金融機関跡地にパクチー銀行のリアル店舗をつくります

パクチーハウスを無店舗展開してから3年半、鋸南と世田谷の2拠点ライフを始めてから明日で2年です。契約後まさかの大型台風直撃で被災地としての町で鋸南エアルポルトをスタートしました。半年足らずで新型コロナ騒動が開始。世界は不可逆的な変化に晒されました。

外出や営業の自粛を要請され、世界が「止まっている」というように信じ込まされていますが、そんな訳はありません。価値観は日々変化し、常識はコロコロ変わっています。そういうものに「対応」する時代は終わりました。

他人や他のまちに合わせて行動するのは衰退を選ぶのと同義です。自分の体験と考えを、自らの行動により社会と世界に還元しましょう。まだ誰もやっていないことは大いなる価値。否定的な意見は、単なる恐れ、やっかみです。そして未来を見据えてない可能性が高いです。

「いいね!」より行動。大きな意図でなく、個々人の希望のみが世界をかたちづくるんです。

というわけで、僕は、パクチー銀行を保田駅前の一等地につくることにしました。今はシャッターが閉まった商店街を、鋸南エアルポルトとパクチー銀行で挟み込みます。ここを何度も往復すれば、何をしたいか、何をすべきか見えてくるでしょう。僕はそのアイデアを、全面的に応援しますよ!

 

パクチー育てる 89日間 国民運動

お申し込みはPeatixからお願いします。
https://paxi-empire.peatix.com/

新型コロナウイルスの感染拡大で、タイでは食料自給への意識が高まる中で、全国民が野菜を育てる90日キャンペーンが始まったそうです。日本にいる僕たちも、方針がはっきりしないことに苛立ちを募らせるのではなく、自分たちでできることをやってみましょう。

そこで、このタイの素晴らしいキャンペーンをパクって「パクチー育てる」89日間の国民運動を実行します。

5月13日から8月9日(パクチーの日)までの89日間で、パクチーをはじめいろいろな野菜を育ててみましょう。パクチーの種はこの企画の主催者であるパクチーハウスの創業者・佐谷恭が頭取をつとめる「パクチー銀行」で用意します。

ただし、人数が多すぎると送料を負担する財力が尽きそうなので、今回は89人にのみ無料で種を送ります(送料もこちら負担)。送料の実費を負担したい人は送料実費プラン、他の人の送料や発送作業にかかる手間賃も負担したい人は投げ銭プラン、佐谷恭の本『「ありえないをブームにするつながりの仕事術』を読みたい方は本付きプランをお申し込みください。
本付きプランのみPeatix経由で決済ができます。送料実費プランと投げ銭プランの方は、別途お支払い方法をお知らせいたします。完全無料プランの方は、全くご負担ない分、このキャンペーンについて8〜9人以上に伝えてください!

8月9日(パクチーの日)に、育てたパクチーを使って料理するオンラインイベントをします。その他、パクチー関連イベントを随時しますので、その際はお知らせいたします。

種をすでに持っている、栽培中などの理由で種は不要でも、関連イベントに興味ある人は「興味あり」を押しておいてください。(種は送られません)

参考記事:[新型コロナ] タイで「野菜育てる」国民運動 コロナ禍で意識高まる 自給の重要さ再確認

(『日本農業新聞』2020年4月30日 )

 

3/10開催:パクチーな講演3本

Kyo paxiです。 『「ありえない」をブームにするつながりの仕事術』の紹介を各地でしつつ、パクチー普及に励んでいます。

43歳の誕生日にパクチーハウス東京の店舗営業をやめてからちょうど1年。毎年恒例の誕生日イベントとして、今年はどんちゃん騒ぎだけでなく自分自身の体験を少しでも世の中に還元すべく無料講演会を企画しました。

10:30- 主に小学生対象。面白いことしている方が人生が豊かになるというお話。
じぶんでえらぶ、たのしい人生をいきる

12:30- 出版記念講演会。出版後の書店めぐりシャルソンなど、大量行動を抽象化する意義についても。
「面白い」が人生を動かす〜『「ありえない」をブームにするつながりの仕事術』出版記念講演会〜

14:30- 東日本大震災の被災地沿岸890kmを走ってつないだ縁の記録。
ウルトラシャルソン報告会(完全版)

夜- パーティ
参加希望者はこちらのイベントページに参加表明どうぞ。

【追加募集】パクチーハウスの作り方が分かる書籍とオンラインコミュニティ

自分の人生を自分の意志で生きる人のためのオンラインコミュニティ入会の最後のチャンスです。10月22日締め切り。

クラウドファンディングに多数のご支援をいただきありがとうございました。終了後も多数のお問い合わせをいただき、嬉しく思っています。最終日に達成が確定し、目標額より12%増の2,132,832円が集まりました。すでに8月末から始めているオンラインコミュニティも盛り上がり始めており、先日はZoomを使ったミートアップを開催しました。

さて、11月初旬に編集を終えるためにスケジュールを組んで急ピッチで動き始めました。各社の見積もりもそろいつつありますが、50万円ほど足りないことがわかりました。書籍のページ数が大きく増えることや、追加したリターンのうちパーティへの参加希望の割合が多かったのがその主な原因です。

さらなるオンラインコミュニティの活性化、ファンディングしそびれた人への対応、そして何より不足金額の補填のために、追加で募集したいと思います。期間は10月22日まで。これまでと違うリターンも用意しています。ご支援・シェアなどよろしくお願いします。

<追加リターン>

(1)新刊書籍+オンラインコミュニティ参加⇒5890円

(2)【1day】[ワークショップ]あなたの魅力を伝えるZINE(小冊子)をつくろう!(解説編)+新刊書籍+オンラインコミュニティ参加⇒11,890円(新刊書籍を購入済みの方は8900円)日時は希望者で調整。10人まで。

【内容】読み手に興味をもってもらうためには、小冊子にどんな内容をいれたらいいのかをお伝えしてから、既存商品などの紹介をしつつ、商品コンセプトや魅力、理念、お客さまのメリット、価格などをどの順番で、どう構成すればよいかを考えます。小冊子がどんな内容で構成されているのかをつかむことが目的です。

(3)【2days】[ワークショップ]あなたの魅力を伝えるZINE(小冊子)をつくろう!(解説編+制作編)+新刊書籍+オンラインコミュニティ参加⇒18,900円(新刊書籍を購入済みの方は15,890円)日時は希望者で調整。10人まで。

【内容】解説編の内容は(2)と同様。制作編では、自社(自分)のサービスに即して、実際に文章を作ります。どんなコンセプトでこの商品を販売したいのか?お客さまには何をつかんでほしいのか?イラストや写真は必要なのか?そんなことを考えながら自社の魅力を伝える小冊子に掲載する内容を作ります(印刷はしません)。

※解説編を踏まえて制作に入るため、制作編のみの受講はできません。
※印刷希望の方は、レイアウトソフトを使用してデータを作り、印刷をする必要があります。別途相談にのります。

(4)【1day/89分×2】[出張ワークショップ]チームの魅力を伝えるZINE(小冊子)をつくろう!+新刊書籍(参加人数分)+オンラインコミュニティ参加⇒89,000円(日時は応相談・交通費別途・10人まで)

【内容】(2)(3)を1日で行なう出張ワークショップです。仲間やグループや職場などでご利用いただける出張プラン。どこへでも行きます!

(5)【1day】[ワークショップ]肩書きを自分で創るワークショップ+新刊書籍+オンラインコミュニティ参加⇒11,890円(新刊書籍を購入済みの方は8900円)日時は希望者で調整。20人まで。

【内容】
2017年5月より全国で開催中のワークショップです。肩書きを与えてもらうのではなく創るという視点で、やりたいこと・好きなことを動かし始めたい人、事業を明確にしたい人にオススメです。講師は佐谷。

ワークショップの内容を記したブログ⇒ https://goo.gl/C3rBuX

参考サイト:シブヤ大学 http://www.shibuya-univ.net/

場所 ソーシャルキャピタル事務所:東急東横線・多摩川線多摩川駅下車徒歩4分
時間 89分
日時 参加者と相談の上決定

問い合わせ・申込みはソーシャルキャピタル吉田yoshida@socialcapital.co.jpまで、【希望リターン番号】【campfireで支援済みの方はその旨とハンドルネーム】【メールアドレス】【電話番号】の4点を書いてお送りください(件名:追加クラウドファンディングの件)。すでにオンラインコミュニティに入っている方はその旨お知らせください。お申し込みいただいた方には詳細をお知らせいたします。【10月22日】までです。

 

自宅でパクチーハウスを開きませんか!

パクチーハウスを開きませんか?

パクチーの日からチャレンジしているクラウドファンディング で、パクチーハウスを自宅で開催できる権利を出しています。

レシピをどんどん公開していますので、それを見て料理を作ることができるようになっていますが、一緒に料理を作りながら、楽しいホームパーティをしませんか?

クラウドファンディング は10月1日まで開催しています。お早めにどうぞ

 

このクラウドファンディング は、パクチーハウス店主Kyo paxiがパクチーハウスという「ありえない」とされた業態をどのように創り、どのように育て、どのように閉じたかを記した書籍を発行するとともに、自分の道を自分で選ぶ人を増やすためのオンラインコミュニティをつくるために行なっています。

僕の考え方、行動の仕方を、意志ある人に直接伝えたい。そう思って「パクチーハウス自宅開催権」をリターンに追加しました。

僕の人生を変えたパクチーという存在(佐賀県武雄市:江口農園)

2018年8月9日に発行した『89の証言集』の89番目の原稿が揃い、完全版が発行となりました。パクチーハウス東京と、そこから派生したPAX Coworking、シャルソン等に関わって来た人たちがそれぞれ890字ずつで書いたエッセイ集です。

以下に、89番目の証言者である佐賀県武雄市のパクチー農家・江口竜左さんのエッセイを転載します。


僕の人生を変えたパクチーという存在

江口竜左(武雄市パクチー生産者)

僕がパクチー生産者になる以前、パクチーという言葉は正直見た事も聞いた事もありませんでした。そして、まさかそんな見たことも聞いたこともないパクチーによって僕の人生が180度変わっていくことになろうとは...

実際にパクチー栽培を始めてみると本当に苦労の連続でした。周りにパクチー農家なんて誰一人いない。種まきや水やりの仕方は自分で失敗を繰り返し、正しいやり方を模索していかないといけない。そんな状況なため、2年間全く売り上げがでず、何度もやめようと考えました。

しかし、3年目になると「たけおパクチー」という名前が全国的にも知名度が少しずつ浸透していき、勝手に注文が来るようになりました。そして今まで生きてきた人生の中でも最大の賭けに出ました。パクチーハウス建設に、1千万円投資をすることにしたのです。パクチーに1千万円を投資した農家、そんなあり得ないエピソードが話題を生みメディアから沢山オファーが来るようになりました。さらに、ハウスを建設した事で極端な自然の変化にも対応ができ、高品質なパクチーの安定生産が可能になりました。売り上げもどんどん伸びていきました。

そして、何よりも変わったのは自分自身です。パクチーハウス東京をつうじ、佐谷さんや店長のうっしぃさん、さらに、パクチーハウス東京で出会った魅力的な人たち。いつも泣き笑いしながらも自由に自分の人生を謳歌する旅人の方、リスクしかない1つの物に惚れ込み物作りに人生を賭ける職人の方、そんな方たちの共通点は笑顔でした。なぜか、苦労や辛いことばかりのストーリーを話しているのに、なぜかみんな笑顔。そんな笑顔をみて僕も自然と、好きな事をやろう、やりたい事やれていれば失敗してもいいじゃないかと考えられるようになっていきました。今では、新しいことをやらないと気がすまない、誰も人がやっていないような事をやりたい、世の中を驚かせたい、そんな考えを持つ自分に生まれ変わりました。

そして、今ではこう思います。

「いつかパクチーのような、あの強烈な香りと独特な味、そんな強烈な個性を持った人間に僕はなりたい!」


書籍とオンラインコミュニティづくりのための挑戦 #campfire #クラウドファンディング

現在、標題のチャレンジのため懸命に告知活動を送っています。

パクチーハウス東京という「ありえない」店をどのようにして作ったか。そしてどのように毎日楽しく盛り上がる状況にしたか。そして、それは理論や才能ではなく、たくさんの人のつながりで可能となったということを一冊の本にまとめようとしています。

そして「つながり」から新しいものを生み出すための起業のオンラインコミュニティを、クラウドファンディング の協力者で作っています。

友人たちがたくさん応援してくれていますが、今日のFacebookの投稿から友人のコメント2つを紹介します。

 

岸田くん(大学時代の旅仲間)

ドキュメンタリー4の役員をやってくれている 佐谷 恭 (Kyo Paxi Satani)・・・というか、世間的にはパクチーハウスの創業オーナーだな・・・が投稿していた言葉だ。彼はいま、新著をクラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/91822/activities/62505#main)で世に出そうとしていて、その内容を紹介するSNS投稿に書いてあった一節なんだけど、自分もこの言葉に救われたので、ものすごく感慨深い。

いまから8年前。僕は、10年以上も会社勤めをしながら、ここ以外のどこかに本当の行き先があると、しょうもないモラトリアム大学生みたいな事を日々思いながら、くすぶっていた。それを見抜いた、同級生の 小森 良介 (Ryosuke Komori)が、「アホか、しょうもないことでグズグズすんな」と、僕を佐谷の所に連れて行った。佐谷のところに行って、2秒で会社を辞めることが決まり、それ以降は、自分が何をしたいのか、どうやったら実現するのかを、考えるようになった。

その後、佐谷とは何回も、Skypeや対面で独立起業の相談をしてもらったが、転職相談とか起業のファイナンスがと言ったような「情報」の提供ではなく、一見雑談にみえる問答が続いたように思う。必要な「情報」は、あの人が詳しいとか誰に聞けばわかると、ひとを紹介して貰った記憶がある。
なので、いろんな物事に対し、「知見が無い」という理由で漠然と心配することを辞めた。知ってる人に、聞けば良い。

この時期は、どうやって生きたいのか・・・という深層に埋もれた意志のようなものを、掘り起こして芯をけづり出すような作業だった様に思う。その後は特に順調というわけでも無く、あちこちぶつかったりスタックしながら、でも前に進んでいる。

なにかやりたいことがあるのに、諦めたり無かったことにしている人は多いと思う。経歴が・・・年齢が・・・会社が・・・家族が・・・将来が・・・と、モヤモヤしている人は、一回、彼の話を聞いてみたら良いと思う。

自分の意思で生きる人が増えれば、とち狂ったことに真剣に取り組む人が増えて、おもしろい世の中になるんじゃ無いかと、勝手に思っている。

西澤さん(メドックマラソン仲間:パクチー・ランニング・クラブのメンバー)

「いつか」と先送りしていつまでもやらない人を減らし、自分の意思で生きる人を増やしたい。(案内文より)

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1年前に 佐谷 恭 (Kyo Paxi Satani)さんに出逢って、その存在に影響を受けて、「いつか」と先送りしていた、パリにいる友人に会いに行くこと、メドックマラソンに参加すること、を一気に実行することができました。
いやー、楽しかったーーー。最高でした!!!
ひとりで海外になぞ行ったことがなく、まるでTVの“はじめてのおつかい”大人バージョン。ドキドキしながら、迷いながら、たくさんの人に助けてもらって、優しくしてもらって、なんとか無事生還w 皆々様、本当にありがとうございました♪

やると決めて実行する。コトの大小を問わず、その繰り返しが人生を豊かにおもしろくしていくんだろうな。ひとりで模索して進んでいくのもいいけど、影響を与えあえるコミュニティにいたら実現が早まるしなにより楽しく進んでいける。こんなチャンスはなかなかない、と思う。ここは「いつか」ではなく「いま」決断すべし!あと16日。
みんなでおもしろい世界を創っていこう♪

 

予約数減らします

パクチーハウス東京、3月10日の閉店が迫ってまいりました。

2月の予約はあっと言う間に埋まってしまいました。3月もこのまま行くと同じような状況で営業が終わってしまいそうなので、予約数を大幅に減らすとともに、7名さま以上の予約をお断りすることにします。
また、予約可能日にあっという間に席が埋まると思いますので、メール・SNSでの予約受付を廃止します。

立ち飲みスタイルの交流スペース「public’S’peace」を大幅に拡充します。つまり、予約なしで入れる確率が飛躍的に高まります。

なぜこうしようと思ったかというと、パクチー料理を食べることだけでなくたまたま居合わせた人と話をするのがパクチーハウスの醍醐味だからです。「交流する飲食店」というサブタイトルをつけているのは、僕が体験した、海外のゲストハウスのような気軽にコミュニケーションを取れる場所が、現代の日本に必要だと思ったからです。僕が起業した理由は、日本の社会を変え、世界を平和にするためです。

パクチーハウスで人生が変わった、価値観が変わったという人がたくさんいます。僕自身も、お客さんとの会話を積み重ねた結果、東京初のコワーキングスペース「PAX Coworking」を作ることになったし、6年間で180回ほど開かれたまちおこしランニング「シャルソン」も考案できたし、サハラ砂漠マラソンにも参加するきっかけをいただきました。着席よりずっと話がしやすい、動きやすい「public’S’peace」で、ご自身の人生か世界の将来をよくするヒントを見つけてください。これがパクチーハウスの経堂での店舗での、僕からの最後のプレゼントです。

なお、限られた数の予約席の名称を「シルバーシート」に変更します。

89
89カ月記念パーティ!!!

 

 

10周年ありがとうございました

おかげさまでパクチーハウス東京は20017年11月20日で10周年を迎えました。

多くの方にお祝いに来ていただき、幸せの極みです。これからも、パクチー普及のためにさまざまな活動をしたいと思います。終始バタバタしてしまいまして、一人ひとりとゆっくり話をすることができませんでしたが、10年の蓄積を支えてくれたお客さんとスタッフに感謝申し上げます。
IMG_0247結局、ちゃんとした集合写真は撮れませんでした。とりあえずで納めたものを載せましたが、手前左側にいた方まで入っていない写真ですみません。パクチータイムを過ぎたら落ち着くと読んでいましたが、落ち着きませんでした。まるで人生の如く。