佐賀で、パクチー料理をつまみながら旅について語り合う交流イベント

佐賀新聞が「パクチーブーム」に言及。江口さんのところ、取引先が50軒にもなったんですね! 視察からアレンジさせてもらった僕たちとしてはとても嬉しいです。

パクチーで武雄市に縁ができて、武雄市には何度も足を運びました。サハラマラソン報告会もさせてもらいましたし、そこで会った方に誘われて、昨年は武雄⇒長崎のピースウォークに参加しました。その道中、友人が働くホテル(@嬉野)に寄ったときに、パクチーの種をプレゼントしたのですが、「佐賀にはパクチーがないんですよ」とボヤいていたので、「すぐ隣でパクチー作ってるよ! 楼門朝市行きなよ!」と教えてあげました。

今日の佐賀新聞に、その嬉野で「パクチー×旅」のイベントがあると書かれているのは、旅から生まれたパクチーハウスを始めてから8.9年の僕たちにとって、とても「嬉しいの」です。

なお、パクチーに始まりいろいろ縁ができたわけですが、12月に武雄の前市長を招いて「cinemo PAX 〜映画で“旅”する」のイベントを予定しています。お楽しみに。

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フランス特集:メニュー(9/15-10/23)

パクチーハウス東京、フランス特集開催中! メニューをシェアします。

期間限定新メニューの紹介

国・地域別特集の最初に「フランス」を選んだ理由

 

メニュー(pdf)

フードメニュー(表)

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フードメニュー(裏)The PAXi Times

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ドリンクメニュー

 

 

 

 

キッシュ・パクレーヌ

キッシュ・パクレーヌ Quiche Paxraine

牡蠣と角切り牛ステーキのメドックマラソン仕様!

フランスのアルザスロレーヌ地方の郷土料理からフランス全国で一般的となったキッシュをパクりました。給水所にワインが置いてあるというかのメドックマラソンでは、38km地点から食事の“フルコース”が始まります。そこで毎年大人気なのが牡蠣と角切りステーキ。「ここにパクチーが欲しい」といういつもの僕の気持ちをキッシュに詰め込みました。

付合せはオクラのスプラウトとパクチーを、フランス発祥ではないフレンチドレッシングで!

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キッシュ・パクレーヌ! 10月23日までの期間限定商品です。
“パーティするようにマラソンする”シャルソンの原型になったメドックマラソンでの、38km地点から始まるフルコースにインスパイアされた一品です。
つまり、牡蠣と牛角切りステーキのキッシュということです。パクチーもたっぷり。一気に焼き上げ、切り分けるシェアメニューです。時間と心に余裕のある人はどうぞ!
#パクチー #paxi #キッシュ #france

メドックマラソンとパクチー

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実は言うと僕はマラソンが大嫌いでした。高校を出てから全く走る気はなかったし、お腹の脂肪が恥ずかしいレベルになるまでは少々の運動はしたものの、「走ること」を全否定していました。走るようになったきっかけは直接僕の口から聞いてほしいですが、マラソンに苦手意識があった僕は「走ることを強制されること」がイヤだったに違いありません。

メドックマラソン2011は初めてのフルマラソン(42.195km)でした。未経験の距離に恐れつつ、色とりどりに着飾ったたくさんのランナーとともに歩みを進めて行きました。そこにいる人はとても陽気で、一緒に写真を撮ったり、楽しく会話をしたりしました。日本の学校の先生がいたら「ペチャクチャしゃべってないで真面目に走りなさい」と言ったことでしょう。そして給ワイン所に到着して驚きました。ワインがグラスでサーブされていました。他人を蹴落としてワインを取るような人はいません。立ち止まり、グラスを回してみたり、香りをかいでみたりして、周りのランナーと乾杯が始まりました。マラソン大会中に、立ち止まっておしゃべりをする! これはマラソン大会の最高のイノベーションだと感じました。

毎年日本のメディアもメドックマラソンについて報じます。たいていは「酒を飲みながら走る変わったマラソン」という視点です。それは表面的なものにすぎません。「スタートからゴールまで、ワインや仮装を通じてランナー同士がコミュニケーションを取りまくるマラソン」というのが本質だと思いました。そして、「メドックマラソンに一度行ったことがあります」と体験談を語るより、毎年訪れて「メドックマラソンは僕の人生の一部にしたい」と思い、初参加の完走前に毎年訪問することを決めてしまいました。

この素晴らしき旅をほかの人にも伝えたいと思って作ったのが「パクチー・ランニング・クラブ」です。パクチーハウス東京のお客さんなら誰でも入ることができ、メドックマラソンに関する情報提供と出場への意思を固めるための飲み会を不定期に行っています。

 

旅から生まれたパクチーハウス

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『The PAXi TImes』で9月15日からのフランス特集を知ろう!

パクチーハウス東京は旅から生まれました。

大学時代は旅に明け暮れていました。在学4年のうち約1年を海外で過ごし、約半年を国内旅行に費やしました。「旅ばかりしてるね」と友人たちから言われましたが、2.5年は大学のあった京都で過ごしたことになります。

旅を非日常の楽しみと定義付ける人に多く会いました。「辛い日常からの束の間の解放」。そうだとすると僕の大学生活は、半分以上がつまらない時間だということになります。「いや、そうじゃないだろう」。そう思い、僕は旅を「日常」とすることに決めました。

旅とは「外国に行くこと」だけではありません。旅先で会った人と再会したり、旅先で思いついたアイデアを実行したり・・・。つまり、日常的に自分を「解放」することが旅であると考えました。

旅人として生きて行けるかという質問を、大学を卒業するときに自分に問うたものです。当時の僕はそれに答えることができませんでした。縁あって大企業のサラリーマンでキャリアをスタートし、3年後にはスタートアップ企業の立ち上げで友人の手伝いをしましたが、その間、僕は日常を束縛されるために費やすのではなく、解放されたまま過ごせるよう意識していました。

仕事の合間に旅を繰り返し、物理的な移動も増やしていきました。ユーラシア大陸を3度横断し、英ブラッドフォード大学の大学院で旅人として学びました(「旅と平和」というタイトルの論文で平和学修士号を取得)。

そんな過程を経て、日常的に旅ができる空間として僕はパクチーハウス東京を作りました。「ヨーロッパの夏の広場」をイメージした店内は、居合わせた人が楽しく挨拶や会話をしてほしいという願いが込められており、それゆえ明るくて開放的なのです。

この1年ほど世間は“パクチーブーム”と呼ばれるようになりました。超絶ニッチなパクチーの専門店を作って変人扱いされた9年前から、日本におけるパクチー普及を目指していたものの、本当にパクチーがここまで普及したのは嬉しすぎる誤算です。

しかし、僕が作ったパクチーハウス東京は、パクチーの知名度にかかわらず、旅の空間でありたいと思います。より多くの旅人が集まり、より多くの人が旅の話をすることになるように、パクチーハウス東京は9月15日から国や地域を特集することにしました。人気の定番料理とともに、期間限定のパクチー料理を食べながら、世界に思いを馳せてください!

 

パクチーハウス東京・店主 Kyo paxi

9月15日からフランス特集!

パクチーハウス東京は変化のスピードを速めます。そのために、定休日なしから毎月4日ほど連休するお店に。9月は11〜14日が休みです

概ね1カ月ごとに、特集を組みます。そして、定番メニューを減らします。9月15日からのテーマは「フランス」。パリのシャンゼリゼ通りやオシャレなフランスではありません。メドックマラソンで毎年飲んだくれたり、サハラマラソンの入口として僕が見たフランスです。

パクチーハウスには世界への扉がある。

パクチーハウス東京・店主 Kyo paxi

 

メドックマラソン2016打上げのお知らせ

6度目のメドックマラソンのため、明後日渡仏します。僕自身が走り続けているのも、シャルソンという新しいスタイルの地域興しイベントを作ってたくさんの人と縁ができたのも、このメドックマラソンのおかげ。

「ワイン飲みながら走る?危なくないの?」と仰る方が多いです。僕も行く前はそう思っていました。だから「一度だけ」のつもりで5年前に渡仏しました。

そこにあったのは文字通り酔狂なマラソン大会というだけではありませんでした。さまざまな仕掛けが融合して、コミュニケーションあふれるイベントとなっておりました。一度の体験としてメドックマラソンを語るのではなく、僕自身の人生の一部としたいと直感的に感じ、その後毎年出場することにしています。そして、毎年たくさんの友情と、たくさんのアイデアを生み出すことができています。

さまざまな国を旅して「常識」「思い込み」を打破してきました。その中でもこのメドックマラソンの体験は、僕に与えた影響というか衝撃がものすごいのです。

今から89時間以内にボルドーに行ってみるか、来年の出場を決意して9月20日パクチーハウスに来てみるか。さぁ、どうする?

 

お申し込み・詳細は: https://www.facebook.com/events/625284684310738/

 

パクチー・ランニング・クラブに入ろう!

8年9カ月目からのパクチーハウス

 

予想外のパクチーブーム
パクチーハウス東京は世界の料理や旅の体験をヒントに「パクチー料理」という ジャンルを創作し、世界のビールと合わせて楽しい空間を旅人に提供してきまし た。 8年9カ月の間“ちょっと変わった”レストランとして試行錯誤しながら営業を続 けた結果、自分たちでも予想もしなかった「パクチーブーム」の真ん中にいまし た。もちろん、日本パクチー狂会の創設以来パクチーの普及に尽力してきました し、パクチーが日本中に生えている状態を夢見て活動してきましたが、ここまで になるとは。そして現在パクチーを提供することは飲食店にとって普通で、パク チー料理専門店はその他数多くある専門店の一つのように認識されています。 そこで、自分たちのすべきことを改めて考えてみました。

交流する飲食店〜旅先のゲストハウスのように
パクチー料理専門店をやることに対して、創業前から5年間ぐらいは「ありえな い」と言われ続けました。創業後もです。あるのに。 パクチーの知名度がまだまだ低かった当時、「そんなもの」に誰も見向きもしな いという意見は至極真っ当でした。しかし僕自身は「旅で得たポジティブなもの を日本社会に還元する」ために起業を決意したこともあり、日本にないものを広 めたいという思いがありました。パクチーはその一つでしたが、同時にそれを以 て旅先で感じ・考えることを多くの人の日常生活に蔓延させたいと願いました。 「パクチーを知る人=旅する人」だった当時、パクチー料理専門店を開くことに より旅人を集めることができると考えました。そして、旅先のゲストハウスのよ うに、そこにいる他人と気軽に話すことにより、日本におけるコミュニケーショ ンのあり方を変えようと思いました。

パクチー料理専門店
やるからには徹底的に。パクチー料理専門店と決めたからには、「パクチーをたくさん使 う」ではなく「すべての料理にパクチーを入れる」ことをルールにしました。「苦手な人が いるので…」というお客さんの声は拒絶しました。日本パクチー狂会というパクチー原理主義 的なグループをそれ以前から運営していたことが、この決断をする直接的なきっかけになっ たと思います。 飲食業の経験がない僕にとって、全てが手探りでスタートしましたが、珍しすぎたためかた くさんの取材を受けることになり、「ありえない」ことを継続することができました。その 傾向に後押しされ、僕たちは徹底的にパクチーを追求。 未開拓な素材であるパクチーのことを常に考えるのは本当に楽しい経験でした。寝ても覚め てもパクチーのことを考え、いつもパクチーを口にして生活しました。創業前には「パク チー」で少し目立って、「交流する飲食店」で店の楽しさを求めてお客さんが訪れるように 変化して行くと読んでいましたが、パクチーを目的とする人が予想以上に増えました。

交流する飲食店〜その派生形
オープン当時からすべての席を相席にし、パーティ営業というスタイルで交流を促進。ま た、public’S’peaceという名で立ち飲みスペースを設けて、食事だけでなく見知らぬ他人 との邂逅を楽しんでもらってきました。 その結果、パクチーハウスで友達が増えたり、食事を楽しむ愛好会ができたり、中には立ち 飲みから一緒に会社を作った人までいました。それをヒントに僕は東京初のコワーキングス ペース「PAX Coworking」を作ったし、そうした交流を店内という限られた範囲を超えて 拡げて行こうというアイデアから「シャルソン」(走ることを通じてまちを再発見し、人と人とが つながるランニングイベント)が生まれました。 一方で、ありがたい話しながら毎日混雑する店内で食事だけを楽しんで通過してしまう方々 が多数いるのも事実です。この空間をもっと有効利用してほしい、時間をかけて楽しんでほ しいと願いつつ、「パクチー屋行ってきたよ。以上!」という方も残念ながら増えていま す。

8年9カ月の節目に考えたこと
パクチーへの追求は、僕にとって、一生続けるライフワークです。ただ、「パク チー料理」に取り組む方々が飛躍的に増えた今、僕が本当にしたいことはパク チー料理専門店としての「老舗」とか「パイオニア」という言葉に胡座をかくこ とではなく、「パクチー」を手段にしてやりたいと思っていたことに改めて注力 することだと思いました。 ・パクチーハウスに来ることが「旅」となること ・パクチーハウスのお客さん・スタッフが「旅人」であること ・その旅により、お客さんもスタッフも日々人生をアップデートして、その集合 体が世界を変えること そうなるように店の運営方法を変えることに決めました。

パクチーハウスに来ることが旅
世界を旅するさまざまな人と飲み語って気づいたことは、日本人の多くが人生の大切な・幸 せな節目に、好きなことを止めがちであるということでした。 「旅は最高!」と叫んでいた友人たちが、就職(時間がない)・結婚(相手が出不精など) ・出産(子供連れて無理でしょ!)をきっかけに、大好きな旅を止めてしまいました。大学 時代に海外放浪ネットワーク「BEEMAN」という、今でいう旅サークルを運営していたため、 多くの旅人の友人を持つ一方で、多くの「旅を止めた」友人を知っています。 僕も企業に就職したこともある一人の日本人なので、日本の社会に蔓延する空気の中でそう なってしまうことは理解できます。遠くには行けない環境にあるかも知れません。でも、一 度知り得た旅人の感覚を封印する必要はないでしょう。パクチーハウスは世界の新しい情報 を仕入れたり、見知らぬ人との会話を楽しめる場所でありたいのです。外国に行かなくて も、飛行機に乗らなくても、旅はできます。パクチーハウスはそのことに気づくための場所 であり、パクチーハウスを体験することで日常生活を旅にすることができます。

お客さん・スタッフは旅人
「旅の経験者だけを雇います」という話ではありません。会社設立時に「旅」を 以下のように定義しました。単に外国その他を訪ねることではなく、「自発的に 動き、他者へ好奇心をもって接すること。文化を超えた視野を持ち、自分なりの 視点で世界を変える意思を持つこと」。 パクチーハウスを訪ねてくれる一人ひとりに関心を持って接したいです。入口は メニューやパクチーの雑学的な話から。そして、旅のこと、世界のこと、身近な 社会のこと。単に注文のやり取りで終わるのはツマラナイと思います。お客さん にも「そのつもり」で来てほしいです。 パクチーハウスは世界への入口。だから、世界を旅した人が訪れるし、移動しな くても旅ができるし、ここで起こった会話をきっかけに旅がしたくなるのです。

世界を変える
世界を大きく変える政治的な決断や、技術的なイノベーションが存在します。 「歴史に残る」ってやつです。誰もがそういうものを生み出せるわけではありま せん。しかし、本当に世界を創り、変えて行くのは自分たち自身だということを 知っていますか? 空気に呑まれてなんとなく過ごすのではなく、日々よりよいと思うものを選び、 自分の周辺を理想像に近づけていく。さまざまなアイデアに触れることにより、 世界観を拡げていく。そのためにいろいろな旅人とのコミュニケーションはとて も有効な手段だと思っています。 食事をすること、他人の話を聞くこと、思ったことを言ってみること。その集合 が世界を構成する要素です。パクチーハウスの日常がそれです。

そのためにすること
・毎月数日間臨時休業期間を設けます  立ち止まって考えます。  スタッフが旅に出やすくなります。
・臨時休業期間明けにスタイルを変えます  月ごとにどこかの国をイメージしたメニューを数品つくり、また、これまでの メニューもその国に合わせたアレンジを加えます
・メニューを減らします  お客さんの「決断数」を減らします
「非常識」と言われスタートしたにもかかわらず、たくさんのゲストを迎えるう ちに「多くの人が飲食店に期待すること」にいつの間にか囚われていました。8 年9カ月の節目に考えたことを、これから実践していきたいと思います。

結婚してください!

それは一本の電話から始まりました。

「パクチーハウスでプロポーズがしたいんです」。

翌日に予約しているお客さんからの、突然のご連絡。パクチーハウス東京スタッフ一同、大興奮しました。遠方から、わざわざお越し頂くだけでなく、人生でもっとも大切な瞬間を、パクチーハウスの店内で迎えたいと・・・。

ケーキに指輪を仕込むこと、プロポーズをする男性がそのケーキを運び、彼女に届けることなど、ちょっとした演出を考えてその瞬間を心待ちにしました。

2016年8月15日、月曜日。営業開始直後から、いつも以上に多くの人がお祝いに駆けつけてくれました。・・・と言っても、その男性とスタッフ以外はもちろんこれから歴史的な瞬間が目の前に現れることは知りませんが。

パクチーハウス東京に11脚ある「カホン椅子」。たまたまそこに座っているお客さんに、「これから起こること」を説明。電気が消えたら目一杯叩いてほしいとお願いしておきました。

そして、だいたいパクチータイム(8:09)に、いよいよ実行となりました。前夜から、分かっていたことなのに、本番が近づくに連れて僕たちも緊張しました。そして、本番。ただならぬ雰囲気に、店内にいた約50人のお客さんが一気に静まり返り、やがて大きな拍手と祝福の声が起こりました。

「誰かが乾杯したら、全員が呼応できるように」との考えから、パクチーハウス東京はとてもオープンな作りとしました。店がオープンしてから約8年9カ月が経ったこの日、「誰かがプロポーズしたら、全員が祝福してくれる」素晴らしい空間となりました。

とても感動的な時間でした。Ryojiさん=Yokoさん、そして店内にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

パク塩開発秘話

楽天のオウンドメディア「それどこで買ったの?(SoRe Doko)」に寄稿した文章の評判がよかったので、こちらからもシェアします。

パクチー関連商品の開発は、パクチー普及のための一手段でありますが、その過程には必ず“パクチーだけじゃない”さまざまなストーリーがあります。

パク塩の場合は、サハラ砂漠でした。

ぜひご一読を!