パクチーハウス東京Director and Catalystの Kyo paxi です。
カウンターのところからお客さんを見ていて、とても嬉しいことがあります。それは、席に着いたとたん、々グループ内で自己紹介を始めたり、一人がそれぞれを紹介しているシーンを見ること。
別に合コンが流行の店というわけではありません。小耳に挟んだ話からすると、(1)「パクチー好き」というキーワードである人がいろいろな友人に声をかけた、(2)飲み会のスタイルとして、いつも不特定多数の人に声をかけているタイプの人がしきっている、というようなパターンが多いようです。いずれにせよ、パクチーまたはパクチーハウスが、人と人との出会いのきっかけとなっているとしたら嬉しいです。
これをもっと、もっと、もっと発展させて、グループ内だけでなくグループ間でも交流が進めば面白いと思います。一人で飲みに来る人も最近増えてきましたが、そういう人を仲間に加えるとか、そういう動きももっとあればいいなぁと思います。それがもっと、もっと、もっと発展すれば店内だけでなく、他の店にいる人とも交流できるようになります。(この件については「コンセプトのチェーン化」という考え方で進めて行きますが、語りだすと論文1つ分ぐらいにはなりそうなので、今日はやめておきます)
身内以外の人と話す効果として「ネガティブな話を(ほとんど)しない」ということがあります。見知らぬ人と出会い、盛り上がり、どんどん元気になる。その元気なテーブルを見て、他の人たちも(もちろんパクチーハウスのスタッフも含めて!)エネルギーを湧かして行くのです。
こういう考え方で店舗運営をしていますので、パクチーハウス東京は相席になってもらうことをためらいません。いや、正確に言うと未だに「悪いなー」と思ってしまうのですが、同じテーブルにたまたま居合わせた人同士がいつの間にか盛り上がる姿を見て、相席を「チャンス」と思われるような店になりたいと日々思いを強くしています。
よって当店は「相席推奨の店」です。近い将来、すごく空いている時間なのに、ここに来るお客さんが誰かが座っているテーブルに近づいて「横いい?」という状態が常に起れば面白いです。
この考え方は約1年前に作った事業計画にもすべて書かれています。店のオープンから半年で、まだまだ日々のオペレーションに慣れず、その段階に至っていませんが、ここに改めて皆さんに僕の「思い」を表明しておきます。
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