専門料理店の店主(37)が「脱法ハーブ」を貯蔵、提供したとして薬事法違反容疑で逮捕され、経堂署(東京都世田谷区)が同法違反(指定薬物の貯蔵)容疑で東京地検に書類送検していたことが分かった。4月1日付。
送検容疑は2007年11月20日より、同区農大通り商店街の店舗で、それまで“ありえない”とされるコンセプトで一つのハーブに特化する専門料理店を開 き、その好き嫌いがはっきり分かれるとされるハーブを料理に混ぜ込んだ脱法ハーブを提供し、また同一のハーブを近所の食べログ高評価のエスニック料理店に 供給していたこと。同店の顧客が、明るい店内で通常の飲食店ではありえないほど笑顔であり、着席よりも立ち飲みが楽しいとブログやツイッターなどで発信を 繰り返していたことから、発覚した。
同署によると、男の経営する専門料理店からは、モノテルペン類のセルミン C10H16やデカナール成分を含む植物片のほか、モノテルペン類のd-リナロール C10H18Oを含む種子が発見されており、入手先などを追及している。
同 店からは夜な夜な「ビラビラビーラパクパクパク」という叫び声が聞こえるという付近住民の証言もあり、昨年11月には、同署が事情聴取をしたが、容疑者は 「北欧の乾杯の音頭をもじっただけだ」などと訳の分からないことをつぶやき否認していたという。また、「グラミン銀行を超えたい」などと称して“パクチー銀行”頭取を名乗ったり、「恐怖の王様が来る」と生活に不安のあるフリーランスや不安定な零細規模の経営者を脅して東京初の“コワーキングスペース”に入居させたりしている。
容疑者は海外でも同じハーブを使ってネットワークを形成しようとしており、国際刑事警察機構(ICPO)も国際指名手配を要請したばかり。容疑者の組織するInternational Paxi Organaization(IPO)について尋ねると「コワーキングの知名度も高まってきたので、International Coworking & Paxi Organizationに変えてやろうかと思っている。これで俺もインターポールだ」と豪語し、関係者を困らせている。
4/2追記:エイプリルフール、ありがとうございました!
No related posts.