旅スル人生〜韓国・中国でフリーハグ(報告)

11月8日(土)、面白い旅人がパクチーハウス東京にやってきました。彼の名は桑原功一(くわまん)くん。韓国、中国や台湾でフリーハグを敢行し、それを記録した動画で多くの人を感動させている人です。

彼の面白いところは、自らの数年間の体験を経てこの試みに至ったということ。フリーハグをやろうと決めて実行したのではなく、どちらかというと逆の思考を持っていた(本人談)けど、自らの旅の体験を通じて、一つのチャレンジとして始めたのです。

反日反中とか嫌韓とかという言い方がありますが、僕は人をカテゴリーで断じる主張をする人は残念だなと思っています。学生時代にいろいろな国を旅しているときに、“旅の達人”と言われるような人たちが「◯◯人って△△」なんだよ、とひけらかして旅慣れない学生たちに偉そうな顔をしていました。そして、そうやってカテゴリー化することにより、思い込みでしかその国の人と付き合っていないと感じ、この人たちは外国をふらふらしているくせに「旅をしていないな」と思いました。話しの切り口としては非常に分かりやすいのでついつい「へぇ」と聞いてしまうのですが、厚みや発展性がなかったので、そういう人がいると僕はそっとその場を離れていました。(“旅の達人”というのは、僕が出会った旅人たちが彼らを揶揄するときに使っていた呼称です)

くわまんくんはとても正直に語ってくれました。中国人・韓国人とか近い国の人に特に興味がなくて、白人・黒人と仲良くなりたいという発想を持っていたことや、旅先でダンスを踊る動画『Where the hell is Matt?』を見て自分も目立ちたいと思っていろいろ考えたということなど。でも、彼は旅を通じて心境が変化し、結果としてフリーハグをするようになったそうです。具体的にはフィリピンで語学の勉強をしているときに、周りにたくさんいた韓国人に助けられ、ともに遊んだことが原点のようです。

彼の話の中で印象的だったのは、フリーハグをする際に「自分から向かわない」ということでした。ボードにメッセージを書いてあるので、それへの反応を待つのだそうです。そして気になっている人が反応した人を見て行動に移すのを迎え入れるとのことです。自分の思いを押し付けるのではなく、相手の意思を尊重して動いてもらうのです。立場や考え方の違う人と対話をしたり関係をつくるときに、この手法は大きなヒントになるのではないかなと思いました。ついつい説得したくなる人が世の中には多いと思うので。

そして、トークライブのもう一つのポイントは複数のアイデンティティを持つということ。

彼の話はまた聞きたいし、またパクチーハウスに来てほしいなと思っています。

写真 1

以下、参加してくれたみなさんの感想です。

桑原さんがフリーハグをしようと思うまでのストーリーや
あの画面からでは伝わりきらない裏話や思いも聞けて、
実際お会い出来て本当に良かったと思いました。
ご自身が感動した気持ちに正直に行動した、そんな積み重ねが今に
つながっているのですね。
これからの桑原さんのご活躍、
愛ある動画作りを心より応援しております!
私も日々の心の機微を大切にしたいと改めて思いました。

 

フリーハグ動画で・・・近距離で、ハグした相手が動画に映ってくださるように一歩ずつ焦点距離と、ココロの距離を縮めていけたらいいですね。

 

貴重なトークライブをありがとうございました!
桑原さんの語る「正直な言葉」が私の勝手な思い込みに、鋭くささっていきました。やっぱり、実際に会うことって大事ですね。
桑原さんの「世界を感動させる動画」への挑戦。心から応援します!

 

実際に知ることで、自分のもっていた偏見を克服する。それだけでなく、ハグという行動にうつす。
一般論や居丈高ではなく、桑原さんの葛藤や想いを感じられるお話でした。

 

みなさん、色んなストーリーを持ってらっしゃる方ばかりで、桑原さんのトークを始め、あっという間の時間でした。楽しかったです。
アイディンティティの話にはなるほど!と思いました。人には色んなアイディンティティがあっていいということ。自分も沢山アイディンティティを持ちつつ、色んな人と付き合っていきたいと思いました。

 

写真 2

【ありがとう】パクチーハウス東京7周年です=11月20日

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11月20日に7周年記念パーティーを行ないます!

パクチーハウス東京7周年 ありがとうございます

どなたでも参加できます。楽しい時間をともに過ごしましょう!
参加表明はこちら。メール・電話でもどうぞ!

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パクチーハウス東京のKyo paxiです。

パクチーハウス東京は11月20日で7周年を迎えます。これまで継続できたこと、そして、たくさんのお客さんとの出会いにより常にたくさんのアイデアやヒントをもらい店を発展させてこれたことを嬉しく思います。

僕のパクチーとの深い関わりは、日本パクチー狂会という半分冗談(半分は本気!)で作ったウェブサイトから始まっています。「日本パクチー狂会の会長です」と自己紹介することにより、訪れる飲食店で経営者や料理人の人とお話がしやすくなりました。

その後、パクチーに関する情報発信を続けていたところ、さまざまな情報が集まるようになりました。そして学生時代から続けている自分の旅の経験を生かして「旅と平和」をテーマに日本社会を面白くし世界を楽しくするための事業を興そうと考えていたときに、結論として最初の第一歩に選んだのが「パクチーハウス東京」です。

やるからにはこだわりたいので、
すべての料理にパクチーを使用
・可能な限りパクチーを集め、追パク(ついぱく)を無料で提供
を徹底することにしました。そして、それによりパクチー料理専門店を名乗ることにしました。

当時、パクチーの知名度はまだ低く、ほとんど好きな人はいないどころか日本人のほとんどは嫌いと思い込む人が多い状態。しかし、僕は日本パクチー狂会を運営していた経験上、パクチー好きはそれなりにいるとの実感を持っていました。

マニアックなのは承知の上、そうであれば、そういう人を集まる仕掛けを作ればいい。飲食店の多くが商圏を500mから1kmで考えていますが、僕は店を開いてほどない頃から商圏20,000kmと公言し、世界中からお客さんを歓迎することにしました。

店の雰囲気は旅先のゲストハウス。イメージはヨーロッパの夏の広場。たまたまそこに居合わせた人が気軽に会話を始め、とても明るい空間でビールを飲みながら陽気に笑う——。膝付き接客や客席の個室化でお客さん同士やお客さんと店員のコミュニケーションを次々に無くしてきた日本の多くの飲食店が個人的にとてもツマラナイと思っていたので、その真逆な空間を作ろうと思いました。

パクチーハウス東京が交流する飲食店を名乗っている理由には、こういう背景があります。モノとお金が溢れているのに、毎日を楽しいと思わない人が増えています。忙しく、所属するコミュニティが少ないことがその原因であると、約10年間の社会人生活を経て、飲み会が大好きな僕は確信していました。知らない人と話し、自分とは違うものの見方や人生があることを知るだけで、豊かになります。料理を提供するだけでなく、開かれた場所でお客さんにいろいろな人との出会いを楽しんでほしいと思っています。可能な限り相席にし、立ち飲みスタイルの交流スペース「Public’S’peace」を用意しているのはそのためです。

「ありえない」「無理でしょ」「危険だ」。
専門家といわれる人たちに、起業前に相談したときに言われたのは、こんな言葉の数々でした。しかし、たくさんの方々の協力があり、丸7年ありえました。今ではパクチーが嫌いな人は世界に一人もいないと信じています。苦手だと思い込んでいる人はまだまだたくさんいますが。

さらに最近になって、パクチーに注目する飲食店も増えてきました。この数ヶ月で、僕が知るだけでも3つのパクチー料理専門店ができましたし、パクチー食べ放題やパクチー大盛りをメニューに表記する店はもはや数えきれません。

パクチーを薬味から主役へという、日本パクチー狂会時代のスローガンは、現実のものとなりました。パクチーがどこでも購入でき、その辺にもいっぱい生えている時代も近いと思います。

7周年パーティで、楽しくパクりながら、いろいろお話ししましょう! お待ちしています。

[日時] 2014年11月20日(木) 18:30開場、19:00開宴
[場所] パクチーハウス東京(世田谷区経堂1-25-18-2F)
[参加費] 3,500円(飲み物はキャッシュオン)
[ドレスコード] Something green
[facebookイベントページ] https://www.facebook.com/events/1498544490417000/

パクチーハウス東京 7周年パーティにぜひお越し下さい!

保健所も89(パク)

おはようございます。パクにこだわり続けて8.9年以上のKyo paxiです。

パクチーハウス東京は来月20日で7周年を迎えます。当日は盛大にパーティやりますので空けておいてくださいね。

というタイミングで、保健所からの営業許可の期限満了のお知らせが来ました。近々更新の手続きに行って参ります。

実はパクチーハウス東京の許可番号の下2桁は「89」なのですが、この度支払うことになる更新手数料が「8900円」ということが判明しました。

写真 (3)

以上です!

第1回ウルトラシャルソン報告書

8月24日〜28日に行なったウルトラシャルソンの報告書が完成しました。
パクチーハウス東京を運営する株式会社旅と平和の、新しい形の東北復興支援事業です。

以下のリンクから保存または閲覧できます。

第一回ウルトラシャルソン報告書

 

ぜひ一度お読みいただき、仲間に加わってくださると嬉しいです。

第2回のご案内はこちら。申し込みはこちら

11月8日(土)「旅スル人生~韓国・中国でフリーハグ~」トークライブ開催!

「あたなにとって旅とは、平和とは何ですか?」

ホントはシンプルなことだよね。
美味しいゴハンがあって、そこに居る誰かとハグして、笑顔になって。
国境とか、言葉とか、宗教とか、習慣とか・・・。
あなたと私の間に外的な要因は色々あるけれど、一番大切なのはもっと温度があって、その瞬間を大切にすれば、感じられるモノなんじゃないかな?

くわまん、こと桑原功一さんが韓国で中国で決行したフリーハグは、ダイレクトに感情をゆさぶってきます。
カオサン東京ゲストハウス社長・小澤弘視氏、パクチーハウス社長・佐谷恭をスピーカーに、旅=人生を大いに語りつくしてもらいます。
トークライブ終了後には、くわまんさんや旅の経験をもとに活躍する経営者たちと、大いに交流してくださいね!
もちろんパーティーでは、パクチーコース料理をたっぷり楽しんでいただけますよ!

旅人経営者の会presents 「旅スル人生~韓国・中国でフリーハグ~」
11月8日(土)16:00 OPEN 16:30 START
¥3500(パクチーコース料理ビュッフェ込み)
DRINKキャッシュオン
お申込みはこちらから ↓
https://www.facebook.com/events/311988848972999/
※ トークライブのみの方も入場料はかかります
というか直接しゃべらなくちゃ、もったいない!


桑原功一
世界36カ国を旅したフリーター。
バックパッカーでなく、チャリダーとして世界を駆けることが多い。
旅で出会った多くの人たちから優しさを受け、その恩返しとして、世界と日本をつなぐフリーハグ活動を個人で行っている。
今年「日本人が韓国でフリーハグをしてみた」という動画がバイラル化し、多くの人に影響を与えた。


小澤 弘視
有限会社万両代表取締役
愛知県生まれ。
慶應義塾大学の大学院在学中、藤原新也著『印度放浪』に感銘を受け、アジアを中心に毎年3~4カ月の海外放浪生活を経験。
卒業後、映像制作会社でドキュメンタリー番組や映画制作、Webサービス企画運営の仕事を経て、2007年有限会社万両に入社。
2012年、前任者退任に伴い同社代表取締役に就任。
2013年、東京拠点のゲストハウス/ホステル9店舗で任意団体「東京ホステルネットワーク」を設立し代表就任。

Kyo paxi

佐谷恭
株式会社旅と平和 代表取締役。日本パクチー狂会・会長。
神奈川県秦野市生まれ。学生時代から約50カ国を訪れた旅人。旅の経験をもとに一人ひとりの旅人こそが世界の平和を創ると確信。2004年、英国ブラッドフォード大学大学院(平和学専攻)にて「旅と平和」の論文を執筆。2007年、株式会社旅と平和設立、代表取締役に就任。
最初の事業として交流する飲食店「パクチーハウス東京」を設立。同じコンセプトをオフィスに応用し、2010年、東京初のコワーキングスペース「PAX Coworking」を展開。
2012年、地域の魅力発見とランニングを組み合わせた「シャルソン」(ソーシャルマラソン)を考案。全国での普及を後押ししつつ、東北復興支援としての「ウルトラシャルソン」の実行委員長を務めている。

 

 

 

(うっしぃ)

旅人経営者の会presents:「旅スル人生~韓国・中国でフリーハグ~(仮)」トークライブ開催決定!

地図に引かれる政治的な線、ココからココは〇〇です。
でもヒトはヒトと出会い、笑い合い、ゴハンを食べたり、そして同じ時間を生きている。
旅とは、そんな当たり前なことを教えてくれるモノです。

「くわまん」こと桑原功一さんの動画に初めてであったのは半年位前?
どうしようもなく笑顔になりながら、涙があふれるという、抑えられない感情になりました。
極めてシンプルな「ハグ」という行為が、あるとされている壁をあったかくブチ壊していく。

11月8日(土)、今から空けておいてください
旅人経営者の会代表の二人、カオサン東京ゲストハウス社長・小澤弘視氏、パクチーハウス社長・佐谷恭をスピーカーに、
三人に「旅=人生」を大いに語りつくしてもらいます

もちろんトークライブのあとにはパーティー!直接話してなんぼです
どんどんみなさんの枠をとっぱらってハグしてくださいね!
詳細は決まり次第、お知らせします

(うっしぃ)

旅人経営者の会presents 「旅スル人生~韓国・中国でフリーハグ~(仮)」トークライブ開催決定!

地図に引かれる政治的な線、ココからココは〇〇です。
でもヒトはヒトと出会い、笑い合い、ゴハンを食べたり、そして同じ時間を生きている。
旅とは、そんな当たり前なことを教えてくれるモノです。

「くわまん」こと桑原功一さんの動画に初めてであったのは半年位前?
どうしようもなく笑顔になりながら、涙があふれるという、抑えられない感情になりました。
極めてシンプルな「ハグ」という行為が、あるとされている壁をあったかくブチ壊していく。

11月8日(土)、今から空けておいてください
くわまんさんを囲み、カオサン東京ゲストハウス社長・小澤弘視氏、パクチーハウス社長・佐谷恭をスピーカーに
旅=人生を大いに語りつくしてもらいます

もちろんトークライブのあとにはパーティー!直接話してなんぼです
どんどんみなさんの枠をとっぱらってハグしてくださいね!
詳細は決まり次第、お知らせします

(うっしぃ)

【動画】パクチーから発展した震災復興

パクチーハウスから生まれたシャルソンが、東北復興支援のために形を変えて「ウルトラシャルソン」に発展。釜石から気仙沼までを走りながら、たくさんの人とお話をしてきました。

パクチーハウスでお客さん同士が出会い、話し、楽しむだけでなく一緒に仕事をしたり、会社を作ったり。そういうのをヒントに、PAX Coworkingが生まれました。PAX Coworkingでたくさんの起業家や意欲的な企業人が交流し、冗談話からビジネスになった話まで、いろいろディスカッションしているうちに、僕が4年前から趣味としているランニングを面白く発展する形としてシャルソンを思いつきました。全国でたくさんの人たちがシャルソンを主催し、そのスタイルを確立してくれる中で、ずっと思っていた「震災復興」に自分なりに貢献することが、シャルソンでできるのではないかと思い、「ウルトラシャルソン」を作りました。

第1回ウルトラシャルソンの最初の数日を、協力してくれたメンバーの一人である草間大輔くんがGoProで撮影してくれました。2分弱にまとめたこの動画から、ウルトラシャルソンの楽しさが伝わるかなと思います。ぜひご覧ください。

 

パクチー銀行 東北臨時キャラバン支店

こんにちは。Kyo paxiです。

今晩からウルトラシャルソンというイベント開催のため、東北地方に行きます。明日の朝、釜石に到着して、大船渡、陸前高田、気仙沼へと移動して28日に東京に帰って来ます。

東日本大震災の津波の被災地を線でつなぐという試みです。合計で120kmぐらい走ることになると思います。そして各地で311以降活躍してきた人たちの話を聞いてきます。

だいたいのスケジュールはウルトラシャルソン_タイムテーブルをご覧ください。

 

このスケジュールに沿って、会える方募集します。そしてここでパクチー銀行・東北臨時キャラバン支店として、パクチーの種を配ります(正確には貸し付けw)。ウルトラシャルソンが面白そうだなと思う人と、パクチーの種が欲しい人は声をかけてくださいってことです。では、どなたかに一人でも会えたら嬉しいな。

 

ウルトラシャルソンに行こう!