日経MJ: パクチー女子 クセある仲間

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本日号の日経MJのトレンド欄にてパクチー特集が組まれています。

タイトルは「パクチー女子 クセある仲間」。パクチーをたっぷり出す店がいくつか紹介されている。うちから卒業した下北沢の「ヒシモ」も。

僕のコメントも紹介されています。

「好き嫌いが分かれるため、好きな人同士で話が盛り上がる。パクチーを通して多くの人の交流を促したい」

だいぶ端折られました(笑)。

好き嫌いがはっきりすると言われるが、僕のスタンスでは「パクチーが嫌いな人は世の中にいない」。パクチーを苦手だと思い込んでいる人がいるだけだ。彼らはパクチーとの出会いが不幸だったか経験が足りないだけで、その人が本当に美味しいと思える食材との組み合わせを知らないだけ。

ただ、好き嫌いが分かれると言われていることと、日常的に出てくる草ではないので、ほかの食材と違って「キライ」「イヤだ」と公言してもはばかられない特殊なポジションとなる。だから、好きでも嫌い(だと思って)ても、パクチーについて賞賛したりけなしたりすることが社会的に認められている。結果、パクチーについて何らかの感情を持っている人はそのことを発信しやすい。

パクチー好きが少ないしほとんどいないと思われていた頃は、好きな人が公言するのが難しく、パクチー好き同士はそれだけでつながれるのだというのは、日本パクチー狂会時代に僕が勝手に作ったストーリー。まぁ、マイナー感というのはつながりやすいよね。でもその実は、きっかけさえあれば人はつながるし、勝手に仲良くなるというのが本当のところ。だから相席とかパーティとかが東京砂漠には絶対に必要。それを申し訳ないものだと思ってやるのではなく、社会に働きかける意思としてやる。

旅と平和というテーマが自分自身にあり(2002年〜)、日本パクチー狂会をつくったときに「paxi」というスペルを創ってパクチーと旅と平和を絡めた(2005年)。2007年に起業して「paxi」は旅と平和の象徴と豪語。パクチーハウス東京をオープンしてから、相席やパーティという社会的な実験が、コミュニケーションを生むということを多くのお客さんが教えてくれた。そして仕事に遊びとコミュニケーションを加えるとアイデアが多く生まれることに気づき、東京初のコワーキングスペース「PAX Coworking」をオープン(2010年)。ストイックだと思っていたマラソンにも遊びとコミュニケーションを加え、シャルソンを開発。交流するにはきっかけが必要なだけ。でも、パクチーはその特殊なポジションから、それを促すのがとてもやさしかった。

記事に出てくる「パクチー」の回数が多い(笑)

この記事を受けて、文化放送から電話をいただきました。その日の新聞記事を取り上げて、それに詳しい人に話を聞くというコーナーが「くにまるジャパン」という番組内であるそうな。綱渡りみたいな企画ですね・・・毎日大変そうです。というわけで11:30ごろからパクチーについて語ります。

「くにまるジャパン」は以前おもしろ人間国宝の認定をしてくれた際に出演したことがあるので、それで連絡先が分かったそうです。では、気づいた人は聞いてくださいね。

 

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