不動産屋の対応2

不動産屋はそっけない店が多い。どうしてだろう。飛び込みであたってみて「飲食店の店舗物件を探しています」というと、「飲食はないね」と言い捨てる。こちらの希望を聞くとか、見つかったら連絡しますとか全くないところも多い。
空き物件の見学に行ったあと、その周辺の不動産屋に入ることもある。数件先に空き物件があるのに、「この辺には全然ない」というのはどういう神経だろう? 情報収集能力が客より欠如しているなら、プロ失格ではないか。
そっけないところはまだいい。ヤクザっぽいというか、迫力のあるところもある。店に入った瞬間、なぜか睨まれる。動揺を隠して、物件を探してもらう。いい物件があったってそういうところとは契約したくないよ。後々まで怖い。
…と言いながら、そういう店で先日よさそうな物件があって、見学に行ってしまった。待ち合わせ時間から15分経って電話すると、「すぐ行きます」。結局50分待たされた。先方は2人で来たが、1人は後部座席でどーんと座っており、車から降りたあともこっちが挨拶しようとアイコンタクトをしようと、全く反応なし。迫力系。
ちなみに、そこの家賃は数日前に店で聞いたときより3万円上がっていた。理由を問うと「前のは社長が勝手に言っただけです」。“社長”が“勝手”なんですか? 
ついでに言うと、この不動産屋には「申込金を入れないと、交渉ができない」と言われ、早々の入金を促された。大家に質問するにも申し込みをしておけと。質問に対して適切な答えがないと、申し込みなんてできないだろうと思うのに。後日、別の不動産屋に聞いたら、「申し込みと入金は別ですよ。契約が決まったら入金です」と言われた。やっぱり。
もちろん、いい不動産屋もある。親身になって物件の紙をめくってくれる。そういうところと、一緒にやっていきたいと思う今日この頃である。