味覚で旅したパクチー研修2015冬 by Takuma Drb

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
はてなブックマーク - 味覚で旅したパクチー研修2015冬 by Takuma Drb

【2015年冬パクチー研修レポート】

2007年、私はタイのシーチェンマイにいた。
大学を1年休んで、旅をしていた時のこと。

ゲストハウスの軒先で、シンハを飲んでいた。自転車で食べ物を売るおばちゃんから、薦められるがままにパパイヤサラダ(ソムタム)を買った。
ナンプラーと干しエビの香りの後に、劇的な辛さが私を襲う。舌はビリビリ痺れ、息するだけで辛さは増幅されていった。
だけど、食べることを止められなかった。舌のビリビリが脳に伝わり、思考は停止状態。なのに箸は動き続けた。とにかく目の前の(見た目は優しい)激辛を食べ続けた。笑ってしまうほどに辛いのに、本能が食べていた。

takuma

その経験から8年。私はパクチー研修で訪れた千葉の五井で、思考停止状態で、目の前のそれを食べてた。
辛い。でも、うまい。辛さが脳に伝わり、思考は停止していた。ただただ、食べていた。2015年、私は千葉の五井にいた。シンハを飲みながら。

8年たってもタイで初めてソムタムを食べた時の記憶が蘇って、楽しい気分になれた。美味しいものを提供するだけではなく、香りを嗅いだ時や口にした時、思い出してもらえる(思いを馳せれる)印象に残る料理を提供できたらと思った。

写真 (11)

Takuma Drb

No related posts.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です