研修報告書:メドックマラソン2014 by 平野武(その2)

日時:2014.9.11~2014.9.15
経路:東京~ベトナム~フランス~カタール~東京。
総移動距離:約27000km

2日目、フランス

ベトナム・ノイバイ空港~パリ・シャルルドゴール空港/9200km
シャルルドゴール空港~ボルドー/600km
ボルドー~カルカン/60km

 

【ドライブ】

ベトナムからのフライトが遅れたものの無事に到着し、恭さんと大阪の石田さんと合流。レンタカーを借り、いざボルドーへ600kmのロングドライブ。初めは石田さんに運転してもらったが早々に交代し、海外で初めての運転。左ハンドル・右側走行に最初こそ緊張はあったが、慣れてしまえば問題なかった。

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【ボルドー市街】

恭さんのお母さんと合流し、車を停めて歩いて街へ繰り出す。街中には世界遺産の大聖堂やオペラ座などの歴史的な建築物があったり、一般の建物の中もリフォームされたりしているそうだが、外観は昔のまま残されており景観を損ねない。どこを切り抜いても絵になりそうな美しい街並みだった。過去にテレビで見たことのある場所もあり、そこに自分が立っていることに感動した。

夕食はパクチーランニングクラブの方々と、総勢20名くらいで会食。初めて会う方ばかりで、また新しい出会いの場となった。

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【カルカン】

ボルドーから約60km、海の近くのホテルに移動。到着時刻が遅すぎたため、フロントが閉まっていてチェックイン出来ず。たまたま通りかかった他の宿泊客からの情報により、なんとか鍵を入手。寝床を確保することが出来た。

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研修報告書:メドックマラソン2014 by 平野武(その1)

日時:2014.9.11~2014.9.15
経路:東京~ベトナム~フランス~カタール~東京。
総移動距離:約27000km

1日目、ベトナム

成田空港~ハノイ・ノイバイ空港/3700km

 

【タクシー】

到着後、空港外に出るつもりが、間違えて乗り継ぎのゲートをくぐる。事情を話し外に出させてもらい、その際 日本人女性と接触し、市街までタクシーを乗り合うことに。優良そうなタクシーを見つけ値段を聞きくと、50万ドン...聞いたはいいが相場が分からなかった。そして運転手は別の人で、到着後80万ドンの請求。早々にベトナムの洗礼(ぼったくり)を受けそうになったが、『さっきの彼が50万と言ったから、それしか払わない。』と回避。後に聞くと、実際はもうちょっと安かったそうだ。さらには空港から来るより、空港に向かうの方が安いという謎の料金体系を知った。

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【Queen’s Coffee Japan】

日本人が経営するクレープ押しのカフェバー。店を切り盛りするのはマネージャーの井上 翔太さん(あだ名:ゴルゴン)。ベトナム紹介サイトべとまるで何度か登場し、22歳という若さでボリビア留学、大学中退、ベトナムでクレープ屋という面白い経歴を持ち、気になる人物のひとりだった。ベトナム人従業員を育てる難しさを聞いたり、パクチーにも興味を持ってくれたので、パクチークレープを作るようにオススメした。

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【ホアンキエム湖】

長寿の大きな亀がいて、それにまつわる伝説などがある有名な湖だが、特に感動はなく普通の湖といった印象。その近くのハノイ大教会(セント ジョセフ教会)にも行ったが、そちらの方が魅力的だった。騒々しい街中を進むと突如現れ、古びた様相に目を惹かれる。近所にカトリックの小学校があり、元気な子供達で賑わっていた。ベトナムはフランスの植民地だった影響で、街にも食にも生活の中にヨーロッパの文化がとけ込んでいるのが面白い。

 

【ビンミン】

高円寺にあるベトナム串焼き店の本店。ホアンキエムより少し離れたところにあるが、日本人がよく来るのか、目があった瞬間に席を案内された。高円寺は唐辛子がふられスパイシーでしっかりとした味付けなのに対し、本店はシンプルに塩で焼かれた感じ。テーブルに甘辛いタレが用意されていて、お好みで付けるスタイルだった。本店の方が美味いと聞いていたが、好みの問題だと思う。

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上記の他にも、ホアンキエム湖周辺のレストランでフォーボー(牛のフォー)と揚げ春巻き、屋台でブンチャー(肉入りつけ麺)を食した。

ベトナムでのメインは食についてだったが、全体的にあっさりとした味わい。濃い口な自分の作る料理はやはり濃い味になりがちなので、今後も注意をしなければと感じさせられた。そしてもう一つ、アジア料理店で働いていたときにお客様から『現地の方がもっとクセがある!』と言われることが度々あったが、決してそんなことはなく、基本的に日本人の口に合う料理だと再確認できた。もちろんクセのある食材もあるし、初めて食べる食材もある。それらの強烈な印象から、ベトナム料理全般が癖があるものと思い込んでいるのではないかと思う。パクチーもしかり。ちゃんと食べたことがないのに、臭い・苦いと言ったイメージを持っている食わず嫌いが多いと思うので、それを払拭できるような料理や接客をしなければと改めて感じた。