの種の「融資」を受けられることになりました。パクチーを栽培したい人は是非、立ち寄ってみてください。同店店長のサタケヒロアキさんがパクチー銀行長崎支店の支店長です。

長崎はかつて唯一世界に向けて開いていたまち。鎖国中もパクチーの出入りがそこにはあったに違いありません。また、「コリアンダーの家」というまるでパクチーハウスと同じ名前の社会福祉施設があるのも長崎で、パクチーハウスのお皿はここに委託して作ってもらっています。さらに、パクチーハウスで販売しているブルガリア産「パクチーはちみつ」(パクチーの花から採取)も、輸入元が長崎にあります。

そんなパクチーと縁の深い長崎に、この度支店を創れたことを嬉しく思います。

長崎と特に深い縁が出来たのは2年ほど前。ひょんなことから長崎外国語大学の先生と知り合い、プロジェクト科目というフィールドワーク中心のプログラムのコースの組み立てや審査に関するアドバイザーになったことです。半年に一回程度、長崎を訪れ、いつも深夜に訪れるのがこの「ナガレの離れ」です。

長崎やその周辺にお住まいの方、長崎を訪れる方はぜひ思案橋にある「ナガレの離れ」を訪れてみてください。

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日経MJ: パクチー女子 クセある仲間

本日号の日経MJのトレンド欄にてパクチー特集が組まれています。

タイトルは「パクチー女子 クセある仲間」。パクチーをたっぷり出す店がいくつか紹介されている。うちから卒業した下北沢の「ヒシモ」も。

僕のコメントも紹介されています。

「好き嫌いが分かれるため、好きな人同士で話が盛り上がる。パクチーを通して多くの人の交流を促したい」

だいぶ端折られました(笑)。

好き嫌いがはっきりすると言われるが、僕のスタンスでは「パクチーが嫌いな人は世の中にいない」。パクチーを苦手だと思い込んでいる人がいるだけだ。彼らはパクチーとの出会いが不幸だったか経験が足りないだけで、その人が本当に美味しいと思える食材との組み合わせを知らないだけ。

ただ、好き嫌いが分かれると言われていることと、日常的に出てくる草ではないので、ほかの食材と違って「キライ」「イヤだ」と公言してもはばかられない特殊なポジションとなる。だから、好きでも嫌い(だと思って)ても、パクチーについて賞賛したりけなしたりすることが社会的に認められている。結果、パクチーについて何らかの感情を持っている人はそのことを発信しやすい。

パクチー好きが少ないしほとんどいないと思われていた頃は、好きな人が公言するのが難しく、パクチー好き同士はそれだけでつながれるのだというのは、日本パクチー狂会時代に僕が勝手に作ったストーリー。まぁ、マイナー感というのはつながりやすいよね。でもその実は、きっかけさえあれば人はつながるし、勝手に仲良くなるというのが本当のところ。だから相席とかパーティとかが東京砂漠には絶対に必要。それを申し訳ないものだと思ってやるのではなく、社会に働きかける意思としてやる。

旅と平和というテーマが自分自身にあり(2002年〜)、日本パクチー狂会をつくったときに「paxi」というスペルを創ってパクチーと旅と平和を絡めた(2005年)。2007年に起業して「paxi」は旅と平和の象徴と豪語。パクチーハウス東京をオープンしてから、相席やパーティという社会的な実験が、コミュニケーションを生むということを多くのお客さんが教えてくれた。そして仕事に遊びとコミュニケーションを加えるとアイデアが多く生まれることに気づき、東京初のコワーキングスペース「PAX Coworking」をオープン(2010年)。ストイックだと思っていたマラソンにも遊びとコミュニケーションを加え、シャルソンを開発。交流するにはきっかけが必要なだけ。でも、パクチーはその特殊なポジションから、それを促すのがとてもやさしかった。

記事に出てくる「パクチー」の回数が多い(笑)

この記事を受けて、文化放送から電話をいただきました。その日の新聞記事を取り上げて、それに詳しい人に話を聞くというコーナーが「くにまるジャパン」という番組内であるそうな。綱渡りみたいな企画ですね・・・毎日大変そうです。というわけで11:30ごろからパクチーについて語ります。

「くにまるジャパン」は以前おもしろ人間国宝の認定をしてくれた際に出演したことがあるので、それで連絡先が分かったそうです。では、気づいた人は聞いてくださいね。