『週刊パクチー通信』

Mediumで面白い試みをしている人を発見!

その名も『週刊パクチー通信』。第12回にパクチーハウス東京のことを書いてもらったことをきっかけに知りました。今後注目します。みなさまも、ぜひフォローを!

「実はふたりともパクチーが苦手であること、だけど訳あってパクチーを研究していること」が書かれていて、どんな方か興味深いです!!!

「すみません、メニューを取っていただけますか?」
そう、席に着いた時から不思議に思っていたのだが、パクチーハウスは基本的に「相席」なのだ。私たちもふつうの4人用のテーブルを、仕切りもなく腕が当たってしまいそうな距離で2人2組で使っていた。店内を見やると、8人用の円卓も3組で使っている。おまけにメニューも1テーブルに1つである。他人との会話が生まれやすいつくりになっているようだ。
後から調べてみると、パクチーハウスは“交流する飲食店”をコンセプトに掲げていた。相席もメニューのことも、交流のしかけと言えるだろう。功を奏していると思った。しかも、「パクチー」という強烈で特殊なコンセプトに惹かれてあつまっている人びとだからか、店内の一体感が半端ではないのだ。

パクチーはもちろん、パクチーハウスという空間を楽しんでいただけたようで嬉しい限りです。

ぜひこの記事、読んでください!!! ⇒「つなげるパクチー」

異邦人のタブレ Taboulé de “L’Etranger”

9月15日から10月23日までの「フランス特集」。その特別メニューの中から、平和のラペについて解説します。

フランスの国民食をキヌアでパクりました

フランスで日常的に食されているクスクスを使ったサラダ「タブレ」を大胆にアレンジしました。クスクスの代わりに“スーパーフード”として話題のキヌアを使用しています。

タブレは元々、イスラエルやレバノンで食べられていたものを北アフリカ(マグレブ地方)のクスクスを使ってフランス風にアレンジしたサラダで、フランスを歩いているとよく見かけます。いろいろな文化が融合してできたタブレを、さらにパクった逸品です。

タブレのクスクスをキヌアに変えて出したらどうだろう、とKyo paxiが思い付き試作をしたのですが、あまりパッとしませんでした。それをコウモリラン普及委員会の“same same”タナカヒサシ氏がリンゴとサツマイモを加えて素晴らしい作品に仕上げてくれました。

メニュー改編で終売した「パクっとポテっと」もそうだったのですが、彼の独創性はとても面白いものがあり、普通の人では思いつかないようなものが突然ポンと出てきます。その辺りに敬意を表しつつ、フランス人ノーベル文学賞受賞者カミュの作品タイトルを借りて名付けました。

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富士ゼロックスで特別講演会

10月5日(水)、東京ミッドタウンにある富士ゼロックス本社オフィスにて「不可能を可能に〜砂漠にパクチーを生やす〜」と題して特別講演会を行うことになりました。

新規事業立ち上げ、コミュニティーづくり、メディア戦略などについて、面白おかしく(ここ重要!)話します。お申し込みはFacebookイベントページにて、9月30日(金)まで。

 

平和のラペ

9月15日から10月23日までの「フランス特集」。その特別メニューの中から、平和のラペについて解説します。

パクチーがつなぐニンジンと青パパイヤの“平和”のサラダ

フランスの「ラペ」と沖縄の「しりしり」。どちらもニンジンをすりおろした料理です。空間を越えて同じような料理が食されているって面白いなと思い、二つをパクチーでつなぎました。

味付けはフランスのラペをイメージしつつグレープフルーツの酸味とパク蜜を使い、ニンジンのほか沖縄の青パパイヤを加えています。

フランスのニンジン料理「râpées」とフランス語で平和を意味する「la paix」。カタカナで書くとどちらも「ラペ」なんです。はいはい、またダジャレですよ。

 

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緑のパクチーバゲット

9月15日からの新商品。特別なバゲットを開発して、ニンニク&オリーブオイルで食べてもらおうと思いましたが、香りが良過ぎてオイルやニンニクがすべてを消してしまうことが判明したため、そのまま齧っていただく商品です。

めちゃうま。

当日に、近くでお世話になっているパンとジェラートのお店「ダズンフォー」で焼いてもらっています。数量限定ですので、ご注文はお早めに。

佐賀で、パクチー料理をつまみながら旅について語り合う交流イベント

佐賀新聞が「パクチーブーム」に言及。江口さんのところ、取引先が50軒にもなったんですね! 視察からアレンジさせてもらった僕たちとしてはとても嬉しいです。

パクチーで武雄市に縁ができて、武雄市には何度も足を運びました。サハラマラソン報告会もさせてもらいましたし、そこで会った方に誘われて、昨年は武雄⇒長崎のピースウォークに参加しました。その道中、友人が働くホテル(@嬉野)に寄ったときに、パクチーの種をプレゼントしたのですが、「佐賀にはパクチーがないんですよ」とボヤいていたので、「すぐ隣でパクチー作ってるよ! 楼門朝市行きなよ!」と教えてあげました。

今日の佐賀新聞に、その嬉野で「パクチー×旅」のイベントがあると書かれているのは、旅から生まれたパクチーハウスを始めてから8.9年の僕たちにとって、とても「嬉しいの」です。

なお、パクチーに始まりいろいろ縁ができたわけですが、12月に武雄の前市長を招いて「cinemo PAX 〜映画で“旅”する」のイベントを予定しています。お楽しみに。

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フランス特集:メニュー(9/15-10/23)

パクチーハウス東京、フランス特集開催中! メニューをシェアします。

期間限定新メニューの紹介

国・地域別特集の最初に「フランス」を選んだ理由

 

メニュー(pdf)

フードメニュー(表)

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フードメニュー(裏)The PAXi Times

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ドリンクメニュー

 

 

 

 

キッシュ・パクレーヌ

キッシュ・パクレーヌ Quiche Paxraine

牡蠣と角切り牛ステーキのメドックマラソン仕様!

フランスのアルザスロレーヌ地方の郷土料理からフランス全国で一般的となったキッシュをパクりました。給水所にワインが置いてあるというかのメドックマラソンでは、38km地点から食事の“フルコース”が始まります。そこで毎年大人気なのが牡蠣と角切りステーキ。「ここにパクチーが欲しい」といういつもの僕の気持ちをキッシュに詰め込みました。

付合せはオクラのスプラウトとパクチーを、フランス発祥ではないフレンチドレッシングで!

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キッシュ・パクレーヌ! 10月23日までの期間限定商品です。
“パーティするようにマラソンする”シャルソンの原型になったメドックマラソンでの、38km地点から始まるフルコースにインスパイアされた一品です。
つまり、牡蠣と牛角切りステーキのキッシュということです。パクチーもたっぷり。一気に焼き上げ、切り分けるシェアメニューです。時間と心に余裕のある人はどうぞ!
#パクチー #paxi #キッシュ #france

メドックマラソンとパクチー

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実は言うと僕はマラソンが大嫌いでした。高校を出てから全く走る気はなかったし、お腹の脂肪が恥ずかしいレベルになるまでは少々の運動はしたものの、「走ること」を全否定していました。走るようになったきっかけは直接僕の口から聞いてほしいですが、マラソンに苦手意識があった僕は「走ることを強制されること」がイヤだったに違いありません。

メドックマラソン2011は初めてのフルマラソン(42.195km)でした。未経験の距離に恐れつつ、色とりどりに着飾ったたくさんのランナーとともに歩みを進めて行きました。そこにいる人はとても陽気で、一緒に写真を撮ったり、楽しく会話をしたりしました。日本の学校の先生がいたら「ペチャクチャしゃべってないで真面目に走りなさい」と言ったことでしょう。そして給ワイン所に到着して驚きました。ワインがグラスでサーブされていました。他人を蹴落としてワインを取るような人はいません。立ち止まり、グラスを回してみたり、香りをかいでみたりして、周りのランナーと乾杯が始まりました。マラソン大会中に、立ち止まっておしゃべりをする! これはマラソン大会の最高のイノベーションだと感じました。

毎年日本のメディアもメドックマラソンについて報じます。たいていは「酒を飲みながら走る変わったマラソン」という視点です。それは表面的なものにすぎません。「スタートからゴールまで、ワインや仮装を通じてランナー同士がコミュニケーションを取りまくるマラソン」というのが本質だと思いました。そして、「メドックマラソンに一度行ったことがあります」と体験談を語るより、毎年訪れて「メドックマラソンは僕の人生の一部にしたい」と思い、初参加の完走前に毎年訪問することを決めてしまいました。

この素晴らしき旅をほかの人にも伝えたいと思って作ったのが「パクチー・ランニング・クラブ」です。パクチーハウス東京のお客さんなら誰でも入ることができ、メドックマラソンに関する情報提供と出場への意思を固めるための飲み会を不定期に行っています。

 

旅から生まれたパクチーハウス

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『The PAXi TImes』で9月15日からのフランス特集を知ろう!

パクチーハウス東京は旅から生まれました。

大学時代は旅に明け暮れていました。在学4年のうち約1年を海外で過ごし、約半年を国内旅行に費やしました。「旅ばかりしてるね」と友人たちから言われましたが、2.5年は大学のあった京都で過ごしたことになります。

旅を非日常の楽しみと定義付ける人に多く会いました。「辛い日常からの束の間の解放」。そうだとすると僕の大学生活は、半分以上がつまらない時間だということになります。「いや、そうじゃないだろう」。そう思い、僕は旅を「日常」とすることに決めました。

旅とは「外国に行くこと」だけではありません。旅先で会った人と再会したり、旅先で思いついたアイデアを実行したり・・・。つまり、日常的に自分を「解放」することが旅であると考えました。

旅人として生きて行けるかという質問を、大学を卒業するときに自分に問うたものです。当時の僕はそれに答えることができませんでした。縁あって大企業のサラリーマンでキャリアをスタートし、3年後にはスタートアップ企業の立ち上げで友人の手伝いをしましたが、その間、僕は日常を束縛されるために費やすのではなく、解放されたまま過ごせるよう意識していました。

仕事の合間に旅を繰り返し、物理的な移動も増やしていきました。ユーラシア大陸を3度横断し、英ブラッドフォード大学の大学院で旅人として学びました(「旅と平和」というタイトルの論文で平和学修士号を取得)。

そんな過程を経て、日常的に旅ができる空間として僕はパクチーハウス東京を作りました。「ヨーロッパの夏の広場」をイメージした店内は、居合わせた人が楽しく挨拶や会話をしてほしいという願いが込められており、それゆえ明るくて開放的なのです。

この1年ほど世間は“パクチーブーム”と呼ばれるようになりました。超絶ニッチなパクチーの専門店を作って変人扱いされた9年前から、日本におけるパクチー普及を目指していたものの、本当にパクチーがここまで普及したのは嬉しすぎる誤算です。

しかし、僕が作ったパクチーハウス東京は、パクチーの知名度にかかわらず、旅の空間でありたいと思います。より多くの旅人が集まり、より多くの人が旅の話をすることになるように、パクチーハウス東京は9月15日から国や地域を特集することにしました。人気の定番料理とともに、期間限定のパクチー料理を食べながら、世界に思いを馳せてください!

 

パクチーハウス東京・店主 Kyo paxi