マデイラ☆GOチャンネル!に出演

「マデイラ☆GOチャンネル!」に8月以来の出演です。画像をクリックすると該当のページに飛びます。

 

【築地マデイラ】マデイラ☆GOチャンネル!「ありえない」をブームにする!日本パクチー狂会・会長 佐谷 恭さん(4)

 

【築地マデイラ】マデイラ☆GOチャンネル!「89」への執着!一歩一歩進めば必ずゴールできる!日本パクチー狂会・会長 佐谷 恭さん(5)

 

【築地マデイラ】マデイラ☆GOチャンネル!安定を望まない生き方 日本パクチー狂会・会長 佐谷 恭さん(6)

パクチーの香り付き書籍 #ありえないをブームにするつながりの仕事術

パクチーの香り付き書籍を販売しています。

1月11日初版発行の『「ありえない」をブームにするつながりの仕事術』。パクチーハウス東京の10年の出来事を中心に、つながりが生んださまざまな実例を書いた本です。

この本にサインとパクチーの香りをつけてお送りします。たぶん世界初のパクチー香つき書籍です。まずは89冊限定販売です。

本体価格(1750円)+消費税(140円)=1890円
送料 180円


内容紹介
世界50カ国以上を旅している著者が、株式会社旅と平和を設立して、「ありえない」と言われ続けた、世界初のパクチー料理専門店、東京初のコワーキングスペースPAX Coworkingをブームにするまでの過程を詳細に描いた。連日満員にするまでに、何を考えたのか?何をしたのか?どんな「つながり」を作っていったのか?さらに2018年3月、人気店を突如として閉鎖したそのわけは?「僕ははじめてのことしかやらない」と断言する著者の道なき道の歩き方。CAMPFIREでのクラウドファンディング成功企画。

内容(「BOOK」データベースより)
パクチー料理専門店を開くと言ったら「狂っている」と言われた。パクチー料理専門店を閉じると言っても「狂っている」と言われた。僕の構想に「世の中の制約」の話ばかりする人がいた。日本中で「人のために」踏まれているこのブレーキが、日本をつまらなくしていると僕は思う。癒着ではなく、つながり。それが人生と世界を豊かにする。

著者について
2018年3月まで東京都世田谷区経堂にあった世界初のパクチー料理専門店「パクチーハウス東京」のオーナー。「パクチー料理専門店?なにそれ!?ありえない」と言われ続けたにもかかわらず、強烈なパクチー愛と執念でパクチーの普及に“全緑”を尽くし、連日満員のお店に。10周年の直後に電撃発表で閉店を告げ、その89日後の3月10日に閉鎖し現在は「無店舗展開中」。国内外の各地でパクチーハウスをポップアップ営業している。東京初のコワーキングスペース「PAX Coworking」の創業者であり、人と人、街と街とがつながるランニングイベント「シャルソン」の創始者でもある。

Amazon等でも買えます(パクチーの香りはついていません)。

 

パクローストビーフ #パクチーハウスのパクチー料理

クリスマスが終わった直後に、ローストビーフのレシピを公開(笑)。パクチーハウス東京ではラム肉ブロックを使って「ヤンロースト」という名前でクリスマスイブとクリスマス限定で販売していました。

パクローストビーフ

材料

・牛肉ブロック(モモ)
ワイン塩
乾燥パクチー(葉)
パクチーの種
・オリーブオイル
・生パクチー 大量
<ソース>
・しょうゆ 89cc
・日本酒 50cc
・みりん 39cc

 

作り方


牛肉ブロックを室温に戻し、ワイン塩、乾燥パクチー、パクチーの種を擦り込む。


フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、牛肉ブロックを強火で炒め、全体に焼き色をつける。ここでついた焦げ目が後からうまさの秘訣となる。


焼き色がついたら牛肉をラップにつつむ。さらに、ジップロックで二重につつむ。空気はしっかりと抜く。


沸騰したお湯に3を入れ、強火のまま3-5分。火を止めて肉が浮かないようにし、蓋をする。


15分経ったら袋ごと取り出し、冷めたら冷蔵庫へ。


肉を炒めたフライパンにソースの材料を入れ、沸騰させる。お好みでショウガやニンニクを入れてもよい。


肉を切って盛り付ける。口の中で肉から溶ける脂をパクチーで包み込め!

 

  

 

パクチーが、平成の野菜3冠王!!!

タキイ種苗の発表によると、「流行り」「代表」「定着」の3部門で、パクチーがすべて首位を獲得。平成野菜の3冠王と決定したそうです。
https://japan.cnet.com/release/30285772/

日本パクチー狂会からはじめ、パクチーハウス東京での10年超の営業、そして無店舗展開により世界中に「パクチー料理」を広めている者として、この発表を嬉しく思います。

特に、美味しいパクチーを生産してくださっている農家さんにお礼を言うとともに、大きな拍手を送りたいと思います。

そして、パクチーをともに愛してくれたお客さん、その他まだ見ぬ多くのパクチー狂にも感謝します。

さらに追パクしていきましょう!

 

平成30年12月11日
パクチーハウス(paxi house everywhere)
佐谷恭

 

パク塩アイス #パクチー料理のパクチー料理

パクチーハウス東京で大人気メニューだった「パク塩アイス」のレシピです。初期の頃はトマトパクチージャムを、3年目ぐらいから「パクチーはちみつ」とパクチーの種をかけて提供していました。

パク塩アイス

材料

・牛乳 300ml
・生クリーム 300ml
パク塩 6g
・砂糖 89g

作り方


牛乳と生クリーム(半量)、パク塩、砂糖を鍋に入れ、熱する


砂糖が溶けたら火を止め、残りの生クリームを入れる


冷めたらステンレスのケースなどに流し込み、冷凍庫へ

*完全に固まる前に何度か混ぜると柔らかく仕上がる

 

 

『パクチーハウスのパクチー料理(2)』出ました

気まぐれゆったりペースでパクチーハウスのレシピを公開しております。パクチーハウス11周年の日に、『パクチーハウスのパクチー料理(2)』が出ましたのでお知らせいたします。ぜひご利用ください。

今回はヤンパクやパクパクピッグパクポークビッグパクパクパクポーク、パク天などの人気メニューと、コラボメニューが満載です。ラグマン鍋も完全版と簡易版を用意しましたので、状況に合わせて使い分けください。

 

パクチーシャーベット #パクチーハウスのパクチー料理

 

 

パクチーシャーベット

材料

・三温糖 400g
・白ワイン 400cc
・ミネラルウォーター 1200cc
・レモン汁 60cc
・パクチー 89g

 

作り方


小鍋に三温糖と白ワインを入れ、沸騰させてアルコールを飛ばす


容器に水・レモン汁と1を入れ、冷めたら冷凍庫へ(凍らせる)


2を少し解凍させ、フォーク等でほぐす


パクチーをフードプロセッサーで細かくし、3を少しずつ加えながら撹拌する


全て混ぜ、滑らかになったら容器に戻して再冷凍させれば完成

 

ラグマン鍋(完全版) #パクチーハウスのパクチー料理

ラグマン鍋(完全版)のレシピを公開します。

『パクチーハウスのパクチー料理(2)』が11月20日から販売開始です。ラグマン鍋はもちろん、ヤンパク・パク天・パクパクピッグパクポークビッグパクパクパクポークなど、大人気レシピが満載です。

 

 

ラグマン鍋(完全版)

材料(4人分)

<スープ>
(A)
・サラダ油 60ml
・クミン(ホール) 15g
・おろしニンニク 35g
・おろしショウガ 35g
・カピ
(B)
・トマト缶 3本
・ローリエ 3枚
(C)
・豆板醤 15g
・砂糖 20g
・スープストック 2000ml

<薬味>
・ごま油
・玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
・ローリエ 2枚
・赤唐辛子(ホール) 2本
・クミン 5g
・おろしニンニク 5g
・おろしショウガ 5g

<具材>
・パクチー 大量
・ニンニクの芽・ニラ・ピーマン・キャベツ・ニンジン・ジャガイモ・青梗菜・ほうれん草・クレソンなど季節に応じて
・えのき・しめじ・舞茸など
・ラム肉(1人前 89gぐらい)
・牡蠣・白身魚・貝類など(お好みで)

<〆>
・うどん
・卵

作り方

<事前準備>


(A)をフライパンでよく炒める。カピの香りを引き出し、臭みがなくなり全体が馴染むまでしっかりと。


鍋に1を移し、(B)を入れて煮詰める


2に(C)を入れ、ひと煮たちしたら火を止める。

<さぁ、楽しもう>


鉄鍋にごま油をしき、熱する。クミン・赤唐辛子・ローリエ・おろしニンニク・おろしショウガを順に入れ、香りを出す。続いて玉ねぎみじん切りを入れて香りを楽しみながら透き通るまで炒める。


スープを入れ、温まったら煮えにくい野菜から入れていく。あとはお好きなように!


〆にうどんを入れ、卵を溶いてお好みのタイミングで食べる

 

簡易版はこちら

 

 

ラグマン鍋(簡易版) #パクチーハウスのパクチー料理

メニューに書いていないのに人気のメニューだったラグマン鍋。誕生のきっかけは、1周年を目前に控えた2008年秋、雑誌『BAILA』が人気店主オススメの鍋特集の取材を申し込んでくれたことでした。

電話を受けた当時まだラグマン鍋は存在していません。「パクチーハウスは鍋メニューないんですよー」と伝えたところ、「メニューになくても、パクチーハウス東京のオーナーがオススメしたい鍋をレシピ付きで出したいんです」との返答がありました。

面白いこと言うなと思って、取材を承諾。僕が鍋にしたい料理は何だろうと考えました。そして、僕が大好きで、いつかメニューかしたいと思っていた「ラグマン」をアレンジしようと思いつきました。自宅で何度か試作をし、キッチンスタジオでの取材に臨みました。

ラグマン鍋は、1周年記念パーティの当日に見知らぬ他人と囲む鍋としてデビューしました。そして、『BAILA』が発売した12月12日からメニューとしての提供を始めました。4人以上で完全予約制です。

なお、以下のレシピは最初期のもので、その後たくさんのスタッフが改良を重ねてくれ完全版が出来上がりました。完全版も近日公開いたします。

 

ラグマン鍋

材料(3〜4人分)

・パクチー たっぷり
・トマト水煮缶 1缶
・にんにく 3片
・しょうが 3cm
・玉ねぎ 1/2個
・じゃがいも 2個
・クレソン 1束
・ニラ 1束
・水菜 1株
・ニンニクの芽 5〜6本
・ピーマン 2個
・しめじ 1パック
・ラム肉 しゃぶしゃぶ用 400g
・クミンシード 小さじ1
・ローリエ 1枚
・塩/胡椒/ごま油 少々
・鶏がらスープ
〆に!
・うどん
・卵

レシピ


ニンニク、しょうが、玉ねぎはみじん切り、ニラ、水菜、クレソン、ニンニクの芽は5cmに切り、ピーマンは細切りにする。パクチーは根を落としてざく切りに。じゃがいもは、一口大にして水にさらす。しめじは食べやすくほぐす。


鍋に油をしき、クミン、ローリエ、にんにく、しょうがを炒めて香りを出す。続いて玉ねぎを炒め、玉ねぎが透き通ったらパクチーの根を入れて炒める。


2にトマト缶、鶏がらスープ400mlを入れて沸騰させ、塩・胡椒で調味。火の通りにくい野菜から順に入れ、ラム肉も適宜入れる。器に盛り、パクチーをのせる。


〆はうどんを入れて、溶き卵を加えてよく混ぜましょう。

水戸黄門はパクチーを食べていた!

パクチーは千年以上前から日本に存在し、江戸時代には寿司の薬味として使われていたということは、日本パクチー狂会の創設期から繰り返し述べていることですが、あの黄門様が日本のラーメンの元になるものを食しており、その薬味にパクチーを使っていたという情報を得ました。

以下、ほぼ同内容になりますが、2つの文献から引用させていただきます。

光圀にラーメンを振る舞い、中国の珍味を知らしめ、光圀を一層の食通人間に仕立てた人がいる。朱舜水である。
(中略)
舜水は古来から中国に伝わる藕粉を使った平麺の打ち方を知っていた。そこで光圀への返礼の宴にはなにはさておいてもと、伝来の麺を打ってもてなした。
(中略)
この時、朱舜水は、光圀にもう一つ祖国の味を伝えている。麺の薬味である。いまでこそ中国の麺の薬味といえば胡椒ということになるが、舜水が光圀に伝授した薬味は「川椒」「青蒜絲」「黄芽韮」「白芥子」「芫荽」の五種類であった。

小菅桂子『水戸黄門の食卓』(中公新書、1992)pp41-46

 

では、朱舜水がもたらしたラーメンは、どのように味をつけたのか。光圀が食した藕粉でつないだ平打ち麺は、スープに「火腿」(豚肉の塩漬けハム)を使用。舜水は光圀に、薬味を五種類(「五辛」)伝授したという。
「川椒」(大陸山椒)、「青蒜絲」(ニンニクの茎)、「黄芽韮」(黄ニラの若芽)、「白芥子」(白芥子)、「芫荽」(香菜)。
現代の日本人には、さほどきつい匂い、味ではないかもしれないが、江戸開府から百年と経っていない光圀の時代には、さて、どうであっただろうか。

加来耕三『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社、2015)pp71-72

 

*藕粉・・・蓮根の澱粉
*2つの文献は、岡パクを代表する黄ニラ大使のFacebookで知りました。