いよいよブラジル・リオデジャネイロでオリンピックが開幕です!
パクチーハウス東京では開会式が行われる8月6日から、ブラジルを代表するパクチー料理である「ムケッカ」を販売します。限定40食のみ。
店内では食べることができません。お持ち帰り用のレトルト商品です。価格は602円(税込650円)。
ムケッカ(Moqueca)は、魚、タマネギ、ニンニク、トマト、コリアンダー等の材料から作られるブラジルの海鮮シチューである。水は加えず、時間をかけて作られる。
もともとはブラジル南部のエスピリトサント州の料理であるが、現在[いつ?]では、エスピリトサント州のムケッカ・カピシャーバと北東部のバイーア州のムケッカ・バイーアナの2種類がある。
ブラジルでは、少なくとも300年前からある料理であると言われている。
(Wikipedia)
この商品を作ったのは、神戸の「世界のごちそう博物館」を運営する本山尚義さんです。今年3月まで世界の料理が食べられる名店「世界のごちそう パレルモ」を営んでいた方です。現在は形態を変え、「料理を通じて歴史や文化を学び、その国の現状を知るきっかけになることを願い、世界のごちそうをレトルト食品として製造・販売しています」。
本山さんと知り合ったのは、僕が主宰している「旅人経営者の会」にて。僕がこの会を創ったのは、9年前にパクチーハウス東京を開くために奔走していた頃、「旅と経営はとても似ている」と思ったからです。小さな意思決定の連続が行き着く先を決めるという点で、旅と経営は似ています。そして、自分の住むところを離れて外の世界でさまざまな体験をした結果、自らの思い描く世界をつくろうと会社経営をしている人が想像以上にたくさんいるのではないかと思い、そういう人たちのゆるやかなネットワークとして作りました。ここで知り合った人は数多いますが、その中でも最も僕が面白いと思って注目しているのが本山さんです。
パレルモはかつて、世界195カ国の料理を順番に作り、達成したことで話題になった超人気店でした。僕の初訪問は昨年12月4日。その翌月に閉店の知らせを聞きました。驚きましたが、予約の取れない人気店を突然閉じて、より多くの人に料理を通じて世界のことを知ってもらう活動をするために新たなチャレンジを始めたのです。同じ旅人として、経営者の大先輩として、本山さんの決断は僕に衝撃・刺激・感激を与えてくれました。
というわけで、そんな本山さんの「ムケッカ」をぜひ食べてみてください。数に限りがありますのでお早めに。取り置きや通販等はパクチーハウス東京ではいたしませんので、ご来パクのチャンスがなさそうな方は、「世界のごちそう博物館」のウェブサイトからどうぞ。「ムケッカ」以外に30種類の商品があります。