木の屋石巻水産との縁から

Kyo paxiです。

本日、木の屋石巻水産の方が来パクします。お仕事ではなく、ご友人と来られるのですが。このムービーの11:00ぐらいからしゃべっている人です。

 

経堂でさばの湯という銭湯をコンセプトにしたお湯カフェというかイベント居酒屋をやっている須田さんという方が中心となり、有志で木の屋石巻水産の缶詰を洗って綺麗にするという活動が東日本大震災の後ありました。僕もそれに関連して彼と出会いました。

震災直後、被災地を訪れた直後に、自宅に帰る前にパクチーハウス東京に寄ってくれた人がたくさんいました。常連さんが大挙して東北に行ったということではなく、東北を訪れた後に初めて(その足で)パクチーハウス東京に来てくれたのです。どうしてそういう流れになっていたのか、今でもよく分かりません。

しかし、僕自身はいろいろな人から津波被災地の話を聞くことで、東北の被害がより身近になり、2011年5月に仙台と南三陸に行くことになりました。そこで見た風景と自分の中に沸き上がった意識。東北通いを始め、東北にどんどん縁ができることになります。

「3年経ったら・・・」

その言葉のあとに「忘れてしまう」というフレーズを置きたく無かったので、僕は震災の3年後から活動を始めることにしました。僕なりの震災被災地復興支援。それがウルトラシャルソンです。

東北の津波被災地沿岸を、点で訪れるのではなく、長大な被害地域、今でも工事現場となっている場所を、線でつないで発信したいと思ったのです。

震災の一年ぐらい前から嫌いだったはずのランニングが趣味になり、ワインを飲みながら走るまさに酔狂なマラソン大会(メドックマラソン)に惚れ込み、「走ることを楽しむ」に「コミュニケーション」や「町おこし」の要素を加えて「シャルソン」(ソーシャルマラソン)という仕組みを作りました。それを応用して東北の「いま」を発信していくのがウルトラシャルソンです。

ウルトラシャルソン第3回目の際(2015年7月)、木の屋石巻水産のその方に、ゲストスピーカーとしてお話をしてもらいました。その他、このプロジェクトが始まる前からケーブルテレビや石巻のラジオ局などを紹介してくれ、イベント告知に協力してくれたのもその人です。

というような人が来るので、都合つけられる人はご来パクしてみてください。来れない人も、ぜひムービーだけでも視聴してください!

僕は明後日26日から、第5回ウルトラシャルソンのために東北入りします。今回は仙台から郡山まで、130kmぐらい走る予定です。

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【cinemo PAX vol.1】「超節電生活」の稲垣えみ子さんとエネルギーについて考えよう

映画・トーク・パクチーランチ&琥珀ヱビスで、たっぷり語りましょう!
パクチーハウス東京が、二カ月に一度開催するイベント「cinemo PAX」第一弾を6月25日(土)に開催します!

cinemo PAX vol.1: テーマは【エネルギー】

映画は『第4の革命』
https://www.cinemo.info/movie_detail.html?ck=26

ゲストスピーカーは、「超節電生活」の稲垣えみ子さんです。

 

東日本大震災を機にエネルギーについて、改めて考えた方も多いと思います。

原発?自然発電?エネルギーは自分でつくる?エネルギーに頼らない暮らし方?

なんとなく毎日は過ごせていますが、4月からの電力自由ってなんでしょう?
改めてみんなで、ざっくばらんに考えてみませんか?

ドイツで13万人を動員し、脱原発に導いた『第4の革命』を上映します。

そして「超節電生活」を自ら実行する元朝日新聞記者 稲垣えみ子さんをゲストスピーカーにお迎えします。なんと稲垣さんの直近の電気代は、月額166円!

 

稲垣えみ子さん【稲垣えみ子さん プロフィール】

1965年名古屋市生まれ。一橋大学を卒業後、朝日新聞社に入社。大阪社会部、週刊朝日編集部などを経て、論説委員・編集委員としてコラムを執筆。原発事故をきっかけに始めた「超節電生活」をつづって話題になる。今年一月に退職し、エネルギーもお金も使わぬ幸せを追求中。その暮らしぶりがMBSのドキュメンタリー番組「情熱大陸」で取り上げられる。好きなものは燗酒と時代劇と銭湯。大の苦手はIT全般。6月17日に初の書き下ろし本「魂の退社 会社を辞めるということ。」(東洋経済新報社)を出版予定。また新聞記者時代に書いたコラムをまとめた「アフロ記者が現役記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。」(朝日新聞出版)も近く刊行予定。

 

チケット販売について(早割・前売はpeatixにてお申し込みください

peatix(早割)3000円 5月31日まで
peatix(前売)3500円 6月23日まで
当日現金払い 3890円

定員 30名(定員に達し次第締め切らせいただきます)

※ パクチーたっぷりランチ+琥珀エビス中ジョッキ付

10:00 開場
10:30 映画上映(83分)
12:00 ディスカッションランチ
13:00 トークライブ

映画上映を10:30に開始します。受付時間もありますので、10:15ごろまでのご来場をお願いします。
当日は稲垣さんの出版したての本を持ってきていただきますので、是非サインしてもらいましょう!

 

クセになる!パクチーレシピブック

パクチーの日まであと89日!

パクチーのニュースを見かけない日はないぐらいの状況となりました。パクチー狂会旗揚げから約11年。とても嬉しいです。

昨秋発売のムック本『絶品パクチーレシピ』で一緒に掲載されたエダジュンさんが、6月2日にパクチーのレシピ本を出版するそうです。おめでとうございます。拝見するのが楽しみです! たくさんの料理人により、どんどんパクチーのレシピ本が出るといいな。「パクチーは薬味から主役へ」というスローガンで日本パクチー狂会を始めましたが、先日のお台場でのパクチーライブにおいて「パクチーはブームから文化へ」と宣言しました。普通の家庭にはパクチーが冷蔵庫に入っている、そんな時代も近い!?

では、みなさん、ガンガン買って、パクパク食べて、どんどんオススメしてください。


 

僕のパクチー本もよろしくお願いします!(笑)

 

 

エダジュンさんと一緒に載っているムック本はこちらです。

 

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【6月26日】パクチー日帰りバスツアー!

パクチーを収穫して、食べて、パクチーにもっと親しみませんか? パクチーハウス東京にもよく来てくれる音楽プロデューサーDJ SASAさんとパクチーハウス東京のKyo paxiによる、大人の遠足を6月26日(日)に開催します。

パクチートークとパクチーのうたを含むライブも行なう予定です。ご家族ご友人お誘い合わせの上、ぜひご参加ください!

お申し込みは DJ SASAさん( sasa@letter.jp )まで。以下詳細です。

—————————————————パクチー日帰りバスツアー!—–

日程:6/26(日)
最小催行人数:45名

行程:
09:30 新宿駅周辺集合/出欠確認
09:50 バス配車(路上乗車のため、約10分前配車)
10:00 出発
10:50 海ほたるPA(20分)
11:50 大多喜ハーブガーデン(千葉県)到着(滞在3時間)
15:00 大多喜ハーブガーデン出発
15:45 海ほたるPA(20分)
17:00 新宿駅周辺到着/解散

※各地の道路状況により多少時間が変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

大多喜ハーブガーデン滞在内容:
(1)パクチー収穫タイム
(2)収穫したパクチーを使ったランチタイム
(3)パクチートークショー(佐谷恭 & DJ SASA & あびこめぐみ)
(4)DJ SASA feat.あびこめぐみライブ スペシャルゲスト:佐谷恭
(5)パクチー種お土産進呈タイム
(6)その他

※収穫は当日の天候が悪い場合は事前にハーブガーデンスタッフが収穫する可能性があります。

ツアー料金:
¥8989(パクパク,税込)

応募締切日:6/3(金) 18:00

予約方法&支払い方法:

(1)下記内容をメールでお送り下さい。送信先:sasa@letter.jp
・代表者氏名(フルネーム)
・人数
・連絡先電話番号
・連絡先メールアドレス

上記メールを受け取った後に予約確認メールを返信します。
(2)6/3 18:00以降に下記メールを送信します。

・ツアー催行 or 中止の決定メール
・ツアー料金振込口座名
・ツアー料金振込み期限

※ツアー代金入金後にキャンセルされる場合
・振込み手数料を差し引いた額を返金します。

■予約メール送信先&問い合わせ先:
DJ SASA sasa@letter.jp

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“走って”復興支援〜ウルトラシャルソン5開催

シャルソン創始者のKyo paxiです。第5回ウルトラシャルソンのお知らせです。

熊本・大分での震災被災者の方々にお見舞い申し上げます。パクチーハウス東京には熊本出身のスタッフが一人おり、彼が取りまとめる募金箱を置いています。

あの衝撃的な東日本大震災からは5年以上が経過しました。パクチーハウス東京は大震災の直後3日間休業し、その後1週間経堂から用賀に場所を移して営業しました。追パク募金などを行ないつつ、僕も何度も東北に通うようになり、さまざまな縁ができました。

東北では5年経った今でも復興どころかまだ始まっていない場所も存在します。「3年経ったら忘れる」という話があり、5年経って別の災害が起こるとこの状況はますます加速すると思います。

だからこそ「3年経ってから」、自分たちならではの被災者支援をしよう。そう思って始めたのがウルトラシャルソンでした。大変な思いをし続けている方がたくさんいますが、その中でポジティブなエネルギーを生み出し続けている人もいます。そういう人や考え方、行動に光を当てつつ、被災地の状況を自分たちの目で見て伝えようとしています。被災地を点で訪問するのではなく、津波の被害があったところを線でつないでいます。過去4回の開催で釜石から仙台まで、約435km走りました。

そのウルトラシャルソン、第5回目を今月26日から29日で開催いたします。興味ある方は一部でも、ぜひご参加ください。東北に行けない方は「オンライン」で状況を見たり記事を読んだりという参加方法もあります。また、走れないと仰る方はサポートスタッフとして参加することもできます。

本記事のシェア、ご家族・ご友人の紹介を歓迎いたします。

 

ウルトラシャルソン5Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/1695921770674020/

ウルトラシャルソン5申し込みページ
http://ultra-cialthon-5.peatix.com

 

ウルトラシャルソン1報告書
http://paxihouse.com/blog/wp-content/uploads/2014/10/1st_UltraCialthon_report.pdf

ウルトラシャルソン2報告書
http://paxihouse.com/blog/wp-content/uploads/2014/12/ultra-cialthon-2nd.pdf

ウルトラシャルソン3・4報告書
http://paxihouse.com/blog/wp-content/uploads/2016/05/ultra-cialthon-2015-report.pdf

 

東松島・おのくん家にて
東松島・おのくん家にて

 

シャルソンとは?

走ることを通じてまちを再発し、人と人とがつながるランニングイベント。
「ソーシャルマラソン」を短縮して作った造語で、人と人との触れ合いという意味でリアルにソーシャルであり、SNSを活用してまちの魅力をオンラインで拡散するという意味でバーチャルでもソーシャルである。

2012年2月に世界初のパクチー料理専門店「パクチーハウス東京」と東京初のコワーキングスペース「PAX Coworking」を運営する株式会社旅と平和が、同社の所在する世田谷区経堂を中心に世田谷区内を(再)発見するためのランニング・イベントとして「経堂マラソン」を開催したのがそもそもの端緒。そのときの参加者が「また参加したい」「ほかのまちでも実行したい」との気持ちを各所で発信。同年4月14日に日産自動車が展開する「思いやりライト運動」の一環として「よこはまシャルソン」が、同21日に「墨田シャルソン」がカオサン東京ゲストハウスグループの協力で開かれた。この企画に先立つ形で、その後のシャルソン主催者の੍支援とネットワークづくりを目的として「ご当地シャルソン協会」(2012年4月1日)を設立した。

地域活性と楽しさを両য়させるランニングイベントとして、日本全国の意欲的な個人・団体・企業が注目。2016年秋までの約4年半で全国で100回程度開催されている。

ウルトラシャルソンとは?

シャルソンの仕組みを使った東北応援プロジェクト。本来のシャルソンはスタートとゴールが同一の場所であることが多く地域内を巡るものだが、ウルトラシャルソンでは「被災地を線でつなぐ」ことを一つのテーマとし、自然を満喫しながら人々と触れ合い、移動し続ける。

復興のシンボルやそのまま残された地域を訪問。各地を線でつないで「発見したものをSNSを通じて発信し、そこで生活する人々とも交流しながら、震災被災地の状況やੱ感情といった「いま」を伝える。一日あたり30kmから45kmの行程。

また、各区間の「ゴール」後に、震災発生時から各地域で積極的に活動している地元人やボランティア関係者などに講演をいただき、ランニングと同じタイムラインに被災後の状況を投稿していく。講演後は地元の人々を交えて交流会を開き、一緒にに楽しい時間を過ごしながら、それぞれの体験を語り理解を深める。