7年前に初めて食べてからずっと、ラグマンを世に出したいと思い続けてきたKyo paxiです。今月からメニュー化した完全予約制のラグマン鍋ですが、昨日ついに食べていただきました!!
前日に予約の電話をもらったときには興奮しましたね。「ホームページに載っている鍋を食べたいんですが」「食べましょう!」…。
中国・新疆のラグマンはホント美味しいです。僕が新疆ウィグル自治区を旅しているときは一日に4食食べていました。日本で食べたいと思っていましたが、出会うことができず、この美味しさを伝えるため、家族や友人に作ってあげたことがあります。当時はこういう形で、自分の店で出すことになるとは思いもしませんでしたが…。
飲食店にはずっと“行く専門”でした。ひょんなことからパクチーハウス東京を作ることを決めたのですが、なんとか1年続けることができたので、最近創作意欲に沸いています。これまで約50カ国を旅している間に、感動・感激・感謝した料理がたくさんあります。また、僕だけでなく、パクチーハウスのスタッフは全員旅人であり、それぞれの体験から料理や接客に関するアイデアを出しています。
このラグマン鍋を皮切りに、パクチーハウスはさまざまなチャレンジをしていきたい――これが僕の今の心境です。ますます楽しく、美味しくなるパクチーハウスに乞うご期待。
かなり熱くなりました。ラグマン鍋は、新疆の麺料理であり、《ラーメンの起源》《ミートソースの起源》とも言われる歴史ある食べ物。この味わいを活かしながら、日本が世界に誇るべき文化である“みんなで楽しくワイワイする”鍋と融合させたものが「ラグマン鍋」です。
最近多くの居酒屋で「ひとり鍋」を出しているのをご存知ですか? パクチーハウスは“鍋は大人数でつつくべき”という信念を持っているため、ラグマン鍋の予約は4名様以上でしか受け付けません。ぜひお友達に声をかけまくってください。では、“お一人さまで来ても楽しめるパクチーハウス”というスローガンはどこへ行ったのか? →そのためにある企画が「見知らぬ他人と食べる鍋」なのです。
先月の一周年パーティ初日にこの方式は大成功を収めましたが、これを日常化するための作戦を今真剣に考えています。年明けにはまとまると思いますので、参加ご希望の方はもうしばらくお待ち下さい。どうしても待ちきれない方は、今月12日発売の女性ファッション雑誌『BAILA』にレシピを掲載しておきましたので、ぜひご家庭でトライしてください。
「ラグマン」と「鍋」には思い入れが深すぎて、散漫に語ってしまいました。このメニューのデビューにかかわってくれた5人の方! どうもありがとうございました。 楽しそうに鍋をつついている姿を見て、「メニュー化してよかった」と嬉しくなりました。
では、記念撮影:
ご来パクありがとうございました!