Kyo paxiです。
2月28日(日)開催の第5回東京シャルソン。
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この発想の原点は、フランス・ボルドー郊外で毎年開かれているメドックマラソンにあります。「ワインを飲みながら走るフルマラソン」ということで世界的に有名で、テレビ等で観たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ビールっ腹がどうしようもなくなり否定していたランニングを始めた僕は、「酒×ランニング」ということでこの酔狂なマラソン大会に一度だけ出てみたいと思うに至りました。そして2011年9月に友人らを誘って出場。
そしてこのマラソンの本質に気づきました。
酒飲んで走るから楽しいというだけでなく、参加者同士が会話を気軽にできる雰囲気がメドックマラソンの特徴だったのです。ワインがグラスで出てくることも多いので、ランナーは立ち止まってそれを受け取ります。そして香りをかいだりグラスを回してみたり。ついでに横にいる世界の誰かと乾杯し、会話も始まります。また、毎年テーマが決まっていて仮装が義務づけられているので、周りには面白い格好をした人がたくさん。したがって、飲んでないとき(走っているとき)もたくさんの人と会話をすることになります。
メドックマラソンはコミュニケーションに溢れるマラソンだったのです。
これと同じようなことを日本でもやりたい。僕はそう思いました。まったく同じスタイルでやる構想もありましたが、よりシンプルに、誰もが簡単に作れる仕組みにしようと思いました。
「マラソンで地域おこし」ということを言う人も増えていた時期でした。しかし僕は通常のマラソン大会のように年1回大規模でやることは、一時的な盛り上がりとはなっても、継続的なまちおこしにはなりにくいと感じていました。だから、小規模開催を前提としたもので、力がなくても気持ちがあればできるものにしました。
それが「経堂マラソン」で、過去4年に全国で約100回も開催されることになる「シャルソン」に発展したのです。
「シャルソン」はメドックマラソンの本質的な部分を、誰でもできる形にしたシンプルで楽しいイベントです。走るまちを、人を介してよく知ることができる、新しい地域おこしの形です。
パーティするようにマラソンしよう!
ご当地シャルソン協会
Kyo paxi