不動産屋はそっけない店が多い。どうしてだろう。飛び込みであたってみて「飲食店の店舗物件を探しています」というと、「飲食はないね」と言い捨てる。こちらの希望を聞くとか、見つかったら連絡しますとか全くないところも多い。
空き物件の見学に行ったあと、その周辺の不動産屋に入ることもある。数件先に空き物件があるのに、「この辺には全然ない」というのはどういう神経だろう? 情報収集能力が客より欠如しているなら、プロ失格ではないか。
そっけないところはまだいい。ヤクザっぽいというか、迫力のあるところもある。店に入った瞬間、なぜか睨まれる。動揺を隠して、物件を探してもらう。いい物件があったってそういうところとは契約したくないよ。後々まで怖い。
…と言いながら、そういう店で先日よさそうな物件があって、見学に行ってしまった。待ち合わせ時間から15分経って電話すると、「すぐ行きます」。結局50分待たされた。先方は2人で来たが、1人は後部座席でどーんと座っており、車から降りたあともこっちが挨拶しようとアイコンタクトをしようと、全く反応なし。迫力系。
ちなみに、そこの家賃は数日前に店で聞いたときより3万円上がっていた。理由を問うと「前のは社長が勝手に言っただけです」。“社長”が“勝手”なんですか?
ついでに言うと、この不動産屋には「申込金を入れないと、交渉ができない」と言われ、早々の入金を促された。大家に質問するにも申し込みをしておけと。質問に対して適切な答えがないと、申し込みなんてできないだろうと思うのに。後日、別の不動産屋に聞いたら、「申し込みと入金は別ですよ。契約が決まったら入金です」と言われた。やっぱり。
もちろん、いい不動産屋もある。親身になって物件の紙をめくってくれる。そういうところと、一緒にやっていきたいと思う今日この頃である。
店舗決定か!
6月初めから少しずつ物件を見ている。8月になってからは本格的に見ようとしている。しかし、物件は「ない」といわれることが多い。あるはずなのに!
今日、ネットで見つけた不動産屋と約束し、某所の物件を見た。今まで見た中で最高の物件だと思う。入ってすぐ、頭の中にみなさんの笑顔が見えました。そろそろ決め時なのだろうか。パクチーハウスが動き出しそうです。
オンライン・ゲストブック
現在、paxi houseに来てくれたお客さんが自由に感想を書き込める「オンライン・ゲストブック」を作成中だ。
僕は大学時代からこれまでの約12年間、自宅にゲストブックを用意しており、うちを訪問してくれた人にメッセージや絵を書いてもらっている。同じことをpaxi houseでもやろうと考えている。
お客さまは、帰り際や一緒に来た友人がトイレに行っている間に、その日の感想をこのゲストブックに書くのだ。思い出を残すという大げさなものではないかもしれないが、ちょっとした思いを書きとめ、みんなで共有する。
もちろん、これはオンラインなので、いつでも世界中どこからでも見ることができる。店に来たときのことを振り返ることもできるし、仕事や物理的な理由で店に来れない人でも、店の雰囲気を味わうことができる。
このゲストブック作成のため、NP_NucBBをインストールした。備忘録として、以下にその方法を書いておく。インストールにあたってはこのページを参照した。
1. ファイルを解凍。
2. NP_NucBB.phpとnucbbフォルダをプラグインのディレクトリにアップロード。
3. skin-euc下のフォルダnucbbskinをスキンのディレクトリにアップロード。
4. sample.phpをルート・ディレクトリにアップロード。
5. 管理画面の「読込/書出」からnucbbskinを選び、読み込む。NucBBskinというスキンとnucbb/index,nucbb/itemというテンプレートが作成される。
6. 管理画面からプラグインをインストールする。
7. プラグインの「編集」を開き、「掲示板用新規ブログを作成」を「はい」にし,名称と説明,短縮名を書き込み保存する。
8. 管理ホームに行って,できたブログの設定を開く。「チームの編集」の下に「NucBBUser (NucBB User)」があること、標準のスキンがNucBBskinになっていることを確認。
9. sample.phpを今作ったブログの短縮名(ONguest)でリネーム。つまり、ONguest.phpに置き換えて完成。
試作会3日目
今日は素材系をいくつか試した。
まずはパクチーを練りこんだパスタ。3つの方法でチャレンジし、味と色を確かめた。味はどれも変わらずいい感じ。しかし、作り方で見栄えが随分変わった。ベストの組み合わせでは、こんなにきれいな色がでました。
次に試したのは、パクチー入り豆腐。乾燥パクチーと生パクチーをすりつぶしたものをそれぞれ豆腐の製造過程で入れてみた。結果は…あまり美味しくない。レンジで作れる簡易豆腐だったせいもあるが、食感が全然よくない。また、製造過程で入れる意味があまり感じられない。パクチー入り豆腐はひとまず却下だな。
中華饅頭・花巻もパクチー入りで作ってみた。香りが命の花巻。色も香りも上々のものができた。パクソースや新開発のチャトニーをつけて食べると、ウマイ! これは早く世に出すべきだ。
その他、パクチー入りフムスや牛肉とトマトのオイスターソース炒めなどを作った。今日は少なめで8品。しかし、豆腐やパスタは3種類ずつ作ったので、今日もお腹はいっぱい。3日間、食べ通しでした。
満足じゃ…。
試作会2日目
朝9時に家を出て、横浜・港北にあるIKEAへ。IKEAはでかい!
イギリスのマンチェスターに近い店舗に行ったことがあるが、いろいろなデザインの家具や食器が並び、部屋のイメージをが作られている。「この部屋全部で100万円!」とか…。
面白いデザインの家具をいくつか発見。まだ店舗が決まっていないので買うわけにはいかないが、ひと通り歩き回ったので、イメージが作りやすくなった。
今日買ったのは、大理石のスパイスグラインダーのみ。これで硬いスパイスを粉末にすることもできる! ずっしりと重くて力強いヤツだ。
さて、試作会の2日目。今日は10品作った。
僕が羊とパクチーを同時に、激しく好きになるきっかけともなった羊肉香菜はやっぱりうまい! この料理を勝手に羊肉香菜(やんろうしゃんつぁい)と呼んでいるが、正式名称はなんだろう。それに、香菜よりパクチーと呼びたいという気持ちがあるから…羊パク(やんぱく)とかいう愛称はどうでしょう。
昨日も作ったパクティーゼリーを改良。デザートとして十分出せそうな味になった。
きゅうりの漬物風のものも作ってみた。生パクチーの風味が生きるニクいやつ。つまみに最適かな。
その他、パクチー炒飯やら、煮豚の炙り焼、手羽先の旨煮など。今日もお腹いっぱい!
試作会
シェフ山下さんと、パクチーハウスの料理の試作会をした。今日から3日連続。
これまで日本パクチー狂会でたくさんの料理を開発してきたが、その中で特に評判のよかった料理の細かいレシピを作成するとともに、パクチー料理の可能性を広げるのが目的。
僕が尊敬する張さんがオーナーをしていた「ヤムチャイナ」も出していた“ぐちゃぐちゃがうまいピータン豆腐”や沖縄そば、パクチーソーセージ、パクチー入り鯵のなめろうなど、昼から夜までぶっ通しで14品目も作った。食べ始めてからずっとお腹いっぱいだった…。
普通のスーパーで買った素材を使って試作しているだけだが、料理ってのは本当は本当にうまいですね。ちゃんと作ればちゃんと美味しいというのを、最近つくづく感じている。
飲食店を経営する以上、ロス率やコストを下げたり、大きなチェーン店なら、誰でも同じ味が出せるように食材をパッケージ化したりという努力は必要なのだろう。しかし、その過程で余計なものを入れたり、ごまかしたりしたら、いくら見た目がきれいでもホンモノとはいえない。顧客が食べるものに、何が入っているか知ることができるか、店が包み隠さず説明できるのがいい店なのだと僕は考えている。
パクチーの日に株式会社旅と平和を設立
8月9日のパクチーの日に、パクチーハウスの運営会社である「株式会社旅と平和」を設立しました。くわしくはこちら。
毎年恒例となったパクチーの日祝賀オフ会は、中目黒にある「風雅」という店にお願いした。イタリア帰りのシェフのオリジナル料理を食べ、いろいろなアイデアを得た。また、終了後に店長の坂井さんらと話し込んで、店の経営についても学ばせてもらった。
日本パクチー狂会を作ってから丸2年が過ぎた。最初のうちは企画を無理して立てていたが、少しずつ多くの人からアイデアをいただくようになり、最近はいくつでもやりたいことが出てきている。今回は約40人の方が参加してくれ、また僕に刺激を与えてくれた。
今回は初めて、本格的な雑誌の取材もあった。8月30日発売の雑誌『食楽』を、ぜひご覧ください。
株式会社旅と平和 創立総会を開催
パクチーハウスの運営会社である株式会社旅と平和を、パクチーの日の8月9日に設立する予定。
それに先駆けて5日、同社の株主を集めて創立総会を開いた。趣旨説明や協力への感謝をした後、株主同士を紹介(すでに知り合いの方もたくさんいるが)。いろいろと苦労したが、予定通り9日に会社が設立できると思う。あとは最初の事業であるパクチーハウスの店舗探しがうまくいくことを祈るのみである。
シェフの山下さんが作ったパクチーアイスと杏仁豆腐パクチーシロップがけは大好評だった!
スタッフブログ作成
パクチーハウスのスタッフは、スタッフブログに書き込みをする。これは、staffonly.phpとindex.phpで読むことができる。
staffonlyのところが読めるのがパクチーハウスらしい。情報はすべてオープンに。