パクチーハウス東京の大テーブル

Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Post to Google Buzz
はてなブックマーク - パクチーハウス東京の大テーブル

風邪をひきかけながらすぐ復活したKyo paxiです。また明日からがんばります!
パクチーハウス東京には通常で8人座れる大きなテーブルがあります。幅が結構あるので、2人で来ると、向かいの友人よりも隣の他人の方がずっと近くに感じられます。これがこのテーブルを設置した理由です。
最近、個室がウリの居酒屋なども増えていますが、僕は狭苦しい個室はあまり好きではありません。外食するときには色々な目的があり、こっそり密談したいときはそういう店に行けばいいと思いますが、広々とした場所で豪快に飲むのが楽しいんじゃないかと思っています。
パクチーハウス東京は店内が明るく、来ている人・働いている人の顔や、他の人が食べているものがよく見えます。メニュー表を見て注文を決めてもいいのですが、他の人がおいしそうに食べているものを見て、その人に感想を聞いたりして、そして注文するのも面白いと思いませんか。
大きなテーブルは知らない人同士のコミュニケーションを促す仕掛けです。一緒に来た友達よりも他人の方が近くなるこの席で、知らない人との会話も楽しんでください。大丈夫! 「知らない人」であるのは、話を始めてから3分ぐらいのものです。
パクチーハウス東京が営業を開始してから4週間が過ぎました。このテーブルで、僕が意図した通りの面白い出会いが、何度もありました。カウンターの内側からこうした光景を見て、よく「僕も仲間に加わりたい!」と思っています。(たまに加わらせていただいております、喜)
僕はこれまで、約50カ国を一人で旅してきました。別に孤独が好きなわけではありません。行く先々でいろいろな人と出会いました。一人で旅をしていると、一番辛いのが食事。一人で飲んだり食べたりは、ちょっと寂しいと感じます。しかし、どこの国に行っても、たいていの場合、一人で店に入った僕は誰かに見つけられ、話しかけられ、いつの間にか長居して、気がつくとそこで会った人と何軒もはしごしたり、それから先長い友達になったりしてきました。
僕はパクチーハウス東京に、誰もが他人に気軽に話しかけられる雰囲気を作りたいです。最近は「アヤシイ人が増えている」という報道が過剰になされ、知らない人に話しかけるのは誘拐犯かナンパ師のようなことを言われていますが、大変悲しいことだと思います。席が隣になった人、道ですれ違う人など、全ての関わりには縁があるのだと思います。これを否定し、隣の家の人に挨拶もできない人が多い現状は、異常です。
突然全ての人がフレンドリーになって、道行く人同士が声を掛け合う状態に、日本全体がいきなりなるとは思いません。しかし、パクチーハウスという26坪の狭い空間の中だけでは、そういうことを遠慮なくできるのだと、できるだけ多くの人に思ってもらいたいです。そして、そのことが楽しいと実感した方が、パクチーハウスの外でもそれを行えばいいのだと思っています。
パクチーハウス東京の大テーブル
パクチーハウスで知り合い、大盛り上がりの4人。僕も加わらせてもらい、美味しいビールを頂きました。

No related posts.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です