パクチーズ #パクチーハウスのパクチー料理

パクチーズ

材料

・クリームチーズ 500g
・牛乳 50cc
・生クリーム 50cc
・パクチー 89g
・レーズン 適量

作り方


室温に戻したクリームチーズを厚めの鍋に入れ、遠火にかける


牛乳とパクチーをフードプロセッサーに入れ、ペースト状にする


1に2を入れ、さらに生クリームを追加し、よく混ぜる


火を止め、柔らかいうちにレーズンをみじん切りにしてよく混ぜる

*パクチーズはパンやクラッカーに塗るといいつまみになるので常備しておきたい。

のらぼう菜とパクチーの根っこのオイスターソース炒め #パクチーハウスのパクチー料理

のらぼう菜とパクチーの根っこのオイスターソース炒め

<材料>

・のらぼう菜 1束
・パクチーの根 お好みで(大量)
・オイスターソース 大さじ1
・タオチオ(なければ味噌で代用) 小さじ1
・ニンニク
・白胡椒 少々
・砂糖 少々

<作り方>


ごま油をしいて、中火でニンニクの香りを出す


火を強めて砂糖とパクチーの根を入れ、その後のらぼう菜を加える


すぐにオイスターソースとタオチオを入れて絡ませる


白胡椒をからめて出来上がり

 

パクチーハウス東京では、「のらぼう根」というメニュー名で出していました。当時の八百屋さんが是非使って欲しいというのにお答えして、パクチー以外の野菜でパクチーの根っこを引き立てる目的でつくりました。

のらぼう菜のほか、空芯菜やターサイなどもオススメ。しっかりとした食感の野菜をさっと炒めてパクチーの根っことの相性をお楽しみください。もちろん、パクチーの茎と葉を使って「純パク」も最高です。

根っこのきんぴら #パクチーハウスのパクチー料理

根っこのきんぴら

<材料>
・パクチーの根っこ 89g
・レンコン(薄めのいちょう切り) 89g
・ニンジン(千切り) 1/2本
・パクチーの種(ホール) 10g
・干しエビ 5g
・ごま油 大さじ2
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1

<作り方>


ごま油を熱し、根っこと種、干しエビを炒めて香りをだす


レンコンとニンジンを加え、火が通り始めたら酒とみりんを入れる


ある程度煮詰まったら砂糖と醤油を入れ、全体に味が馴染んだら火を止める


お好みでごま油、一味唐辛子、パクチーの種(挽いて)を加えてもおいしい

味噌田薬(みそでんぱく) #パクチーハウスのパクチー料理

道の駅保田小学校で、美味しそうな蒟蒻と味噌を買ったので、パクチー銀行の酒のアテとして作りました。

材料(4人前)

・蒟蒻(1枚)
・パクソース
・パクチーの根 みじん切り
・パクチーの種 ミルで挽く
・味噌 大さじ2
・きび砂糖 大さじ2
・みりん 大さじ1
・水 大さじ1

作り方


蒟蒻は好きな形に切る。5分ほど塩でもんで、お湯(分量外)を加えて3分ほど湯掻く。ザルで水分を切る。


小鍋に蒟蒻とパクソース以外を全て入れ、沸騰させてみりんのアルコール分を飛ばす。よく混ぜる。


お皿に蒟蒻を並べ、2とパクソースをきれいに盛り付ければ完成。

「楽しい」に「草冠」をつけて、「パク」と読むことにしました。

パクチー・オーナー制度がスタート

パクチーの種を融資する、パクチー銀行がもうすぐ15周年を迎えます(2007年1月1日設立)。

JR内房線・保田駅(千葉県安房郡鋸南町)の目の前に、パクチー銀行・本店がリアル店舗として出現します。これに伴い、パクチー・オーナー制度をスタートします。

パクチー・オーナー費用
月額 389円または890円
初期費用 5890円
(いずれも税込)

パクチー・オーナー特典
・パクチー銀行前に特製プランター1つを設置して、パクチーを栽培できます(種は必要な時に提供)
・パクチー銀行が運営するコミュニティ農園に参加できます
・月額890円のプランでは、月1回パクチーの様子をメールなどでお知らせ。成長したパクチーを指示に応じてご自宅に発送します(送料・梱包料別途)。
・パクチーハウス鋸南を開催できます(日時は応相談・15人までの完全予約制・飲食代は別途必要です)。​​

 

初回のみ、「パクチー・オーナー初期費用」(5890円)を購入し、一般プラン(月額389円)またはプレミアムプラン(月額890円)の定期便購入をしてください。

一般プランまたはプレミアムプランを継続している限り、その他の追加費用は発生しません。一般プランまたはプレミアムプランを退会してから89日間が経つとオーナー権が消失し、再度の申し込みの場合「パクチー・オーナー初期費用」が再びかかります。

 

パクチー・オーナー初期費用ご購入の上、以下のいずれかを選んで定期便購入をお願いします。

 

11月20日までクラウドファンディングも実施しています。

パクチー銀行のリアル店舗をつくる:鋸山の入口、鋸南町保田駅前を盛り上げたい!

 

パクチー銀行(SOTOCHIKU & 89 unLtd.)

 

パクチー銀行とは

パクチー銀行は2007年1月1日に僕がつくったシードバンクです。パクチーハウスを始める2年半以上前、パクチーが美味しくて楽しいと思った僕は、日本パクチー狂会を立ち上げ(2005年春)、パクチー普及活動に勤しみ始めました。活動の一環で種を配る活動を始めました。

2006年のノーベル平和賞をグラミン銀行のムハマド・ユヌス氏が受賞したとき、そのスピーチを聞いて感銘を受けました。担保でなく信用で貸すという発想の転換。そして、彼の立ち上げたソーシャルビジネスで多くの人たちが救われました。全文を読み終わった後、なぜか「これを超える銀行を作りたい」と思いました。

担保もいらず、信用もいらず・・・返済の義務もいらない銀行とは・・・。そんな意味不明な発想を現実のものにする方法論について妄想していたら、僕自身がやっていた「パクチーの種の配布活動」がそれを実現させることに気づきました。植物の種は数百倍、数万倍になります。百人に1人でも返してくれれば成り立つんじゃないかと思いつきました。

同時期に固定種とF1種という、植物の種にまつわる問題についても知りました。小規模でも「種をつないでいく」ことがこれからの世界で必要だろうなと直感し、せっかくだから楽しみつつパクチーの普及活動をしていこうと決意しました。そして、2007年1月1日、パクチー銀行を創設し、頭取に就任したというわけです。

パクチー銀行創設後、種を誰かに渡すという行為が劇的に変化したわけではありません。ただ、渡す際に「パクチーの種あげるよ。栽培してね」から「パクチー銀行から種を融資します。返済の義務はないので安心して食べまくってくださいね」という言い方をするようになりました。

実はパクチー銀行創設前、種を受け取っても栽培しない人が結構いました。タダでもらったものにはあまり価値を感じないのかもしれません。パクチー銀行創設後は、感覚値ですが、種をまく人が増えました。そして、栽培の様子や収穫して料理したことを報告してくれる人がたくさん出てきました。「返済の義務」はないものの、融資を受けて「何かを負っている感」があるのかもしれません。写真を撮る、友人に伝える、作った料理のレシピを公開する、などなど、パクチー銀行と僕のパクチー普及活動を行動で応援してくれる人が飛躍的に増えました。パクチー好きの方々とのコミュニケーションも増え、いつの間にか僕は、パクチー料理専門店を開こうという気持ちになりました。

そして、2007年11月20日にパクチーハウスを始めてからは、年間数千人に種を「融資」するようになりました。また、昨年からは「パクチー育てる」89日間国民運動(20202021)なども開催しています。

 

金融機関跡地にパクチー銀行のリアル店舗をつくります

パクチーハウスを無店舗展開してから3年半、鋸南と世田谷の2拠点ライフを始めてから明日で2年です。契約後まさかの大型台風直撃で被災地としての町で鋸南エアルポルトをスタートしました。半年足らずで新型コロナ騒動が開始。世界は不可逆的な変化に晒されました。

外出や営業の自粛を要請され、世界が「止まっている」というように信じ込まされていますが、そんな訳はありません。価値観は日々変化し、常識はコロコロ変わっています。そういうものに「対応」する時代は終わりました。

他人や他のまちに合わせて行動するのは衰退を選ぶのと同義です。自分の体験と考えを、自らの行動により社会と世界に還元しましょう。まだ誰もやっていないことは大いなる価値。否定的な意見は、単なる恐れ、やっかみです。そして未来を見据えてない可能性が高いです。

「いいね!」より行動。大きな意図でなく、個々人の希望のみが世界をかたちづくるんです。

というわけで、僕は、パクチー銀行を保田駅前の一等地につくることにしました。今はシャッターが閉まった商店街を、鋸南エアルポルトとパクチー銀行で挟み込みます。ここを何度も往復すれば、何をしたいか、何をすべきか見えてくるでしょう。僕はそのアイデアを、全面的に応援しますよ!

 

グレープフルーツのパクチーサラダ #パクチーハウスのパクチー料理

大井町の寿司さいしょとのコラボイベントの4回目「パクチーハウス大井町」で生まれた「グレープフルーツのパクチーサラダ」です。

僕はグレープフルーツが好きで、一度に1ダース食べたことも(笑)。自分で食べるときは手も口も使えるし、形が崩れても関係ないですが、料理として提供するので1つひとつ丁寧に剥いたらさぁ大変。これまで気軽にグレープフルーツのサラダを食べていましたが、今後は心して食べようと思います。

材料(4-5人分)

・グレープフルーツ 1個
・パクチー(葉・茎) 89g以上お好みで
・パクチー(種) 適量

<ドレッシング>
・黒糖
・オリーブオイル
・酢
・マスタード
・パク塩
・白胡椒

 

作り方


ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせる。黒糖とオリーブオイルはほぼ同量。酢は同量か半量ぐらい。パク塩と塩胡椒で味を整える。
固形の黒糖は潰すのが難儀なので、少量の水と熱するとよい。または黒蜜を使ってもOK。


グレープフルーツを丁寧に剥き、房を2〜3個に分ける。パクチーと和えて盛り付け、ドレッシングをかければできあがり。

 

緊急事態宣言

なにが緊急事態かというと、新型コロナウイルスの感染状況ではなくて、人々に自粛を求めるプロセスとか結局開催する2020とかその裏で子供達の最も重要な行事が全部中止になっていることが緊急事態だ。

× 公平性

公平性がなく、基準も不明確。特に、飲食店は翻弄されている。食とコミュニケーションは人間にとってとても重要なこと。それが思いつきとか空気とか保身のために蹂躙されている。僕は2007年11月20日から2018年3月10日までの10年超パクチーハウス東京という飲食店を経営していたし、今も無店舗展開というスタイルで食とコミュニケーションのシーンに関わっているので、リアル店舗を持っている時に緊急事態宣言と蔓延防止等重点措置が出たらどうしていたかを、この1年以上何度も繰り返し考えている。

友人や元スタッフが苦渋の決断でSNSに書き込んでいるのを見て、心が痛む。要請と社会の雰囲気によって、自ら望む決断ができないことは大変不幸なことだ。

以下は都内で頑張っている元スタッフの心の叫び。クリックしてぜひ本文まで読んでみてください。お近くの方はぜひ立ち寄って応援してあげてください。

 

hishimo(下北沢)

こんなに長い期間、お仕事から離れる事がもう二度と来ない事を祈っております。

 

台湾チャイニーズ 天天厨房(千歳烏山)

店内も改装しコロナ対策もバッチリで(笑)、イートインのお客様にお会いできるのを楽しみにしていたのですが、まだまだ新型コロナウィルスも落ち着かないので、違う形で当店のお料理をお届けしようと6月から通販サイトで販売を始めたのです

 

Niru(渋谷)

今回は要請無視か休業かで悩みましたが、要請無視の際の後出しリスクが読みきれず、弊店のおかれている状況では休業すると判断しました。
ノンアルコール営業は前回は短期間だからできた、と思っているので今回は行いません。

めちゃくちゃ美味しいビリヤニをみんなに食べさせたい。それだけ!

パクチーハウス元スタッフの大澤孝将くんが、ビリヤニ専門店を神田に開くということでクラウドファンディングを始めた。是非とも応援をと思ったが、24時間以内に目標の500万円に達し、ダブルスコアも達成するのではという勢いだ。

ビリヤニ大澤クラファン

パクチーハウスを開いて半年が経った頃、彼は突然やってきた。アルバイト募集の告知を見て、連絡をくれた。住まいは僕の出身地である秦野市。交通費が嵩むなぁと正直思った。当時は歩きか自転車で来れる人を雇うつもりでいた。しかし、秦野市に住んでいる人が来てくれるのは嬉しいなと思い、採用を決めた。

大学に入ったばかりの18歳。「旅と平和」という僕の理想について共感してくれ、また、日本パクチー 狂会やパクチー銀行、その他僕がやっている諸々を面白いと感じてくれたみたいで、ぜひ働きたいと返事があった。面接を終える頃、「ところでパクチーってどんな味なんですか?」との質問が。

「知らんで来たのか!」(笑)

そのまま厨房に行ってパクチーを食べてもらった。

アルバイトを始めてすぐに「デストロイヤー」というあだ名がついた。毎日5〜10枚のお皿を割るからだ。交通費が嵩むことを心配していたが、お皿やグラス代の方がかかりそうだなと笑っていた。

流石に割りすぎている自分を気にしていたようだが、それでもお皿やグラスは次々に割れた。ある日、置いてあったティーポットをつかんだだけでそれは割れた。たまたま横にいた僕に「僕何もしてないですよね?」とすごい顔で見つめてきたので、大笑いした。

アルバイトを掛け持ちしたり、限界まで遊ぶので、常に睡眠不足だったようだ。お皿を洗いながら、立って寝ていたこともあった。また、アルバイト後に電車に乗っては乗り過ごし、小田原で朝まで過ごしたという話も何度も聞いた。

僕や他のスタッフは皆、旅のバックグランドがあった。旅の話をよくしていたら、大澤くんは夏休みに初めての海外一人旅に行くことになった。行き先をみんなで話し合い、バンコクを中心に東南アジアを巡ることになった。何度目かの海外一人旅の帰り道、中国で事業を営む会社の社長と飛行機で隣り合わせになったらしい。数ヶ月後、その方が持つ会社の中国現地法人の社長に抜擢され、日本を離れた。

しばらくして、ビリヤニが美味いんだと言い始めた。インドやパキスタンでハマり、食べまくったようだ。「1日4食」食べていたというのは、僕がウイグルでラグマンを食べていた時と同じだ。

ほどなくして、日本ビリヤニ協会(NBA)を設立。当時、僕が日本手食協会を作るなどして、NHKブーム(略称がNHKとなる団体を作るブーム)が起こっていたが、彼はNBAを選んだ。日本パクチー 狂会のやり方をパクります、と言ってくれた時は嬉しかった。

ビリヤニの知名度は低かった。でも、好きなら情熱を捧げまくるべきだと思った。「やってればなんとかなる」と言ったらしい。それから11年経って、たくさんの蓄積が結果を生んだんだと思う。

ビリヤニイベントを開いたり、経堂のシェアレストランで「ビリヤニマサラ」という週一のビリヤニ屋をやったり、毎日ビリヤニを食べられるシェアハウス「ビリヤニハウス」を作ったり。初めて出会ったときの印象そのままにめちゃくちゃだったけど、アイデアを形にして多くの、本当に多くのファンを作った。

コロナウイルス騒動で、当時のアルバイト先の「ガラムマサラ」を救うため、ほぼ一人で通販事業を立ち上げて働き詰めで精神を壊した。その後、数度メッセンジャーなどでやり取りをし、誰とも会いたくないという返事が来たこともあって心配していた。が、やはり、クラファンの文章にある通り、ビリヤニを作ることで回復したようだ。

1月下旬に突然、鋸南に来てくれると連絡があった。飲みながら、ビリヤニ屋をやる決意を話してくれた。僕が会社を作るときに使った「優先株」を発行する方式で会社を作ることにしたので、定款を送り、あっという間に物件が決まり(2つ見ただけで決めたらしいw)、スタートに向けて爆走している。

ぜひ「ビリヤニ大澤」のビリヤニを食べてください!

ビリヤニ大澤クラファン

パク根の黄ピクルス

パク根の黄ピクルス
 
材料
・パクチーの根
・ホワイトアスパラ
・スティックセニョール
・穀物酢
・白ワイン
・ディル
・パクチーの種
・その他ハーブ・スパイス等
・砂糖
・塩
・ターメリック
 
作り方
 
穀物酢以下を鍋に入れ、沸騰させる。その後、冷ます。
 
沸騰したお湯に野菜を入れ(10-20秒)、水を切って1に入れる。
 
一晩以上寝かせて完成。
 
パクチーの根はよく色がついできれいです。